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この辺で少し日記のような記事を書きたいと思います。
現在私は理学療法士(PT)として、勤務しています。職業柄、多くの高齢者とかかわる機会が多く、
いろいろな方々からとても為になるお話をいただきます。やはり人生の大先輩は考え方や受け取り方、物事の切り口そのものが違い、とても勉強になります。
ところで、私は・・・
回復期→維持期・慢性期へと職場を変えてきましたが、疑問に思うことがあります。
医学的には「病気や怪我の治る限界は存在する」となっており、おおむね3〜6ヶ月経って
からは回復が望めないということになっています。
ということは、維持期・慢性期では何のためにリハビリを行うのでしょう?
文字通り維持目的だけであるなら、「運動指導員」「スポーツトレーナー」など運動に知識が
少しでもある人であれば誰でもいい。極端に言うと、免許や資格を持っていなくても、
ちょっとした知識があれば誰がやってもいいのでは?となってしまいます。
私は、「治る限界」は存在しないと思っています。変化が全くなくなる事などこの世に存在しない
と思います。この患者様は・・・この利用者様は・・・発症から○○年経っているから・・・
といって真剣に取り組んでいない治療者も未だに多々います。
こんなことでは国に、軽く扱われるのも当然ですし、医療法や介護保険法などの人員配置基準が明らかに
おかしな人数となっていることも頷けます。
私は私なりに、対象者の現在の能力、問題点など日々分析しながら治療に専念しています。
そして、発症から何年たっていようが、変化も少しずつですが確実に出てきています。
前の職場では、「患者様の限界は無い!もし変化しないのであれば、治療者側の限界だ!」とよく指導されていたものです。そのときはあまり実感がわかなかったときもありますが、現在は、前の職場で
指導されていたことは本当だと、実感しています。
病気や怪我でリハビリを必要としている方々とその家族に言いたいです。
諦めるのは簡単です。諦める事と障害を受け入れる事とは違います。
諦めずに、より向上することを目指してください。
私たちも諦めずに、よりその人の人生の質(QOL)が向上するように努力していきます。
例え何年経っていようとも・・・
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