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平壌では今、前代未聞の3代世襲が進められている。王朝国家を除いたら、独裁国家や共産国家にもなかった事である。21世紀の韓半島が、歴史的なコメディーの舞台になっている。現代史に例のない権力の3代世襲が現実化するのを受けて、北朝鮮の未来に対する関心と不安も増幅されている。アメリカは3大世襲を「北朝鮮の不安定事態」と規定して対応策を模索しているし、中国は北朝鮮の権力世襲を認めながら体制の崩壊を阻止するために、後継構図を支援する模様である。 |
北朝鮮問題の分析
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今年9月28日、44年ぶりに開催された北朝鮮の労働党代表者大会で、「金正日」の側近たちが大挙して権力を握り、「金正恩(キム・ジョンウン)」の権力承継が確実視された。これに対して多くの北朝鮮問題専門家たちが、北朝鮮の没落する速度が加速化していると分析した。全ての民主国家では「権力は国民から出る」のに対して、北朝鮮の場合は「全ての権力が金正日一人から出る」。北朝鮮の政治的、社会的特性上、こういうことは当たり前だと仮定すると、「金正日」が生きている限り、他の大きな変数はないだろう。それにしても、今回の9.28措置は血の臭いがする作業だった。 |
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10月11日、ノーベル経済学受賞者の発表を最後に、今年のノーベル賞受賞者の選定が全て終了した。しかし、中国の反体制要人であるリュウ・シャオボー(劉曉波・54)が平和賞を受けた波紋は続いている。 |
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私たちが北朝鮮問題を語る時、中国の問題がいつも変数として浮び上がる。北朝鮮は既にかなり以前に亡びなければならなかったし、そのようになり得る機会が数多くあった。しかし中国が後に控えていたので、北朝鮮が未だに存在しているのである。韓国戦争(6.25)当時も中国の介入がなかったら、北朝鮮は地球上から消滅していたはずである。これまで北朝鮮はあらゆる悪行を遂行して来たにも関わらず、中国が守ってきたので、困難な経済条件の下でも北朝鮮の命脈は延命したのである。しかし中国も今や限界点に達した。何故ならば、アメリカと中国の関係が微妙に変化しているからである。 |
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北朝鮮の金正日が、3男の金正雲(キム・ジョンウン)に「人民軍大将」の称号を付与したのに続き、党軍事委員会副委員長に選任し、これまで秘密裏に進められて来た後継者構図が公式化された。まだ手続きの過程が残っているが、先軍体制に立脚した「金日成-金正日-金正雲」3代権力世襲を完成し、これを内外に宣布したのである。封建王朝時代のアナクロニズム的形態であるので、残念でならない。その上、金正日の妹の金敬姫(キム・ギョンヒ)とその夫の張成沢(チャン・ソンテク)にも莫大な権力が与えられる親族集団権力体制を構築した。いかなる独裁国家でも類例を捜すのが難しい奇妙な権力構造である。 |




