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花しおり
夏の永い暑い夜
うすずみ色の花は咲く
幾ら重ねても向こうに透けて
涼しげに揺れている
手折ろうとすれば闇に紛れ
哀しげに睫毛を濡らしていく
読みかけて閉じたページに
挿んだままの花しおり
静寂に舞い降りて それは
うすずみ色の花となる
のこりいろ偲ぶ花となる
阜可 忠
令和元年八月朔日
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花しおり
夏の永い暑い夜
うすずみ色の花は咲く
幾ら重ねても向こうに透けて
涼しげに揺れている
手折ろうとすれば闇に紛れ
哀しげに睫毛を濡らしていく
読みかけて閉じたページに
挿んだままの花しおり
静寂に舞い降りて それは
うすずみ色の花となる
のこりいろ偲ぶ花となる
阜可 忠
令和元年八月朔日
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