北朝鮮分析

北朝鮮のブログ : huntbaki@yahoo.co.jp

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北朝鮮の食糧事情が深刻だということは、多くの経路を通じて伝えられている。最近、これまで断り続けてきた韓国の民間団体からの食糧支援は受け入れる、と伝えて来た。問題は、全ての民間団体からの食糧支援を受け入れるのではなく、韓国内にある親北朝鮮性向の左翼団体の食糧支援だけは受け入れて、反北朝鮮性向の右翼団体からの支援は受け入れないという点である。まだ、それほど食糧問題が深刻ではないようである。その果てしない自尊心は、どこから来るのだろうか?港にアメリカが支援した食糧と重油が到着する間も(北朝鮮はこれも、自分たち強いので、アメリカがくれた物だと主張する)、放送局と新聞社は、強烈にアメリカを批判する国が、即ち、北朝鮮である。

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北、韓国の民間食糧支援を選別して受け入れる

北朝鮮の「民族和解協議会」(民和協)の関係者たちが、最近、訪朝した韓国の民間の対北朝鮮支援団体の関係者たちに、民間次元の食糧支援を受け入れたいという意思を明らかにしたと伝えられた。

姜永植(カン・ヨンシキ)「我が民族助け合い運動」事務総長は2日、「北朝鮮の民和協関係者が、先週、訪朝した韓国民間団体の関係者に、5月末から受け入れを保留して来た韓国民間団体の食糧支援を受け入れるという意思を打ち明けてきた」と伝えた。

北朝鮮は、韓国政府が今年5月に提案したトウモロコシ5万tの直接支援を事実上拒否したのに続き、同月末から、韓国の民間で直接推進してきた対北朝鮮食糧支援に対しても、「今は時ではない」「待って欲しい」といった立場を表明している。

但し、北朝鮮はパン工場に小麦粉を送るといった形で、民間が食品の原材料を提供する次元で推進してきた対北朝鮮食糧支援に関しては、今年に入って7月末までに約4千tほど受け入れたし、民間団体が中国で食糧を購入して送った分に関しても、7月末から一部受け入れたと、対北朝鮮消息筋は伝えた。

このように、最近、北朝鮮は民間からの食糧支援を受け入れようという態度を取っているが、これは、食糧難が更に深刻になったことを証明する合図だという分析と共に、民間次元の韓国との交流は活性化し続けたいという意志表示であるという分析も提起されている。

しかし北朝鮮は、まだ、一部の民間団体の支援は受け入れないという意思表示をしていると知られている。韓国の統一部は、「北朝鮮側が韓国のある団体には『くれれば貰う』という意思表示をしたが、他の団体には『もう少し待って欲しい』という意思表示をし続けてしているとのことだ」と伝えた。

北朝鮮の金正日は、以前、後継者の選定を、次のように公式化した。

1. 首領の兆候を兼ね備えた者を、後継者として内定

2. 後継者の偉大性を広く宣伝して、人民全体に知らせ

3. 労働党全員会議で決定、及び公式宣布

ここで金正日が公式化した「首領の兆候」とは、

1. 首領は<偉大な思想理論家>だけがなることができる。

2. 首領は<偉大な指導者>だけがなることができる。

3. 首領は<人民の指導者>だけがなることができる。

である。これは即ち、政治的名分を意味する。現在、金正日は「首領の兆候」という政治的名分ではなく、血統的名分で後継者に内定する適当な子供がいない。血統的名分というのは、金正日の正式の妻が生んだ息子がいないという意味である。

金正日は現在のような危機状況では、<後継者>を選ばないものと見られる。その原因は、 第1に、金正日は自分の経験に照らし合わせて、今、<後継者>を選べば、その周辺に新しい政治勢力が形成されて、彼らが金正日を除去することもあり得る状況が発生すると判断している。

第2に、金正日は対外的に公認された世襲のレッテルを剥がすためにも、公式的に<後継者>を宣布しないものと見られる。しかし金正日が仕方なく後継者を内定しなければならない危機状況に陥ったら、金正男に決定するものと見られる。

その理由は、

第1に、金正男は金正日の長男として、幼い頃から金正日から、将来、自分の後継者はお前であるという話しをいつも聞きながら、それなりに後継者教育を受けて来た者である。

第2に、金正男は、例え金正日が規定した首領の兆候には到底及ばなくても、年齢-経歴-成長過程から判断した時、最も、金正日の期待に沿った者である。しかしながら金正日は、現在、金正男-金正哲を労働党中央委員会組職指導部に入れて、後継者の準備をさせている。

現在、金正男は労働党中央委員会組職指導部で、国防委員会の事業を担当していると知られているし、金正哲は労働党中央委員会組職指導部で、総合科事業を担当していると知られている。

戦争のような最悪の国家的危機が渡来したら、金正日は仕方なく後継者を内定するはずだが、こういった場合でも、金正日の絶対主義的な世襲独裁体制を最後まで維持することができる金正男を後継者として選定するだろう。しかし、もし戦況にならなかったら、金正日は自分が死んだ後に公布されるように、<遺書公布>の形で後継者を宣布することもあり得ると見られる。

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