富士山チャンネル

安易な世界遺産登録は富士山の崩壊を早める

過去の投稿月別表示

[ リスト | 詳細 ]

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]

イメージ 1

イメージ 2

「隔掻録」

<登山口>
北口を吉田と云い、南口を須山口、須走口と云い(この二口駿東郡)村山口、大宮口(富士郡)と云ふ。五口各々村名を以て呼ぶ也。須走口は山上八合目に至りて吉田口と合す。故に山上には南北二口なるのみ、南を表とし、北を裏とすれども、昔より北口を登る者多し、殊に身録派の行者、不便の国といえども北口に来り、身録が先蹝(じゅう)を追う也。
駿州の大宮司も例祭には、北口を登る事を例とする。
<富士の山名主>
富士山足に大石と云える村あり、都留郡なり、其村に弥一右ヱ門と云える者有り、今川家より免許せられたる富士の山名主にて、今川代々の文書数通今に持伝え、山上のこと一切管領せざる事無し。大宮司この家に投宿し、此者を嚮道として登山すること亦恒例なりと云う。
<山開き>
毎年六月朔日を山開きとし(註・以下すべて旧暦なり)七月廿七日を山仕舞いとすれども、強いてする者は三月下旬に二合目まで登り、九月上旬にも五合目迄登る也。
<御山を裂く・風を招く>
行者は南に登りて北に降り、北に登りて南に降るを御山を裂くと称し、扇を持って登るを風を招くと称して両つ乍ら忌む事なり。

<師職の家・役銭>
師職の家は吉田・川口(この間大湖を隔て隣村に非ず)両村に在り、詣人こゝに投宿し山役銭百二十二文を出し祓を修せしむ。(この役銭古へは二百四十四文にて、武田家へ上納せしこと領主小山田信義永録年中古文書に見え、後元亀年中半分に免ぜられ、百二十二文づつ領主へ納めしところ、元禄の頃に至り師職相続の為すべて師職に下し置かれたり。
不浄祓の料三十二文(師職の得分也)
二合目「役の行老」賓銭十二文(六文は別当の得分、六文は師職の得分)
金剛杖の料八文(山上にて発る者有り)
五合目二十二文(十六文は休息料、他は吉田師職得分)
九合目鳥居御橋十四文(この地は駿州の持分にして役銭は吉田の得分也)
頂上薬師ケ嶽二十文(十四文は駿州大宮司、六分は吉田得分)
惣計百二十二文(この役銭昔しは山上処々にて出せしを、今は師職共一度に受取置き後に清算して配当すと也。詣人の煩を省ぐ為なるべし)
<御師の数>
川口頼みの御師ある者も役銭は吉田に納めると也(吉田御師は八十六人、川口御師は不明、吉田入口に詣人の改所あり、この処武田家の頃新銭、悪銭並詣人々数改めの為、領主より奉行を置きし事、永禄二年小山田の古文書に見ゆ)今は只詣人の改のみ也。
強力を傭い(傭銭四百文位)行厨、寒衣、草鞋等を持たしめ、
馬を買い(行程三里、駄賃二百文位)
かご竹与(かご)を貸し(賃銭四百文位)先ず吉田村仙元に詣でる。

開く トラックバック(12)

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]


.

過去の記事一覧

富士山文化と世界遺産
富士山文化と世界遺産
男性 / AB型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事