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ようこそ、netでであったすばらしいアレコレのmemo(転載)mainですが・・・ ^o^;;;

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転載元:台湾春秋


 本日(11月21日)の産経新聞・正論に、「日本の戦争責任について考える」という、坂元一哉・大阪大学大学院教授のレポートがある。参考になるので要約しコメントしたい。

 「安倍首相は国会で、“A級戦犯を戦犯とは認めない”旨の答弁を行った。戦争責任論の整理に欠かせない重要な答弁だ。敗戦から60年、戦争責任をめぐる議論が決着しないのは、そもそも国家全体で負うべき責任を、特定の個人に負わせようとする発想があるからだ。

 近代国家は個人でなく組織で動く。指導者といえども、国家を思いのまま動かせるわけではない。それに、指導者に責任を負わせる考え方を徹底すれば、指導者が罪を負えば、国家と指導者以外は免責されるということになりかねない。

 近代国家の戦争責任は、個人でなく国家が負うと考えるのが筋である。むろん、一般の国民と指導者とでは、国家に対する責任の大きさが異なる。また指導者の、国民に対する責任も追及すべきである。だがそれは対内的責任であって、対外的責任ではない。

 “A級戦犯を戦犯とは認めない”という首相答弁は、あの戦争の対外的責任は国家全体が負うという、ごく当り前のことを再確認した。それを再確認すれば、戦後の日本が、戦争責任を果たしていないといった言質の誤りを、容易に正すことができる。

 国家がどのように戦争責任をとるかに、決まった定義はない。しかし常識的には、国境線を変更し、賠償金を支払い、戦争犯罪人を処罰し、平和条約を結べば、一応の決着がつく。少なくとも法的には決着がつく。その意味で、日本の戦争責任は終わっている。

 もちろん法的責任を果たしても、道義的な責任は残る。そしてこの責任の果たし方は難しい。なぜなら道義的責任は、何か具体的なことを意味するものではないし、何か具体的なことをしたから、消えるものでもない。

 またそれは、相手に言われて何かするというものでもない。それでは、法的責任と区別がつかない。他の国が、どのようにその責任を果たしているかも基準にならない。戦争の実態はさまざまだし、道義についても考え方も、国によって異なるからである。

 私は戦後の日本が、道義の面でも責任を果たしてきたと考える。謝罪と反省をくり返してきた。戦争で被害を与えた国々の経済発展に協力してきた。戦後60年、過去の過ちをくり返さないために、平和で繁栄した国家をつくる努力を積み重ねてきた。

 安倍首相は、就任直後に中国を訪問して、胡錦濤国家主席から戦後日本の平和的発展を評価する旨の言葉を引き出した。私はこれを、中国の最高指導者が、戦争の道義的責任を日本が果たしたことを認めたものと受取っている。」

 戦後60年も経つのに、戦争責任論とは、異様である。しかし中国や韓国の政略もあって、未だにこれが尾を引いている。政治家の態度も一貫性を欠いてきた。それは、私たち一般国民の考えがあやふやだからである。国民も明確な考えを持たなくてはならない。


comment:

今回のAPECでも、靖国や歴史認識の話は出ませんでしたね。胡錦濤は江沢民と違って、日本を歴史カードで追い詰めても国益にならないことを知っていますから、当面はこのカードを出してくることはないでしょう。そういえば「靖国参拝するから日中関係が悪くなっている」とか「日本が孤立している」といったデマゴギーを垂れ流していた人々は、今や黙りこくってますね。
2006/11/21(火) 午後 3:07 [ naojuv ]

道義的責任とは、受取る側の受け取り方次第でしょうね。法的責任を果たした後での通じない相手からの道義的責任攻撃は、被・加害者の関係が逆転します。従って、道義的責任は受取る側の受取る意志がある場合の責任と考えざるを得ません。
2006/11/21(火) 午後 3:54 [ 中野学校 ]

くさいものに蓋をして避けてきた課題を清算しなければならない時期になってきたと言うことでしょう。その結果を反動と決めつけたがる連中は多いでしょうが安倍さんには頑張ってもらいたいし、我々もネットでできることをやっていきましょう。
2006/11/21(火) 午後 6:48 [ 太郎ともも ]

私もその記事読みました。確かに対外的には法的にも、道義的にも日本はその責任を果たしてきていると言えましょう。然しながら機会が無かったということもありましょうが、日本での責任論はあいまいのままです。少なくても私にはそう思えます。そしてそれが今我々が直面している真の問題ではないでしょうか?
2006/11/21(火) 午後 7:52 [ nat49899696 ]

naojuvさん、コメントと適切なトラックバックありがとう。現在のところ、ご指摘の通りの展開ですね。中国側にしても、靖国やA級戦犯で騒いでも、経済的に得ることがないことを、理解したのではないでしょう。主張する外交が、ある意味で成果を収めているのかも知れません。
2006/11/21(火) 午後 8:23 [ kim123hiro ]

中野学校さん、コメントありがとう。受取る側の受取る意志というのは、その通りだと思います。いくら尽くしても、相手がそれを認めようとしないのでは、どうしょうもありません。これまでの中韓は、ムリにそれを認めてこなかった、と言えるでしょうか。
2006/11/21(火) 午後 8:27 [ kim123hiro ]

太郎とももさん、コメントありがとう。これまで、日本国民は自虐史観に侵されていたためか、いつまでも加害者意識にさいなまされてきました。しかし、考えてみれば、この論者が言う通り、かなりの努力をしてきたのです。それを国民が認識していれば、政治家がよたよたと、うろたえることも、少なくなるのではないでしょうか。
2006/11/21(火) 午後 8:32 [ kim123hiro ]

natさん、コメントありがとう。私もこのレポートを読んで、相当納得するところがありました。中国や韓国、それに北朝鮮の言うままに、いつまでたっても、つくられた犯罪の加害者でいることはありません。正しい歴史認識の上に立って、そろそろこの問題に決着をつけなければならないと、私は考えます。
2006/11/21(火) 午後 8:36 [ kim123hiro ]

itsさん、トラックバックありがとう。参考になります。ただ、この論説はナチスドイツの犯罪行為に大甘であること、先の大戦が、アジアの植民地の解放につながったことの評価が皆無である点に、不満をもちます。戦後の日本の復興に貢献したということで、アメリカの贖罪を認めるなら、その点を評価しなければ、片手落ちです。
2006/11/22(水) 午前 7:38 [ kim123hiro ]

未だ戦争責任を語る人たちというのは、「戦中の日本には自由はなかった」という、しかし、戦時中も選挙が行なわれ、現在の日本国憲法を審議したのは「帝国議会」だと言う事実はどう説明するんでしょうね?
2006/11/22(水) 午後 3:13 [ nukunukupower ]

nukunukupowerさん、コメントありがとう。日本における戦争責任論は、ある種の政治的な魂胆を、後ろに抱いていますね。それが長引く理由ではないでしょうか。
2006/11/22(水) 午後 6:49 [ kim123hiro ]

戦争責任が終わった根拠は?いまだにフィリピンには戦争被害により日本人の血を受け継ぐ人たちが日本国籍をとれずにいるのだ。この事実を日本政府は認識していない。道義的責任を日本政府は果たしていないのが現実である。
2006/11/21(火) 午後 2:58 [ 一 ]

あなたのおっしゃる”道義的責任を果たす”とはどのような行為を指すのか(換言するなら、何をすればあなたが”責任を果たした”と納得するのか)具体的に示して頂けますか?フィリピンに対しては国家賠償として5.5億ドルを支払い、その後も経済援助を行ない、法的にも道義的にも責任は果たしていると思いますが?
2006/11/21(火) 午後 3:20 [ naojuv ]


一さん、コメントありがとう。あなたのご主張は分かる気がします。ただこれまで、日本は戦争責任をどの程度解決してきたかを考える必要だあるでしょう。5%解決したのか。95%解決してきたのか。95%解決して、残りが5%ならほぼ解決したと言えるでしょう。その場合、残る5%が解決していないからと言って、全く解決していないとは、言えないのです。フイリッピンのケースは、解決しなければならない問題だと思いますが、それをもって、日本政府が、道義的責任を全然果たしていないとは、言えないでしょう。
2006/11/21(火) 午後 8:46 [ kim123hiro ]

naojuvさん、コメントありがとう。一さんへのご意見ですので、私のあなたへのお答えは、差し控えます。
2006/11/21(火) 午後 8:48 [ kim123hiro ]

日本語は難しい!!意味は未だに戦争による被害者が生存している現実!!実際に自分の耳目で確かめたのである!!日本の血を受け継いでる真実!!しかし、国籍取得ならずにいることが日本政府へ不満が高まっていて未だに解決されていない!!
2006/11/22(水) 午後 0:17 [ 一 ]

一さん、ご指摘の点、私も同感です。この問題をテレビで見たことがあります。日本政府は、温かい気持ちで、早急に解決すべきだと思います。
2006/11/22(水) 午後 6:46 [ kim123hiro ]


転載元:台湾春秋


 12月17日の朝日新聞によると、満洲国皇帝・溥儀の自伝「わが半生」の完全版が、来年1月に出版されるという。東京裁判での自らの偽証を謝罪し、満州国との連絡役を務めた関東軍・吉岡安直に罪をなすりつけたことを反省するなど、自己批判色が強いそうだ。

 溥儀は、遼寧省撫順にある戦犯管理所に収容されていた57年から、自らの罪を語る形で、「わが罪悪の半生」の執筆を開始した。中国当局や専門家が、これを削除・修正して、64年に「わが半生」として出版した。日本語訳もある。

 出版部数はすでに187万部近く、今回出版されるのは、当時削除された16万字近い内容を、加えたものである。東京裁判で日本側の弁護人は、溥儀が「満州国」の執政に就任したのは、「自発的だった」と主張した。

 日本側弁護人は、その証拠として、溥儀が当時の南次郎陸軍大臣にあてた「宣統帝新書」を示した。裁判に証人として出廷した溥儀は、これを「偽造だ」と強く否定した。今回の完全版では、その証言が「偽証だった」ことを認めている。

 64年版では、「証言を思い出すと非常に遺憾」とする程度だったが、今回は「私の心は今、おわびの気持ちでいっぱいだ」と明確に謝罪している。また45年のソ連軍侵攻の際、日本軍への支援を、自発的に満州国閣僚に命じたと告白している。

 この部分も、「全てを関東軍と吉岡のせいにしたが、事実は全て私が自発的に行ったことである」と告白している。中国政府による戦後の尋問についても、「中国政府をだました」とウソを認めた。

 64年版でも、吉岡中将への責任転嫁に触れていたが、今回の完全版では、自らの関与を認め、強く反省の意を示している。東京裁判で溥儀は、「吉岡が鉛筆で書いたものを私に渡し、それ以外は話すことは許さなかった」と傀儡ぶりを証言していた。

 中国紙の報道によると、出版元である北京の群衆出版社は、資料整理をしていて、64年版の削除・修正前の原稿を発見、「その内容が、溥儀の真実を理解し、歴史を認識するうえで研究価値が高い」と判断して、出版に踏み切ったという。

 満州国と溥儀皇帝については、先にその家庭教師であり、側近であったイギリス人・R F ジョンストンによる「紫禁城の黄昏」が出版された。そして、これが東京裁判の証拠として採用されていたら、あの裁判は成立しなかったとさえ言われた。

 満州国は日本がムリヤリ建国したのでなく、清朝のラストエンペラーだった溥儀の、強い希望に沿って建国されたというのが、歴史の真実として浮かび上がっている。今回の溥儀自伝の改訂版も、その見方を補強するものだ。その記事を朝日新聞が掘り出してくることに、時代の変化が感じられる。


comment:

一番最後のくだりは私には納得できかねますね。昭和初期からの関東軍の満州におけるあらゆる謀略とその後の中国進出をどう説明できますか。日本の産軍入り乱れての満州利権の獲得とその後の中国への武力攻撃は国内の小説でも多数詳しく書かれています。五味川純平の「人間の条件」「戦争と人間」では軍と企業の癒着、政治家、その利権がすさまじい迫力で書かれていて溥儀の弱さも描かれています。
2006/12/18(月) 午前 11:02 [ lamerfont]

やはり時間が経たないと真実は現れないということなのでしょう。生きている間に自らの時代を何処まで省みれるのか疑問ではありますが試みざるを得ない気持ちです。これで「紫禁城の黄昏」とセットで物が見れるわけで楽しみなことです。来年一月の出版は中国ですか?
2006/12/18(月) 午後 6:12 [ nat49899696 ]

なかなか真実とは出てこないものですね。で、朝日ですか・・・、まあ、何をやるかわからない新聞ですね・・・
2006/12/18(月) 午後 8:31 [ nukunukupower ]

lamerfontさん、コメントありがとう。今日の価値観では、植民地は罪悪ですが、当時のシナ大陸では必ずしも悪ではなかった。少なくとも匪賊の跋扈する場所より、よほど治安もよく豊かだったようです。ですから周辺の土地から満州族や多くの中国人が、大勢流れ込んだのです。何を基準に考えるかによって、評価は大きく変ります。これまでは、それを否定する側だけだったのではないでしょうか。ジョンストンの紫禁城の黄昏も、今回の溥儀の改訂版も、これまでの史観を修正するものと、私は思います。
2006/12/18(月) 午後 10:43 [ kim123hiro ]

natさん、コメントありがとう。来年1月の出版は、中国語のようです。しかし、すぐに日本語版も出るのではないでしょうか。どうも満州国の建国やその運営は、東京裁判や戦後伝えられてきたものと、だいぶ違うようですね。それに日本の植民政策は、搾取一本やりのイギリスやオランダのものと、基本的に違うのです。一緒くたに評価するわけには、いきません。 同じ日本が行った植民地政策が、台湾では素晴しく、朝鮮や満洲では極めて残酷だったということは、ありえないと思うのです。
2006/12/18(月) 午後 10:52 [ kim123hiro ]

nukunukupowerさん、コメントありがとう。ご指摘のように、東京裁判史観は、勝者の歴史観です。そこでは敗者の歴史は完全に否定されています。それを敗戦国民は、正しいものとして刷り込まれてきました。時間が経過して、人間が冷静になったとき、それらが修正されるのは、当然のことと思います。
2006/12/18(月) 午後 10:56 [ kim123hiro ]


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