川崎エムブレム

心理カウンセラーとカラーセラピストとお好み焼き検定資格を取得しています。

闇色の名探偵

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

闇色の名探偵を終えて

フォルカで初めてのお笑いもなんとか(ていうか無理やり?)終わることも出来ました。
が、フォルカの話自体が終わったわけではありません。
この闇色の名探偵ていう話自体が、次の話を振るための前振りです(笑
次の話のタイトルはズバリ、

SHADOW

です(スペル合ってるよね?笑

闇色の名探偵とは全く違いまして、お笑いが一切ない話になる予定です。
フォルカという人物って、ゲームにも全くといっていいほど彼自身の背景がない人物です。
ですので、書きやすいっていえば書きやすいけど、その分難しかったりします。
話の格子はずいぶん前(それこそ一年ぐらい前。笑)からちょこちょこと考えてはいたのですが、
ざっと考えてみてもいかんせん長い!
そしてめんどい(笑
っていう理由でほったらかしにしていたのですが、
闇色の名探偵を書き終えて、
”出すならこのタイミングかな?”
と思えましたので、書き始めようと思いました。

ちなみにSHADOWですが、
ほとんど初と言ってもいいほどですが、オリジナルキャラが出てきます(予定は三人です。
ていうか、出さないとフォルカの話はキツイっす(笑
そしてとても暗いです。

で、止めではないのですが…
今まで書いてきた話は自分の中ではそこそこの規制を考えて書いておりました。
しかし、フォルカって人物はまさに裏の世界の人物。
そんな人物の話を書くにあたって様々な規制を課してしまうと、書きにくいったらありゃしない(笑
なのでこのSHADOWはもう規制もとっぱらってしまおうかと。

と書いてみてもよくわかりませんよね?
ではとてもわかりやすく書きましょう。
このSHADOWって話。
多分18歳以上推奨(つうか、18禁?)になる話だと考えております。


その点を踏まえてくださいませ。


ちなみにSHADOWって話は毎日更新ではなく、私が仕事の休みの日にUPしようと考えております。
(仕事のある日の合間にまとまった時間が多分なさそうなの)


最後に


楽しいんでもらえたら幸いです。
(感想もくださいな〜)

闇色の名探偵 終わり

恍惚の表情を浮かべているフォルカに、何とか立ち直りつつある男が言う。
「あなたの言われるとおり、そんなやり方を知っている人っていないんじゃないでしょうか?」
フォルカはふっと我に返り、
「ん…あ、ああ。そうだな」
と声を返す。そして、
「俺の今言ったやり方を知っているのは、プロの仕業だろうな」
そういい、フォルカは部屋中を指差して言う。
「この部屋を見てもわかるように、争った形跡がどこにもない。それに、我々が入ってくるまではどの鍵も閉まっていた」
フォルカは右手のひとさし指を立てて、
「…と、いうことは…」
そこまで言うと、
「そうか!密室殺人になるわけですね!」
男がわかった!と言う声を出した。
フォルカは、その好反応にニヤリとして、
「そう!密室殺人なのだよ!!」
声を高らかに宣言した。

その宣言を聞き、男が顎に手を当てて考え始める。
「だとすると…相当の腕の持ち主ってことですよね…」
予期もせずに褒められ、更にニヤリとしてしまうフォルカ。
男は続ける。
「殺しの手口は一般人が知る由もないほどの鮮やかな手口。そして密室での犯行…どう考えてもプロの手口じゃないですか」
「ああ。そ、そうだな!」
何故か声がうわずるフォルカ。
よほど褒められて嬉しいのだろう。
「だとすると…一体誰が…」
男は考えてみる。
しかし、男の脳裏には該当するような人物は出てこない。
すると先ほどまで泣いていた女の子が口を開く。
「それにしても…フォルカって物知りなんだね」
「ん!まぁな!!」
機嫌よく返答するフォルカ。
そして女の子がフォルカに聞いた。
「なんで、そんなに色々知ってるの?」



「プロだからな!!」



女の子の問いにフォルカは自信満々に答えた。





男がゆっくりとフォルカに聞く。
「フォルカさんって、一体何のプロなんでしたっけ?」



「ん!殺しのプロだ!!」









男は頭を掻きながら言葉を口に出して考えをまとめてみる。
「ええっと…フォルカさんは色々知らないことを知っているのは、殺しのプロだからで…
それで、私達の知らないことも知っている…って事は今回のこの殺しの手口もフォルカさんから
してみれば、簡単なわけですよね…」
フォルカはちょっと小さな声で言う。



「いやいや。それがそうでもなかったんだよね〜。
ほら、このオッサン。結構太ってるじゃない?太ってるってだけでも殺りづらいのよ。
それに密室を作ってみたはいいけどさ、太っているからもしかして普段は窓とかって
全部開けてたかもしれないじゃん。暑いから。別に気温が暑いわけじゃないのにね。
でもさ、やっぱ密室は基本じゃん。抑えておきたいポイントじゃん。だから密室にしたのにさ、
そこの泡吹いてるオバはんさ、そこんとこに全く気がつかないわけよ。わかる?
人が色々考えて苦労して密室トリックを作ったのに、全部台無しにしてくれたわけよ。
ほら、アンタが殺したことになったら誰でも簡単に密室作れます〜みたいな?
それってさ。プロに対する冒涜じゃん。まったく、呆れちまうよ…はははは…」
とフォルカはそこまで言って男と女の子の視線に気がつく。

そしてゆっくりと男が口を開く。

「これって…アナタの仕業なんですね…」





「はははは!よくぞ見破ったな!褒めてやる!!」
そういいながら閉ざされた窓まで一足飛びに飛んでいき、
「だが、今は捕まってやるわけに行かないのでね!これで失礼させてもらうよ!さらばだ!!!」


がしゃ〜ん!!


窓ガラスを大仰に割って外へとフォルカは逃げていった…






それから幾日か過ぎ…
あの兄妹は小さな部屋を借りて仕事を始めた。
そこに張られた店の小さな看板にはこう書かれている。



”どんなに事件の真相を深い闇に隠しても、その闇の中でもわずかに輝く真相を見抜いて暴きます!
その名も闇色の名探偵事務所”



そう、闇色の名探偵の誕生だった。




と…看板にはこのようなことも書かれていた。



求む!フォルカの情報!!





彼らはどうやらフォルカを探す為に探偵になったのだろう…か?








※女の子がダイヤを持っていたくだりがありましたが、どこかで拾ったってことで(笑

闇色の名探偵 6

犯人はこの中にいない!

フォルカの断言が静かな部屋に木霊した。
「え〜っと…」
と、女の子が口を開く。何故か右手で頭を押さえながら。
「別にこの中に犯人がいるとかを聞いていないんだけど…」
確かに、そんな話をしていたわけではなかった。
が、
「ふっ…」
フォルカは前髪を掻き分けながら、
「果たしてそうなのかな?事実を一つずつ紐解いていくことが、遠回りに見えても意外と近道だったりするのだよ?」
そんなことを言う。
すると、
「じゃあ、この男も犯人じゃなの!?」
男を犯人と考えていたオバはんが声を荒げる。
そう。犯人候補として女の子の兄が疑われていた。
フォルカの”この中に犯人はいない”と言う意見を採用するならば、”この男も犯人ではない”
と言うことになる。
つまり、この男を守ることに繋がっていたのだ。
(意図的だか偶然だかはわかりませんが…)
そして更に言うならば、自分の犯行でもないことにしようとしているのだ!
(こっちが本命かもしれません…)
「ああ。そのとおりだ」
フォルカはそう言うと、遺体となった男を指差して説明する。
「いいか?この遺体にはナイフで刺された傷が一つのみ」
「そんなの、一回刺されれば死ぬじゃないの!」
オバはんは未だに犯人だと思っていた男を見ながら言う。
「ふっ…」
フォルカは鼻で笑って、そのオバはんの意見を一蹴する。
「それは素人考えってものだ。いいか?ナイフで一突きで人を殺すって言うのは意外と難しいんだぜ?
一突きでやるにはな…」
と、フォルカ指導によって、
”ナイフ一突きで人を殺るには”
というとても嫌なレクチャーが始まった。

そして数刻が過ぎ…
「…ってやらないといけないんだぜ」
額の汗を拭いながら、フォルカは説明を終えた。
そのレクチャーを聞いていた女の子はお兄ちゃんのズボンにしがみついて涙を流しながらわけのわから
ない言葉を叫び、その兄は額にぐっしょりと冷や汗をかきながら、今にも吐きそうにえづいていた。
オバはんにいたっては余りの衝撃に始まってすぐに倒れて、泡を吹いていた。




何故かは知らないが、レクチャーの終えたフォルカの顔は満面の笑みだった、と後の人は語った。

闇色の名探偵 5

あらすじ
数日前。
とある人物から殺しの依頼を受けたフォルカ。
依頼どおりその人物を殺したのだが、今日になって自分が殺した人物を一体誰が殺したのかを
調査して欲しいといわれる。
殺したのは自分なのだが、依頼者との関係上、自分が殺したことを言うわけにもいかない。
さて、フォルカはどうする?

「…」
何故か押し黙ってしまっているフォルカに対し、
「あの…どうかしましたか?」
男が尋ねてくる。が、
「…」
今のフォルカに返答を返している余裕は無かった。
どうすればこの状況を切り抜けられるのか?それだけが頭を駆け巡る。
と、
「ふぅ…」
一息ついて、フォルカは顎に手を当てて考え始める。
『まずは整理をしてみよう。
コイツを殺したのは間違いなく俺。それは依頼のため…だ。
じゃ、ここで”ごっめ〜ん。コイツ殺ったの、俺でした〜☆”…なんて言ったら、
依頼のことがばれてしまう。そうすると今後の仕事に響くな…。
ではどうするか…』
フォルカはもう一度遺体を見る。



「ん?」
何かが頭にふと浮かんだ。
しかしその浮かんだものは、鮮明にその輪郭を現しているわけでもなく、不安定で今にも霧散してしまいかねないほどのおぼろげなものだ。
フォルカはそのおぼろげなものが消えてしまわないうちに、辺りを見渡す。
と、フォルカの視線は自分以外の人物、オバはん、男、女の子のところで留まる。
暫くその三人を見てから、もう一度遺体を見る。
『そうだ!!』
フォルカの頭に先ほどのおぼろげな思考が鮮明に輪郭を現した。
それはある一つの答えを導き出したと言うことだ。
「ククク…」
ついフォルカは口元から笑みがこぼれる。
「アナタ。もしかして…犯人がわかったのね!」
オバはんはフォルカの笑みを見てそう口走る。
言われたフォルカは、三人を見ながら告げる。
「ではズバリ言いましょう…」
フォルカは若干溜めを作る。
そう。ここはある意味探偵モノの見せ場でもあるからだ。
そしてフォルカはとうとう口を開く。
「犯人は…」
固唾をのむ三人。そしてフォルカが結論を下した!!
















「この中に居ない!!!!!」

闇色の名探偵 4

屋敷の部屋で言い合いをしていたオバはんと男が部屋へと入ってきた男を見た。
男は先ほどの恥ずかしい紹介をしてくれた女の子をジト目で見る。
その女の子は何故か自信満々でオバはんと男をみる。
そして、
「これから事件の真相を、この闇色の名探偵フォルカが暴いてあげましょう!!」
とフォルカを更にアピールをした。
フォルカは頭を抱えてうずくまる。
本当はこんなさらし者のような紹介をされた時点で走って逃げたかった。
しかし逆に今逃げてしまったら、
”アイツは何だったんだ?何しにきたんだ?”
と更に印象を強くしてしまい、ひいては今後の仕事に支障をきたす恐れが多分にあると考え、
何とかこの場に留まることにした。
そんな事を考えているとは露知らず、女の子は、
「さ!じゃあ真相を暴いてやってちょうだい!!お兄ちゃんの潔白を証明してちょうだい!!」
フォルカにびしぃ!っと指さす。
突然やってきて事件の真相を暴く。
そのようなことを言われ、部屋にいるオバはんと男はフォルカから目が離せなかった。
頭を抱えてうずくまっていたフォルカはハッとした。
そう、オバはんと男の視線に。
そして、女の子の嬉々としたまなざしに。
フォルカは咄嗟に立ち上がり、
「コホン…」
咳払いを一つする。
フォルカは女の子の真上から、

ゴン!!

拳を落とす。
「いった〜〜〜い!!」
女の子がフォルカに対して非難の声をあげる。が、
「おい!事件に対して何一つ情報が無いのにいきなり事件の解決なんて出来るわけ無いだろ!!」
フォルカは正論で女の子の非難を封じこめる。
フォルカは未だにぶーぶー言っている女の子を無視し、
「もしよければ、事件現場に案内してもらえないか?」
とオバはんと男に向かって言う。

オバはんと男の二人に先導されて、フォルカと女の子も続く。
「ここですわ」
オバはんが閉じられた一つのドアの前に立つ。フォルカは
「失礼」
一言言い、そのドアを開ける。

部屋の中を見たフォルカは驚く。
「何故まだ遺体が残っているのだ?」
そう。まだ遺体が残っているのだ。オバはんは、
「そこの子供が、お兄ちゃんの潔白を証明するからそのままにしろってやかましくてねぇ。仕方なく、
そのままにしてあるのよ」
と忌々しく女の子を見る。
女の子はべ〜っと、そのオバはんに舌を出して悪態づいた。
男はそんな自分の妹の頭を優しくなで、
「ありがとう…な」
無実を信じてくれることを感謝した。

フォルカはざっと部屋を見る。
部屋は今入ってきたドアが一つ。
そして、その向かいにある大きな窓が一つ。
部屋への出入り口と思われるものはそれだけ。
「なるほど…」
一言つぶやいて、フォルカは遺体を調べる。
外傷は背中から心臓を刺されたと思われる傷跡。
完全に貫通しきっていないところを見ると、凶器は短刀なのだろう。
「なるほど…」
フォルカは再度つぶやく。
そしてもう一度部屋を見渡す。
隅々までじっくりと観察する。
そしてそれがひと段落したら、今度はもう一度遺体を見る。
今度は傷ではなく、遺体の顔を見る。
遺体の顔は殺されると察したのだろう、恐怖におののいた顔をしている。
「なるほど…」
フォルカは顎に手をやり、この部屋の中で知りえた情報を頭の中で組み立てて、一つの結論を導き出した。













『コイツ殺ったの…俺じゃん…』

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
さけ
さけ
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(41)
  • ちなみちやん
  • あたし☆
  • すなゆきん
  • 赤風
  • ゆめ
友だち一覧
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事