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小沢氏不起訴

小沢氏の不起訴が決まった。

果たしてこの判断は日本にとって良いことなのだろうか。

戦後日本の政治史を考えると、今という時代の政治の形にもっとも大きな影響を残しているのは間違いなく田中角栄氏である。

彼の絶頂期はまた日本の絶頂期である高度成長時代とも重なる。

右肩上がりの時代には大きくなり続けるパイをどのように分配していくのかがテーマであり、受け取り分が多少少なくても増えていくのは間違いなかった。

プロセスが本当に正しいかよりも、大きくなり続けるパイがすべてを正当化していたような時代だった。

田中氏はロッキード事件で失脚したが、闇将軍として裏から政界の実権を握り続けた。

田中角栄にもっとも可愛がられた政治家が小沢氏であり、その手法は間違いなく受け継がれている。

つまり、国民は政権交代したと思っているが、もっとも自民党的な体質を持つ小沢民主党に政治を逆流させてしまったわけだ。

この点についてマスコミもほとんど触れない。

政権交代で政治が新しくなったというフレーズばかりが踊っている。

小沢政治からの脱却は日本の大きな課題であろう。

小沢氏事情聴取

小沢氏の事情聴取が行われた。

検察からの要請に対して「忙しい」を理由として応じず、石川議員はじめ3名の側近の逮捕者が出て、ようやく実現した。

随分遅い対応である。

一般人であれば任意といえども事情聴取の要請に対してとても断ることはできないだろう。

権力さえあれば、できるのか?

いや、あまり細かいことで突っ込んでもしょうがない。

問題の本質は政治団体が何故、多額の資金を投入して土地の購入をするのか?

それは、小沢氏の蓄財ではないのか?

その蓄財に公共工事にまつわるゼネコンからの裏献金が含まれているのか?

含まれていなくても裏献金はあったのかどうか?

一般的に報道されている事実であるとかこの状況を総合的に判断するとほとんどクロではないかと思われる。

もっとも単なる憶測であり、本当のところは分からないのであることは前提としてだが。

それでは小沢氏の強気の態度は何なのだろうか?

本当に真っ白であるのか、クロであっても権力を持つことでそれ以上の追求はされないと判断したのか、クロであっても捜査が不公正(すなわち、小沢氏に意図的に焦点をあてて)であるというのか。

これまで、色々な事件で犯人と疑われた人間が逮捕されるまでは、自分は犯人ではないとして強気で対応していたが、逮捕されると途端に自白も含めてあっさりとクロだという事実が判明するということは良くあった。

犯人であっても逮捕されるまではあるいは、逮捕された後でも、「自分は犯人でない」と主張するのはある意味当然だろう。

この場合ウソのつき得というものだろう。

悪あがきもするだろう。

もしも小沢氏が同じように悪あがきとしての強気の態度、うまくいけば無罪で終わるかもしれないという可能性もあるわけだから、そういう悪あがきをしているとするならば・・・。

酒井法子の逃亡や、そういう悪あがきは個人として責めることはできないが、小沢氏の場合は単なる個人ではない。

ずーっと昔に将棋の某氏の自伝か何かを読んだときに彼は子供のころ修行時代実家から(確か山梨?)東京に行くのによくキセルをしたという告白があった。

車掌が点検に来るとトイレに行ったりして隠れたという。

しかし、あるときそういうキセルをして過ごす人生って何なんだ?と思い、そのときからやめたという。

キセルでなくても目の前に美味しいものがぶら下がっていて、それを取っても誰にも分からないとなれば、誰だって飛びつきたくなる。

甘い汁は吸って、しかも吸ってないよという態度を取るテクニックはどんどん向上する。

それをやめるのは「捕まる」か、あるいは某氏のように、日常の損得勘定から離れて、まったく違う視点、価値観に立ってみたときに甘い汁に対する評価が自律的に転換するときだろう。

小沢氏が一般人のレベルで犯罪事実の隠蔽や悪あがきをすることに対して意図的な捜査であぶりだすことが不公正であるという主張は違うだろう。

政治家には、自律的な高い倫理観が求められるのではないか。

その点で小泉元首相は突出していた。

小泉人気の一因でもある。

小沢氏にコントロールされる日本・・・、ありえない。

小沢氏の元秘書石川衆議院議員が逮捕された。

ぬきさしならない状況に至っている。

ここで政治家の虚言癖について。

小沢氏は先日の記者会見では個別の問題には一切答えることなく、「法に触れることはしていない」と述べた。

石川議員も過去の事情聴取後に、やはり同様のことを述べている。

普通の人の感覚からいうと、もし万が一実際には違法行為があったのにもかかわらず、平然とこのような発言をしているとしたら、この人たちは白を黒と言うことぐらい平気で出来る人たちなんだと思わざるをえない。

犯罪行為という観点からいうと、犯人は罪から逃れようとウソもいうだろうことは理解できる。

本人は必死であり、人間としての本心に立ち返って果たして自分はどうなのかと自分に問うたりはしない。

そんな余裕はないであろう。

しかし、それはきわめて個人的で、低レベルの話であり、天下国家をどうするかという次元で自己の使命と責任を考えているであろう政治家が、いざ自己の犯罪行為に関してはなりふりかまわず自己保身に走るなどはもっての外である。

その時点で議員の資格はない。

しかし、土壇場でなりふりかまわずの行為に及んでいるというだけでなく、もしかしたら、日常的に習慣的に行っている言動自体がそうであり、それが、土壇場において特徴的な形で顕れているとも考えられる。

政権発足後、いつだったか鳩山首相と小沢幹事長が会談したという事実があったかどうかで鳩山首相はその事実を認めているにもかかわらず、小沢幹事長はそれを否定した。

鳩山首相はそれを受けて、「あれは幻だったのかな・・・。実際には会いました。・・・」と発言。

このようなやり取りから多分、会ったのは事実であろう。

鳩山首相はウソがつけないからつい、言ってしまった。

小沢氏は平然とウソを言った。

これに関して、守るべき秘密を守れない鳩山首相が未熟であるという評価もある。

政治家として、人間としてときにはウソをつかなければならない場合があるのは認める。

いや、ウソの割合はかなり多いのかもしれない。

ウソをつく場合は恐る恐るウソを言えばウソだと分かるので外見上、堂々と言わなければ意味がない。

しかし、ウソが人間として許されるのは、それが人のためであり、公のためである場合、そして、必要なウソであったとしても内心良心の呵責を感じながら言う場合ではなかろうか。

何の良心の呵責もなく、呼吸をするように平然とウソをつく人間は人間として最低だ。

私は、小沢氏の言動がもしかしたらウソという観点からは日常化習慣化しているのではないかと感じる。

もし、そうであるならばそういう人間がまともに日本のことを考えられるのだろうか?

政策をまともに考えているのだろうか?

サイコパス(反社会性人格障害)は平然とウソをつく。

しかし、決して相手には悟られない技術をもっている。

目の前の相手を魅了する技術はかなりのレベルなのでその場限りのウソを畳み掛けて自分の魅力の虜にする。

民主党はもしかしたらサイコパスに操られた党なのか?

ばらまきのマニュフェストも選挙の票目当てに何の根拠もないその場限りのウソ?

小沢氏の周辺にいた人たちは口々に賛美する。

しかし、本当に近くに行ったら、誰もが逃げていくという。

この人が犯罪行為にかかわっていたかどうかとか、議員辞職すべきかどうかなどは特に私は関心がない。

この人が本当に日本の国について真剣に考えているのかどうか、本物の政治家か偽者かだ。

小沢論

政権交代後、政治の実権を握っているのは民主党幹事長の小沢氏だというのが一般的な見方だ。

その小沢氏周辺で不透明な資金の流れに関して検察の捜索が遂に強制捜査という段階まで至った。

それまでこの件については沈黙していた小沢氏が初めて行った先日の記者会見では、個別の件に関しては捜査中であることを理由に一切説明せず、違法な行為は行っていないという漠然としたコメントのみであった。

どこかのスピーチでは「国民は理解してくれたから政権を与えてくれた」という発言があったようであるが、唖然とする。

選挙で小沢氏が違法な行為を行っていないと確信して民主党に投票した人がどれくらいいるだろうか?

予算編成に関して党の要望を内閣に伝えるという場においても「これは党の要望というより、国民の要望」と小沢氏は述べた。

私を含め国民の多くが「自分はそんな要望していない」と思ったに違いない。

陳情を幹事長室に一元化したやり方はそのプロセスを不透明化させ、一方的に出てきた結果が国民の要望だという。

巷に云われる陳情の選択の基準が選挙にあったとするならば、それ自体、権力の私物化であり、恐ろしい強権、独裁政治であるが、その結果を「国民の要望」と平然と言ってのけるのは「朕は国家なり」ということであり、これは共産党顔負けである。

そういえば、お隣の国の共産党とは随仲が良い。

小沢氏には人格障害の疑いがある。

捜査の結末は分からないが、いずれ小沢氏は政界の中枢からは追われることになる可能性が高い。

しかし、それは置いておいても、現状の政界のキーパーソンとして小沢氏をどう見るのか、国民としての確かな判断基準を持つ必要があるだろう。

つまり、小沢氏を現在のような政治的なポジションにのぼりつめさせたことは国民に大きな責任がある。

彼は、選挙第一主義の職人でしかなく、政治家としての哲学やポリシーはまったく何もないというのが私の見解である。

小沢氏に対する評価はここにきて金にまつわる疑惑以外はかなり高い。

雑誌などものきなみ評価している。

勿論、批判的な記事も多いが、議員訪中団や天皇会見問題など個別の問題で斜めから書いており真正面から小沢批判を展開している記事は私の目から見てない。

勝てば官軍でマスコミもときの権力におもねているのか?

小沢氏の評価されている部分は本気でこの国を変えようとしているのは彼しかいない、また、それが出来るのも彼だけであるというようなものだ。

確かに彼は、この国を本気で変えようとしているのだと思う。

しかし、残念かな哲学思想において緻密さがない。

官僚主導から政治主導へというのも官僚政治の意味は何であり、それを政治主導とは何でその違いは何か?メリットデメリットは?変化によって各方面にどのような変化、場合によっては劇的な変化をもたらすか?それらがトータルで構図が構築されているとは思わない。

改革を遂行する上で起こるあらゆる反応に対して原則を変えないでなおかつ柔軟に対処することができるのは、哲学が明確であり、改革後の全体像がしっかりと描けている場合である。

積み木を積み上げながら途中でどうにもうまくいかなくなって放り投げてしまう。

これが壊し屋という異名をとる小沢政治の真実だ。

ひとつのテーマを追求するだけで、突っ走って見る。

うまくいかなかったら、それは誰かが悪かったんだ。

自己愛性人格障害?

細川政権の崩壊がまさしくそうだ。

彼が当時の失敗から学んだことがあるとすれば、「選挙に勝たなければ何も出来ない」だけだった。

小沢政治をその根幹に抱える民主党政権の混迷もまさしく積み木政治だ。

積み木が積めたらいいなという願望だけでは政治は行えない。

幼稚すぎる。

それに振り回された国民も馬鹿だ。

小沢政治と決別するのが日本の国にとって必要なことだ。

そして民主党議員は一部を除き、小沢崇拝で流れにのっかって当選した人たちだ。

責任を感じるべきだろう。

鳩山政権は絶望的だ。

ひとつの国の政権を運営するということがどういうことかまったく分かっていない。

売り物のひとつとして透明性が言われているが、透明になったのは、何も整理されていない乱雑な生情報が惜しげもなく出ては来るが、それがどうやって結論、決断にまで至るのかそのプロセスはまったく不透明である。

そのプロセスのどこまで来ているのかあとどのような手順を踏んで最終適な結論に至るのかがまったくわからない。

普天間問題に至っては何も決めないことを決めた?

これから、移設先を検討して5月に結論を出す?

今までの100日間は何をどのように検討したのか?

与党の検討会議の第1回目ではこれから検討を始めることを確認した?

結局今まで何も検討していなかったことになる。

検討とは、先ず具体的な候補案を挙げて、絞り込んで行く作業である。

それはすでに日米の前政権が行って出した結論が辺野古ということになっている。

その日米の合意がどうだったのか検証するというような話もあったがそれはどうなったのか?

検証は今後の検討作業においては必要のないことか?

未だにプロセスが明示されていない。

与党がこれから検討を開始して5月に結論を出すというのであれば、政権移行後すぐに開始して年内に結論というスケジュールは可能だったのではないか?

もっと言えば野党時代にすでに検証、検討作業は終わっていていいのではないか?

ごたごたのみをやたら見せられて具体的にプロセスとそのプロセスのどこまで進んでいるのかがまったく不明。

その一方で、ヤンバダムやCO225%削減などは唐突に結論のみが聞かされる。

総理がやたらに「私が決めます」というときやはり唐突に結論のみを聞かされるのだろうか?

透明性があるようで肝心なところではまったく不透明。

「私が決めます」ではなくて、どこまで議論が煮詰まっているかを聞かせてくれれば、自然と結論への道筋が見えてくる。

民主党のやり方はまったく不透明であり、独裁的だ。

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