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昨日は土曜日ということもあり、夜の上野公園は花見の人でいっぱいだった。
日本人は桜が好きなのは勿論そうなのだが、花見という行事に日頃のストレスをぶつける方にどちらかというと熱を上げているようにも見える。
公園をしばらくぶらぶらして、おもむろにアパートに向かった。
ウォーキングでよく使うコースで1時間弱の道のりだ。
今週はそれまでのウォーキングのオーバーワークで股関節が痛かったこともあり、ウォーキングをしてなかったのでここは是非ともゆっくりゆっくりでも歩いておきたかった。
しかし、アパートまであと5,6分というところで突然、ふっと気が遠くなるような感じを受けて咄嗟に、身をかがめた。
数分、ただじっとしていたら少し落ち着いてきたが、まだ立ち上がると危ないという感じがあった。
何よりも、一体これは何なんだという不安が襲ってきた。
原因を色々考えた。
健康診断で血糖値が高いといわれたことがあるので糖尿病か?
そういえばしきりに唇が乾いて痛いほどだった。
しかし、糖尿病であれば急死はないだろう?
一番心配なのは脳梗塞とか脳溢血とか。
そういえば、上野公園でぶらぶらしているときに、左手の指先が少し麻痺してる感覚があり、良く脳梗塞の前兆でそういうのがあると聞いたことがあった。
血圧は子供の頃から低血圧気味であったがやはり最近の健康診断では普通よりも若干高めと言われて気になっていたが、それでも若干高めでは脳梗塞のリスクはそんなに高いはずはない。
以前タレントの坂上二郎氏の話でゴルフの最中にたまたま医者が一緒に居てその医者が坂上氏のゴルフを制止して何だろうと思っていたらそのうちふっと気を失ったという体験を聞いた。
本人が自覚しないうちに気を失ってしまったわけだから、自分ももしこのまま気を失えば行き倒れになる。
それが、一番怖い。
頭の中を色々な考えがぐるぐると回る。
そうだ、以前脱水症状で熱が出たことがあり、風邪だと思って医者に言ったらスポーツドリンクを飲んでくださいといわれ、実際にそれで嘘のように熱が引いた経験があった。
それ以来水分補給には気をつけている。
ちょど道路の反対側に、自販機があったので恐る恐る立ち上がりスポーツドリンクのようなもののボタンを押したら単なる水だった。
あわてていたのだろう。
それを飲んで、とりあえずタクシーを拾おうと思ったが、何台も通ってもすべて客を乗せている。
花見で飲んだおじさんたちで今日はタクシーの需要も多いのだろう。
仕方なく、さらにゆっくりと歩き始めたが、いつどうなるかという不安はあった。
そして冷たい水を飲んだこともあり急に寒気が襲った。
そうだ、今日は昼間の暖かさで薄着で出たままだ。
もしかしたら体が冷えたのか?
1,2分歩いたところで数十メートル先で丁度客を降ろしたタクシーが方向転換しているところだった。
後僅かでタクシーを使うなんて悔しい気持ちはあったが、ここはそんなことを言ってられない。
タクシーに乗せてもらい、アパートにたどり着いた。
横になった。
少しは楽になったが、まだおかしい。
からだは冷え切っているのでしこたま着込んで、ふとんにもぐりこみ、電気アンカも抱いた。
しばらくして汗が出始めると大分楽になり普通の感覚が少し戻ってきた。
しかし、まだ万全とはいえない。
トイレにたつのも恐かったが立って、歩くと手足に力が入らない。
やはり一体何なんだ?
このまま眠るとそのまま永眠というようなことになるのではないか?
もしかしたら死ぬ?
病気としては脳梗塞などが死につながる可能性が一番強いが諸々の症状はどうも単純にそうだとはいえないように思う。
横になってても心臓が妙にどきどきする。
胃の辺りが焼けるような感じに気がついた。
そういえば今日の夕食は回転寿司で思い切り食べた。
食べすぎとその後の運動でおかしくなったのか?
横になっても不安で眠れない。
そのうち学生時代に食あたりで一晩死ぬほど苦しんだことを思い出し、食あたりか?と思った。
そうするといろんなことが説明できる。
体が弱っていたときに食べすぎで少しの菌でも体がやられた可能性がある。
胃に血液が集まるときにウォーキングをしたものだから頭や手足の先から血が引いてしまった。
もしそうであれば、死ぬ心配はない。
そのまま眠った。
朝起きてみたら胃の辺りに違和感。
単なる食べすぎとは違う。
やはりあたったのだろう。
今日は免許の更新に行く予定だったが大事を取って来週にしようかどうか迷っている。
しかし、日常の生活の中でこのようなリスクと隣りあわせであることを忘れてしまっているが、リスク管理の観点から、あらゆるリスク最大最悪のリスクまでも想定した準備を考えないといけない。
そんなことを考えたできごとであった。
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