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書庫被曝 ふくしま共同診療所

 
【福島の小児甲状腺がん112人の危機に訴えます】
 
ふくしま共同診療所・杉井吉彦医師インタビュー
 
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    http://img-cdn.jg.jugem.jp/4fe/2167139/20150116_1339369.jpg
     

     3・11から4年たつ福島の状況は全然変わっていない。低線量被曝は延々と続いている。現実に帰れない状態が長期化する。目標1ミリシーベルトを無視して政府は帰そうとしている。
     国、県、検討委員会も含めて「健康問題は起こらない」という路線です。「アンダーコントロール」はさすがに言えなくな
    っている。汚染水、汚染核燃料の撤去スケジュールも遅れ、中間貯蔵施設(最終処分施設の展望は無い!)は無理矢理にもいかなくなっている。
     原発再稼働については「安全」を無視した避難計画。医療機関は玉突きになって成立しない。避難誘導に民間の労働者、現代の徴用ですよ。

     
    ■多発状況に入った甲状腺がん問題

     甲状腺問題は「先行検査」の段階で、「被曝線量が少ない」「スクリーニング効果」「地域差がない」という言い分できた。さらに今度は「チェルノブイリの 遺伝子損傷パターンと似ていない」と言う。疫学、統計学的にどうなんだ。そもそも遺伝子損傷パターンは共通ではない。感覚だけでものを言うなって。「関連 があるともないとも言えない」なんて。前回は「関連がないと思われる」だった。彼らも追いつめられているんです。
     昨年12月25日の県民健康調査検討委員会で4例の新しい患者が出た。前回A1だった、のう胞も何もない子どもから2人、さらにA2でのう胞だけの子ど もから結節が出て、腫瘍・がんとして確定した。これは明らかに新規発生。
    8万2千人を終え、うち6万人の結果が出て、2次検査にまわったのは対象者457 人のうち248人。うち確定が4人。当然増える可能性がある。そのままいけば8万人で8人、全体で30人前後となる。1万人に1人。「100万人に1人」 はどこいっちゃったの。完全に多発状況。爆発していく状況に入っている。この数字のすさまじさだよ。

     検討委員会は新聞に事前にわざとリークした。「4人のうち3人は外部被曝量が推計で最大2.1ミリシーベルトだった」を言いたいがため。被曝線量が少ないと言いたいのだろうけど、親からしたら、こんな少なくて出るならもっと出るんじゃないかとなるのが普通です。

     「甲状腺検査自体がストレスになるから縮小、廃止」という環境省・福島第一原発事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議の路線に抗して、持 続的に検診を続けないといけない。鈴木真一は「甲状腺がんは予後がよい」と言ったのに、自分たちの発表で肺やリンパ節への転移を認めているわけでしょ。 「危ないのだけ手術した」とまで言った。福島の小児甲状腺がんはきわめて厳しい状況だという認識が大事です。そして怒り、検診を精密に続けていかなければ ならない。
     
    山下俊一の「大丈夫だ」という路線に従ってきた人たちの気持ちをぐらぐら揺さぶる状況に突入した。全体の医療機関の力で厳しい状況を覆すための 条件が整ってきたとも言える。
     
    検診と早期発見、健康を守る運動が広がるし、広げなければならない。働きかけをもっと強めていきたい。


     
    ■全国の避難者と手を取り学ぼう

     避難・保養・医療の原則、3つがそろって初めて、今の状況に対する回答となり、医療者、福島県民、すべての人たちの指針になる。子どもの甲状腺がんだけじゃなくて、全身におよぶ身体的・精神的な健康状態の悪化に対し、長期の要望に応えるものをつくっていく。

     全国的に避難の方は依然としてまったく減らないというすごさだよね。ありとあらゆる安心・安全キャンペーンに生き様をかけて抵抗している人たちの気持 ち。全国の避難者の実態と実質に切り込んでいかないと。
     
    福島でも健康相談会など現実の問題としてやるわけです。避難している方だって大変です。公的な補助 なんて何もない。現実の声と必要性を引き出し、ともに格闘することなしには、福島の怒りと言っても現実の怒りにはならない。原発再稼働反対の世論60数% は「福島は解決していない」「避難している人がいっぱいいるのに再稼働はおかしい」という声だよね。福島の現実をもっとみんなが知ったら再稼働への怒りは 噴出してくると思う。

     この間の全国での診療所報告会は画期的な人数が来るんだよね。札幌では、室蘭から2時間寒い中来て「一度話を聞いてみたかった」と。山梨ではおじいちゃんがきて、泣き出してしまって。依然として原発問題は、脈々と「福島を救え」と人々の心を打っている。

     甲状腺問題、内部被曝であり、震災関連死であり、避難の継続。「アンダーコントロール」、「健康問題は起こらない」という二つの向こうの言い分を否定す る現実が現にあること、それに対する福島県民の声を聞き、生活を知り、それを自分たちが運動の精神にし、思想の根本に据えきる。避難の13万人がどういう 思いか。4年ですよ、すさまじい避難せざるを得ないような虐待・虐殺が、身体的・精神的に続いているんだ。
     理論的にも論理的にも「帰っちゃいけない」と血肉化しないと4年間継続しない。そういう人が避難している中にいっぱいいる。「避難・保養・医療」が通用すると思う。
    帰らない、そこに怒りの源泉がある。安倍にとっては刺さったトゲだ。

     
     
     

     
    ■福島の現実の声を運動の根本に

     2年半、お母さん方、子どもたちの話を聞くなかで初めてつかんだ中身を共有して欲しい。想像でわかる部分もあるけど、やっぱり人間、話をして、見てわかる。もっと働きかけて甲状腺検診をやり抜いていく。内部被曝の問題を取り組む体制と組織と思想、技能を築き上げて着実に具体化していく。避難者の生活を守りともに勝ち取る。身体的、精神的、社会的な状況すべてがひとつになって健康と言えるわけだから、「医・食・住」の問題としてある。そういう時代なんだ。

     本来「健康」は資本主義にとって一定やらないと国家として成立しない。福島の場合は投げたわけだよ。ここに向こうの矛盾と弱点、怒りの源泉がある。福島 の現状と、避難者の生活状況と気持ちをいかに受け止め、自分のものとし、つながりをつくりあげていけるかが、この2、3年の勝負。運動の本物さを勝ち取る ポイントじゃないか。

     福島県内の高線量地区に行かされる運輸・郵便の労働者、野外作業・被曝を強いられる労働者。除染労働者、原発労働者はもっと大きいが、被ばくを強制する 者に対する怒り。原発事故の場合は、全員が被曝しちゃうんだけど、今は明らかに濃度の濃淡があるわけだから、そこに行かせるという非人道的なあり方。根本 的な矛盾だよ。

     そして避難住宅の問題。資本主義社会においては、住宅問題は解決できない。現実の要求として終の棲家を十全に供給できない、投機の対象になる。「住」の持っている特殊な位置です。

     
    ■3・8国際医療シンポを成功させたい

     集会などの行動は、避難する人たちとともに現状を共有し、闘う方向性、持続する心を強化し共闘する中身が必要。そして反原発を闘う人たちの思想的・運動 的なすりあわせ、切磋琢磨。「福島はこうです、どうしましょう」という一般的な話ではない。運動なんだから、思想なしには進まない。集会はそういうものを 考える機会になる。

     そして現在何が必要かということ。医療なり、具体的に起こるであろう不安に応えるものでなければ。応えきれないことはいっぱいある。それを考えるこちら側の契機になる。

     うちの本町クリニック(東京・国分寺)でも保険適用で甲状腺エコー検査を始める。全部の医療機関、看護学校などに働きかけ続けます。

     3月8日の国際医療シンポジウムを、今までの全力を結集し、各種の国内外の人たちとの真摯な意見交換を通じて、状況を踏まえて今後の方向性を確認し、一 般の認識にしていくものとして成功させたい。
     
    3・11から4周年、現状打開のための怒りを結集する「反原発福島行動’15」と共通のものとして勝ち取らな ければならない。そして原発を推進しているのは全世界の資本主義者どもだから、国際連帯の力も結集して成功させたいと思っています。
     
     
     
     
     
     
     
    【動画】福島に子どもの命の拠り所「ふくしま共同診療所」 西尾正道
     
     
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