北朝鮮分析

北朝鮮のブログ : huntbaki@yahoo.co.jp

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**韓国の北朝鮮分析サイトにある資料を翻訳したものです。


北朝鮮が「社会主義の優越性」を誇る時、欠かさない項目が2つある。1つは無料義務教育制度で、もう1つは無償治療制度である。今回の記事では、無料教育制度に焦点を当てようと思う。

生の感覚を伝える為に、本稿の主人公で都市外郭にある仮想の農村学校「幸福中学校」の教師「ファン先生」をお連れした。ファン先生の目から見た教育現場は、最近、北朝鮮を脱出した3人の教師とのインタビューを総合して構成した。
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教壇に立って既に20年が過ぎたファン先生が、学校業務の中で受ける最も大きなストレスは、学生たちに殆ど毎日のように、何かを出させる事である。今日もファン先生は怒りながら教室に入った。直前に校長と喧嘩したからである。40代後半の校長は、ファン先生が担任の4年生が、お金を一番少ししか出していないと追求し、催促までした。

「大変なのは分かっているが、私の立場に立って見てくれ。私としても、このようなことはしたくない。全て学校のためだから、先生に手伝って欲しい」

今日の午前、市の労働党教育部から学校検閲を名目に、幹部3人が来た。検閲とは言っても、賄賂を受け取りに来たのに間違いない。小さな学校を全部見学するには、20分も掛からなかった。学校を見学する振りをした幹部たちは、何時の間にか、校長の案内で消えて行った。多分、今頃、何処かの父兄の家に行って、酒の接待を受けているのだろう。

校長は検閲の3日前からクラスの担任たちを呼んで、中間レベル以上の学校評価を受けようとしたら、1クラス当たり500ウォンづつ(現在の北朝鮮教師の月給の15%に相当する金額)出すしかないと言った。しかし、ファン先生は100ウォンしか集められなかった。

ファン先生は教室を見回した。彼のクラスには32人の学生がいたが、普通、20人位しか学校に出て来ない。この中でお金を出せる学生は10人もいない。結局、また、クラス委員長を教務室に呼び出した。

「今日、教育部から検閲が来たのだが、お父さんにお酒2本だけ都合を付けて欲しいと伝えなさい」

お酒1本が100ウォン位だから、2本だけでも出したら、校長の口は塞げる。委員長は小さな声で「はい」と答えて出て行った。クラス委員長は家に経済力がなければ出来ない。ファン先生のクラスの委員長の家庭は、密酒を作って売っているので、お金はある程度ある。それで、必要な時にはいつも、彼に頼むしかない。

北朝鮮で余裕のある家庭は、子供を大学に行かせるために多くの努力をする。北朝鮮で農民の子は農民にならなければならないという身分の限界がある。軍隊を除隊しても、たいてい故郷の農民の配置を受ける。除隊後、普通の人なら忌避する炭鉱や塩田に集団配置される時もあるが、それよりは却って家へ帰って、農業を継いだ方が良い。

北朝鮮にこのような身分制度が残っている理由は、簡単である。この制度がなければ、農民たちが全員逃げてしまい、農業をする人材を確保することができないからである。一方、大学へ行けば、農民の身分から脱出することができる。卒業生の中から1〜2人が大学へ行く。幸福中学校から一番沢山行く大学は、師範大学や教員大学である。

師範大学を卒業したら、また幸福中学校の教師として配置される確率がほぼ100%である。しかし、皆、何とか口実を作って、都市に出ようとする。教師を辞めるのは非常に難しいが、それでも農民の身分から脱出するよりは簡単である。医学大学にたまに進学したりするが、この場合も卒業と同時に、大抵、党から故郷の農村の医師として配置される。このように農民の子が農村を脱出するのは難しい。

ファン先生の学校業務の半分は、学生たちからお金を集める「集金」と言っても過言ではない。党から検閲が来る度に、賄賂が必要である。検閲は労働党の各部署が競争するように実施する。賄賂だけではなく、軍隊の支援、各種建設場の支援など様々な理由で、お金を集める。お金だけでなく、セメント、石、塩、トウモロコシ、手袋、揮発油などを集めたりもする。忠誠の割り当て金を集めるという口実で、学生たちからワラビ、豆、ゴマも集める。金正日の誕生日の2月16日と金日成の誕生日の4月15日に、中学校3年生以下の学生たちにお菓子類1Kgをプレゼントとしてあげるが、このプレゼントを作るという理由で、トウモロコシと卵を出すようにと要求されたりした事もある。

学校も自主的に冬の暖房費、学校運営費などを集める。各種行事のためのポスターや送年会といった経費を賄う為に、学生たちが自主的に集めるお金もかなりある。このように集めるお金を全て合計したら、1年に100種類以上になるだろう。その全ての項目の物品が家にある訳がない。結局、お金を代わりに出す。このお金のかなりの部分は、幹部たちの懐の中に消えるということを、人々は皆知っているが、仕方ない。

幸福中学校には、お金を出しなさいと言われるのが怖くて、学校に出て来ない学生たちが多い。ファン先生のクラスも、1日平均10人以上の欠席生の半数は、お金を出すのが怖くて学校に来られない学生である。皆、家が貧しい学生たちである。このようにお金のない学生たちは、大学へ行くこともできないし、大学に行けなかったら、軍隊に行った後、また農民になるしかない。従って貧しい人々は、勉強をしなければならない必要性を感じることも出来ない。
北朝鮮に急変事態が発生することもあり得るという憂慮が、多くの形で提起されている。特に、最近、貨幤改革が失敗した後、北朝鮮の体制が軌道から離脱する兆候が明らかに見られるようになり、年内にも北朝鮮で予想もされなかった事態が発生する可能性があると主張する北朝鮮専門家たちが増えている。また、北朝鮮が長期間に渡って推進中のアメリカとの関係改善に失敗し、現在のような対立だけが激化したら、ますます金正日の統制力が喪失することもあり得るし、これは即ち、北朝鮮の急変事態を意味するという主張もある。

アメリカ、中国、韓国などが来月、中国で北朝鮮政権の崩壊などの急変事態を共同議論する事にしたことも、尋常ではない。特に今回のシンポジウムには、中国政府傘下の中国現代国際関係研究院の関係者たちが参加する。北朝鮮の状況が予想より良くないということを証明する内容である。中国はこれまで、北朝鮮を意識して急変事態に関する言及を控えて来た。最近、日本内部でも北朝鮮の急変事態に対する対応が、核問題より重要だという認識が拡散している。

既に知られているように、北朝鮮の情勢は極度の不安感の中にある。貨幤改革の失敗後、北朝鮮経済は麻痺し、物価高騰により住民たちの政府に対する反発は極度に高まっている。この件に関連して、北朝鮮政府が貨幤改革の失敗の責任をとらせてパク・ナムギ前労働党計画財政部長を銃殺したというニュース自体が、北朝鮮政権の深刻な危機感を反証している。極度に敏感な問題の金正日重病説と不透明な後継者構図も、不安感を増幅させている。北朝鮮が対外的に、軍部と労働党が別々に行動しているのも、金正日が統制力を喪失した理由の一つと見られる。北朝鮮社会の特性上、以前は金正日の指揮で軍部と労働党が一緒に行動した。しかし、最近、この北朝鮮の二つの勢力集団が、お互いに違う意見を主張しながら、別々の行動をとる場合が増加した。こういった全ての現象が、北朝鮮専門家たちが主張する北朝鮮急変事態論を、軽く見られなくする状況である。

東ドイツがそうだったように、北朝鮮の崩壊は意外に早く来るかもしれない。前政権が累積した矛盾は一瞬にして爆発するということは、歴史が教える教訓である。アメリカ、日本、韓国などは互いに力を合わせて、北朝鮮の急変に備えなければならない。北朝鮮が混乱に陥ったら、中国が北朝鮮に直接介入する可能性が高いし、これは東北アジアにもう一つの危機を作ることにもなり得るからである。北朝鮮の急変事態が現実になった時、北朝鮮の周辺国らが何の対応策もなく、中国に攻められる事態だけは発生してはいけない。
北朝鮮に急変事態が発生することもあり得るという憂慮が、多くの形で提起されている。特に、最近、貨幤改革が失敗した後、北朝鮮の体制が軌道から離脱する兆候が明らかに見られるようになり、年内にも北朝鮮で予想もされなかった事態が発生する可能性があると主張する北朝鮮専門家たちが増えている。また、北朝鮮が長期間に渡って推進中のアメリカとの関係改善に失敗し、現在のような対立だけが激化したら、ますます金正日の統制力が喪失することもあり得るし、これは即ち、北朝鮮の急変事態を意味するという主張もある。

アメリカ、中国、韓国などが来月、中国で北朝鮮政権の崩壊などの急変事態を共同議論する事にしたことも、尋常ではない。特に今回のシンポジウムには、中国政府傘下の中国現代国際関係研究院の関係者たちが参加する。北朝鮮の状況が予想より良くないということを証明する内容である。中国はこれまで、北朝鮮を意識して急変事態に関する言及を控えて来た。最近、日本内部でも北朝鮮の急変事態に対する対応が、核問題より重要だという認識が拡散している。

既に知られているように、北朝鮮の情勢は極度の不安感の中にある。貨幤改革の失敗後、北朝鮮経済は麻痺し、物価高騰により住民たちの政府に対する反発は極度に高まっている。この件に関連して、北朝鮮政府が貨幤改革の失敗の責任をとらせてパク・ナムギ前労働党計画財政部長を銃殺したというニュース自体が、北朝鮮政権の深刻な危機感を反証している。極度に敏感な問題の金正日重病説と不透明な後継者構図も、不安感を増幅させている。北朝鮮が対外的に、軍部と労働党が別々に行動しているのも、金正日が統制力を喪失した理由の一つと見られる。北朝鮮社会の特性上、以前は金正日の指揮で軍部と労働党が一緒に行動した。しかし、最近、この北朝鮮の二つの勢力集団が、お互いに違う意見を主張しながら、別々の行動をとる場合が増加した。こういった全ての現象が、北朝鮮専門家たちが主張する北朝鮮急変事態論を、軽く見られなくする状況である。

東ドイツがそうだったように、北朝鮮の崩壊は意外に早く来るかもしれない。前政権が累積した矛盾は一瞬にして爆発するということは、歴史が教える教訓である。アメリカ、日本、韓国などは互いに力を合わせて、北朝鮮の急変に備えなければならない。北朝鮮が混乱に陥ったら、中国が北朝鮮に直接介入する可能性が高いし、これは東北アジアにもう一つの危機を作ることにもなり得るからである。北朝鮮の急変事態が現実になった時、北朝鮮の周辺国らが何の対応策もなく、中国に攻められる事態だけは発生してはいけない。

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