山梨の化石

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道志村産サンゴ化石


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約1500万年前のサンゴ礁の成れの果て、結晶質石灰岩(大理石)
道志川の河原には加入道山から流されてきた大理石が転がっていたりする。道志村の大理石は基本的には真っ白だが、黒い金属鉱物(ブラウン鉱や赤鉄鉱)の脈とそれら鉱物に影響を受けた赤い部分がある。「赤や黒の模様、それが特徴だ」と村民の誰かが言っていた。
美しいものは石材として採石していたそうな。

ほとんどは細かな方解石として結晶化して化石は消滅してしまっているが、極稀に本当に極極稀に結晶化を免れて元の石灰岩のままでいたり、ブラウン鉱に置換なんかされていたりすると化石としてサンゴなどの生き物が残る。
化石の入っている石はなぜか加入道山山頂の大露頭やそこから流れる沢よりも、こうして道志川本流の河原に転がっている転石からのが多い。(ような気がする。なぜだかはわからない。出所は同じはずなのに・・・)
今年は台風が豊作だったので河原も新しい石で満たされ、いくつか新しくサンゴ化石を見つける事が出来た。

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ハマサンゴの類?
Poritidae
産地 山梨県道志村道志川(転石、おそらく加入道山からの出)
時代 新生代第三紀中新世
母岩の大きさ 91.4㎜

群体部分の拡大
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サンゴ意外にも
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コケムシの類?
産地 山梨県道志村道志川(転石、おそらく加入道山からの出)
時代 新生代第三紀中新世
左上の個体の大きさ 5.77㎜







おまけ
皆さんお久しぶりです。
結構長い事放置してしまいました。ブログの更新を楽しみにしていてくれた方にはほんとに申し訳ない。
またちょくちょく書き始めるのでよろしくおねがいします。

いつも遊んでくれる皆さん、仕事もだいぶ落ち着いたのでまた遊びに誘ってください。こちらからもお誘いします。
では、また。

吉田の菓子パン

河口湖の方に用事で出かけた帰り、時間がだいぶあったので記憶の片隅にあるうろ覚えの不確かな産地情報を元にたぶんこの辺の沢だろうと飛び込んでみる。

「スカシカシパンが大量に出る沢がある」とのうわさだけれど?


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現地の沢は連日の寒さでガチガチに・・・。
何とかそれらしい砂岩を氷から割だしてきて、一撃!
小さいけどいきなりサメの歯、この沢で合ってた?ようだ。「そういえばサメが出ると、そういう噂もあったような。」
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たぶんヨロイザメ
開始5分でいきなり見つけたが、無くすのも早かった。このすぐあとに割った氷の隙間からポロっと川の中へ・・・。
ともあれ、幸先の良いスタートに体が温まってきた。


だが、後が続かない・・・。その後1時間、カシパンやサメの歯はおろか貝の破片すら無い。「やっぱり違う沢に入ってしまったのか?」

そんな事を思い始めた頃にやっと爪石登場
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大量の貝と、
今回のお目当てのこいつ
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貝の方は分離が悪過ぎて物にならなかったが、何とか半欠けながらスカシカシパンを採ることができた。
ただ、有名な産地というには化石の数が少なすぎるような?

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スカシカシパンの類
Astriclypeus integer Yoshiwara
産地 山梨県富士吉田市某所
時代 新生代第三紀中新世
大きさ 91.17㎜





おまけ
帰ってきてから産地をちゃんと調べなおしたら、今回入った沢は有名な産地とはどうやら大きな尾根一つ挟んだ隣の地域の沢だったようだ。
どおりで今回は化石が少なく出る場所が局所的すぎるはずだ。

カネハラヒオウギの沢

今度人を案内して登る事になったのでどんなもんか下見に行った。
産地の麓では「最近になってヒルが発生しまって庭の草むしりも怖いよ」とか「登山道?が荒れに荒れてもう人の通る場所じゃねえ」とか「クマが出るぞ(笑)」なんてとんでもない噂があったが・・・。

実際に行ってみたら、確かに急斜面のトラバース道が埋まりかけていてちょっと怖い・・・。
それでも当日前に鍬持って危ないところに足場掘っておけばいいかな?
ってくらいだろうか?
ヒルは一匹も見かけなかったので時期的な物かもしれない。
クマはまあ、何とでもなるだろう。

斜面に破片が散らばる
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そのまま転がってもいる
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カネハラヒオウギ 右殻
Chlamys kaneharai
産地 山梨県南都留郡道志村K沢
時代 新生代第三紀中新世
殻長 74.04mm

カネハラヒオウギの沢

今日は久しぶりにカネハラヒオウギの出る山梨県道志村のK沢へ
「最後に行ったのはいつかな」なんて思ったら、実はもう3年も前・・・。
登山道入り口まで職場から車で数分なのに・・・、近すぎるといつでも行けると思ってしまってなかなか行かないのかもしれない。

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この山の真ん中あたりがカネハラヒオウギの出るK沢とO沢、写真の左側の方の県境尾根からも時々出てくる。

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産地まではこの地域最大のつり橋を渡ってそこから登山道を約30分、途中獣道に乗り換えて約20分、だいたい小一時間かかる。

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K沢

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転石には欠けたカナハラヒオウギが結構入っている。
化石はたくさんあるけれど、とにかく石が硬く思った方向に割れない・・・。
「この角度でタガネを入れるとこうだ!」という必殺の一撃もことごとく弾かれるか、全然関係のない方向にヒビが足る。
この石は持ち帰ろうとトリミングしようとしたら粉々になった・・・。

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これだけ見たら東北や山中の方の古生代や中生代の石にそっくり。
昔の道志村の文献に三角貝と記されていたが、書いた人の気持ちもなんとなくわかる気がする・・・。

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露頭にはたくさんのカネハラヒオウギがついている。
「素晴らしい!」しかし、持って帰りたいが剥がす術がないのよ。

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カネハラヒオウギ
Chlamys kaneharai
産地 山梨県南都留郡道志村K沢
時代 新生代第三紀中新世
殻高 77.62mm
カネハラヒオウギの出るK沢の中新世の石灰岩
カネハラヒオウギの破片とフジツボの破片?と思われる物、それと微小な単体サンゴからなる貝殻石灰岩
 
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切って磨いた。
右下の波打った大きなのがカネハラヒオウギの破片
灰色〜白のごちゃごちゃしたのがフジツボの破片?と思われる物
単体サンゴがとても小さいのでこの画像ではあまり分からない。
緑色の部分は凝灰岩
 
 
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切って酢漬けにした。
石灰岩が溶けて白く変色する。
化石は不明瞭になるが、凹凸となって浮かび上がる。
 
 
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磨いた物を拡大すると様々な生き物の破片が集まっているのが分かる。
フジツボの破片?の断面の構造が様々な表情を見せる。
サンゴも見える。
 
サンゴは拡大しても不明瞭なので画像のコントラストをちょっといじるとはっきりと観察出来る。
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直径1ミリないくらいの単体サンゴ
 
 
 
 
 
年内最後にもう一度K沢へ行こうと思っていたけど今日だいぶ雪化粧したようだ10㎝ほど積もったのではないだろうか?
本格的な冬が始まった。
次は沢が凍り出す。
石も崖も沢も時を止める。
春までの長い休息が始まった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オマケ
年始、1月3日〜5日の何処かで神奈川県●磯でハンマーの振り初めをしようかと思います。
あの産地なのであまり期待は出来ませんがお暇な方は一緒にどうでしょうか?
 

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