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地獄の禁煙物語【3】

僕が禁煙をする事になった理由

◆肺のブラ(風船様肺組織、空洞)が右が2/3に、左が1/2に肥大化してしまったため、喫煙を続けと近いうちにほぼ100%、肺が破裂して気胸になると医者から脅された。
◆街やお店での禁煙分煙化が進み、タバコを吸いづらくなった。
◆職場や家庭で喫煙者がマイノリティーのため、非常に肩身が狭くなった。(他人の不快感が分かってきた)
◆壁紙や洋服や本などが黄ばんだり臭ったりして、気に入っている服が着れなくなる。
◆不注意で火災を起す可能性がある。(他人に対する迷惑)

以上、理由は沢山ありますが、決定的なのはやはり肺の病気かな?
肺癌も怖いが、肺気胸も嫌な病気で、僕は既に呼吸器内科の先生の手を離れて呼吸器外科のお世話になっていて、担当の先生から診察の度に「どうしますか?」(手術をしますか?)って言われてて、最後の望みとして禁煙することを条件に経過観察を続けてもらう事にしたわけだ。

おかげさまで肺の方は禁煙して丸二年、空洞は大きくなることもなく経過観察も6ヶ月毎だった断層写真(CT)も通常の胸部写真だけでOKになりました。

しかし、新たに現れた敵は禁煙のストレスから来たうつ病でした。
今思うと僕は変なところで意思が強くなる癖があり(意地っ張り?)禁煙に関しても身近な人からは絶対に無理だと思われていたのだが、実は大決心をして一度鍵を掛けると容易には覆す事が出来なくなる。
本当はそんな性格を考えれば「完全禁煙」ではなくて「先ずは本数を減らして行く」など緩やかな方法を取ればよかったと今は思っているのだが、禁煙外来の方針としては禁煙の成功率からすると完全な禁煙でスタートした方が絶対に良いとのことなのでその指導に従ってしまったのである。
しかし、「意地っ張り」な僕の性格は実は「依存」も人並み外れて強いらしくニコチン、喫煙に対する物理的依存もさておき精神的依存が非常に強く禁煙に対して大変なストレスをいつまでも受け続ける破目となってしまったのです。

挙句の果てに、軽度ではありますが「うつ病」になってしまいました。
僕がそういう状態になった頃、「禁煙によるストレスとうつ病の因果関係」が注目され、禁煙外来は呼吸器内科等の医師と精神科医や診療内科医がチームになって行う病院が現れたようだ。

もう少し早く病院が対応してくれていたら、僕もこんなことにならなかったのにと思うとちょっと悔しいです。

(つづく)

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