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先日NHKで放映された「ライスショック」 うつうつと惰眠を貪っている間に食糧自給率が40%を切ってしまった そんな中で米のグローバル化はとどまるところを知らず、外国産の安い米が輸入され、 ただでさえ減少の一途をたどる生産者に追い打ちをかけている 「ライスショック」第一回、番組の中では『食糧安全保障上、凶作や天候異変などが起きた時、危機的な水準(40%)だ』と、指摘する一方、 『大量流入する輸入米と長年続く消費の低迷によって、生産者価格は暴落している。さらに、WTOやFTAなどの交渉によって、最後の聖域「コメ」を守ってきた「関税」等が下げられる方向に進む中、離農の激増、自給率の低下は避けられない』として、なかばこの流れを是認しているようにも思われる。 識者のひとりは、経済のグローバル化が進む中で国際的な分業のあり方として農産物の自由化を推し進め安い食料を手にすることが、望ましいと語った。 一見、もっともな意見のように聞こえる、しかし、ほんとうにそうだろうか、 さらに輸入に依存するようになったとき食料の安定した供給がこの先どこまで保証されるのだろうか ’60年には70%を切っていたドイツは現在100%近くへ、イギリスは40%ぐらいだったのが80%近くへ、それぞれ食料自給率を上げている。 先進各国では必死になって自給率を上げる努力をしているのだ。それななぜだろう。 ある国では農業従事者の収入のうち60%が国の補助であるという。そのような農家に対する手厚い保護をしているのだ。その国では食料の自給率を高めることが国として大切と考えられてそういう政策が打たれてきたわけだ。 それはなぜなのか。 「ライスショック」第二回では、『さらなる農業の市場開放が議論されている今年、日本の農業をめぐる政策は大きく舵を切った。全ての農家を支援してきた従来の方針を転換し、大規模化を条件に「強い農家」に支援を集中することにした』として、大規模化ができない中山間地の零細農家を切り捨てていく現実を報じ『グローバル化が進み、内外から市場開放を迫られている日本の農業。果たして、大規模化の道は、農業の再生につながるのか』と、疑問を呈してみせる。 それは、市場開放の波に呑み込まれ再生を果たせなかった日本の農業への不在証明、反語のようにも思える。 これはまるで、流通業界におけるシャッター商店街の農業版だ。 大規模農家だけを支援するこのようなやり方で、農業は、ほんとうに再生するのだろうか。 灯の消えた商店街に見る、地域の衰退が、起こるだけではないのか。 そして、いざというとき、食べるものもない何千万の国民が巷に溢れることになるのではないか。 小規模農家を生かしていくことこそが、農業の再生につながるのではと考えるのは、間違いか。 ふじふじのフィルター http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/ 「日本のこれから 農業」 http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_ba53.html 「食糧自給率はエネルギー自給率?」 http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_4ae2.html |
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2007年10月28日
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