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中国社会科学院辺境センターの「東北工程」は、その成果として18の研究論文を来年2月に正式発表するそうだ。その内容がもれ伝えられると、少なからぬ衝撃を韓国に与え、大騒ぎになっている。9月8日の東亜日報の社説「中国は韓国にとって何か」を紹介する。
「昨日、韓国の主要各紙に報じられた1枚の写真は、韓国民の心を複雑にした。韓民族の聖山である白頭山(ペクトゥサン)で、中国が来年、長春で開催される第6回冬季アジア大会の聖火を採火する写真だ。 この2年間中国は、白頭山を中国の土地とし、渤海史まで自国の歴史に編入させる東北工程に拍車をかけてきた。にもかかわらずノムヒョン「自主政権」は、これを全く把握していなかった。これまで、ノムヒョン大統領は、「外交は120%達成した」と述べてきた。 北朝鮮の「主体思想政権」は、1962年に秘密締結した中朝辺界条約によって、天池(チョンジ=白頭山の頂上にあるカルデラ湖)の半分を、中国に渡し沈黙していた。 早くから覇権国家を準備してきた中国の意図も知らず、“中国が韓国経済の未来だ”と煽った金大中政権時代から、外交的恥辱の種をまかれている。それに加えて、ノムヒョン政権は、“親中脱米”路線を露骨化した。 ノムヒョン大統領は、2003年6月の日本訪問の際、“今後、友好関係を強めなければならない国”として、米国よりも中国を挙げた。2年前の日韓フォーラムで、ノムヒョンの取巻きは、“日本がアメリカと近くなればなるほど、韓国は中国と近くなる”とうそぶいた。 04年の総選挙直後、与党ウリ党の所属議員の63%は、“中国が米国よりも重要な外交相手”と合唱した。日本の学界では、“韓半島に自国に不利益な政権が誕生した場合、中国は軍事力を使用する唯一の国である”と、韓国の“一方的な愛情”に警告を発してきた。 2年前、駐韓中国大使館は、台湾総統就任式に出席しようとした韓国の与野党議員に脅しをかけた。韓国にとって中国は、経済面ではもう単なる“機会”ではない。中国は、韓国経済の最大の変数になると懸念されており、経済的に従属する危険性が極めて高い。 遅きに失した感はあるが、北方に偏った韓国外交の針路を、全面的に見直さなければならない。“あの時、あなた方は、国の独立と自尊を守るために、何をしたか”という、後世の問いに答えられるために。」 与党ウリ党の金元基元国会議長によると、ある中国要人は率直に、“中国は金正日政権と北朝鮮情勢を極めて憂慮しており、北朝鮮情勢が急変し、北朝鮮と中国の国境地帯まで米国同盟軍がやってくるのを、絶対に許さない”と述べたという。 それは領土拡大の格好な口実になる。それにしても、中国の計画的な拡張主義は、驚くほどである。中国に甘い幻想を抱いていた韓国民の多くは、現実政治の厳しさを強く感じている。日本の問題になると、怒り狂うノムヒョンも、ただ沈黙している。 日本に対しても中国は、東シナ海の日中中間線で満足せず、沖縄近海まで領海と主張している。そのうちに難癖をつけて沖縄も中国領だと主張してこないか。荒唐無稽のようだが、今回の東北工程の例をみると、安閑としてはいられない。 情け容赦なくその領土を掠め取る拡張主義の中国に対して、小沢一郎民主党は、あいも変わらず日米中正三角形論を唱えるのであろうか。正気の沙汰とは思えないが。
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