大飯原発運転差し止め仮処分申し立てを却下 大阪地裁http://img.news.goo.ne.jp/img/ip_logo/sankei.gif?100x202013年4月16日(火)14:51
国内で唯一稼働している関西電力大飯原発3、4号機(福井県)について、大地震で事故が発生する危険があるとして、近畿や福井などの住民約260人が関電(大阪市)に運転差し止めを申し立てた仮処分で、大阪地裁(小野憲一裁判長)は16日、申し立てを却下する決定をした。
住民側は2週間以内に大阪高裁に即時抗告するかどうかを検討する。
住民側が昨年3月に仮処分を申し立て、当事者の主張を聞く審尋が8回開かれて今年1月に結審した。
住民側は国が定めた原発施設の安全基準には誤りがあり、「大飯原発周辺の3つの活断層が連動して地震が起きれば、原子炉を止める制御棒の挿入が遅れ、重大事故が起こるとともに、住民も甚大な被害を受ける」と主張していた。
これに対し、関電は「すべての原発で、福島第1原発の事故後も同様に必要な対策を実施しており、安全性に問題はない」と申し立ての却下を求めていた。
3、4号機は昨年7月に再稼働し、同8月から営業運転を開始した。
大飯原発をめぐっては、福井や大阪などの住民約130人が昨年6月、国に対し、原子炉等規制法に基づき運転停止を命じるよう求める行政訴訟を大阪地裁に起こしている。
大飯原発運転差し止め認めず=稼働の3、4号機で仮処分—大阪地裁2013年 4月 16日 17:57
国内で唯一稼働している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について、地震で重大事故が起きる可能性があるとして、同県の住民ら約260人が関電を相手に運転差し止めを求めた仮処分申請で、大阪地裁(小野憲一裁判長)は16日、申し立てを却下する決定をした。
大飯原発に近接する三つの活断層が連動して地震が起きた場合に、原子炉を緊急停止させる制御棒挿入にかかる時間が最大の争点だった。
小野裁判長は、3連動地震が発生した場合の制御棒挿入時間を許容値内の1.83秒と試算した関電側の主張について「特に疑問はない」と判断。住民側の「3連動地震では挿入時間が許容値を超える」とする主張を、「具体的な危険性が認められない」として退けた。
津波の危険性については、同原発の安全限界(11.4メートル)を超える津波が襲来する根拠はないとした。
原発の運転差し止めをめぐっては、金沢地裁が2006年の判決で、北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の差し止めを命じたが、二審名古屋高裁金沢支部で取り消され、最高裁で確定した。
[時事通信社]
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