道草

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 1993(平成5)年 6月14日 (月)

 観光バスの中から
 子供たちがピース・サインを送ったり
 手を振ったりしている。

 その喜びに満ちた輝く笑顔を見ていると
 疲れがいっぺんに取れるようだ。
 子供はいい。
 どんな財宝よりも
 喜び輝く子供の笑顔は叶わない。

 それは生命の喜びであり
 いのちの輝きである。
 生きていること
 そのものの素晴らしさである。

 <人間は子供から大人へと堕落して行くのだ>
         ドストエフスキー


 7月11日 (月)

 ビデオテープを見るように
 過去の記憶を振り返る

 料金所勤めで腹が出て
 チンポコ見えぬ立ち小便

 休日や盲目の猫を放って
 優しい友の笑顔

 玄関に入り来て
 30紋の友の靴

 ●僕のコメント
 僕は時々興に乗ると
 こうした駄句を量産して
 ことば遊びを楽しんでいた。

 猫好きの友の足はでかく
 普通の店では買えず
 専門店で購入していた。


 9月21日 (火)

 夕陽の美しいのはほんの一瞬である。
 くもりガラスが紫色に染まる時
 嗚呼、美しい夕焼けだなと思って外へ出る。

 しばらく夕陽を眺めていると
 次第に色あせてその輝きを失ってしまう。
 ほんの一瞬心が充たされる。
 僕は夕焼けが好きだ。


 10月15日 (金)

 今コスモスが真っ盛り。
 我が部屋の窓越しに美しく咲いている。
 コスモスは美しく可憐で優しい。
 コスモスという言葉の響きも好ましい。

 小さく粗末な赤い郵便箱の
 両脇にも咲いている。
 友の播いたもので
 自然にこぼれ種で生えて来るので
 他の所よりずっと遅かったが
 一週間前頃咲き出して
 今真っ盛りである。

 
 11月10日 (水)

 晩秋の夕暮れ時
 腹が空いたので
 米を研ぐために台所に立つ。

 小倉愛子の『百姓記』をざっと読み終えて
 図書館から借りて来たCD
 ブルックナーの<第8>の終楽章を
 ボリュームを上げて台所に立つ。
 勇ましいイントロが部屋中に鳴り響き
 その勢いに追い出されるかの様に台所に向かう。

 小腹がすいたので
 先ずは友が昨日村から貰って来た
 美味そうな柿を食べる。
 懐かしい村の柿の味がする。

 村の柿は甘くないと敬遠する人もいる様だが
 僕はこのほのかな天然の甘さが
 何とも懐かしく好きで
 村に居た時は秘かに一人もいで楽しんでいた。

 自分には柿と言えば
 この天然な太陽の恵みを充分に受けた
 自然な味のする村の柿が一番だ。
 ここには人工甘味料はない。

 この柿を食べながら
 今朝スーパーで買った富有柿の不味さを思い浮かべて
 これなら店に出しても恥ずかしくないと思った。

 考えてみると今年は
 Wさんの所で大工の棟梁から貰った筆柿
 昨日まで食べていた平種柿
 随分色々な柿を食べて来たことを思い出した。

 ホーレン草の鮮やかなグリーンを見て思った。
 女性の美意識の始まりは
 案外厨房から生まれたのではないかと。
 こんな美しい野菜たちの変貌ぶりに
 驚嘆したに違いない。

 女性の焼きもの好きも
 日常見たり触れたり
 使用したりしているからであろう。
 
 女性の美に対する感性は
 日常生活の中から
 体験的に養われ育まれたに違いない。 


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