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なんじゃこりゃ、首都圏反原連!
これは酷い!!
「野田はNO〜ダ!!」もダメなの??
「(反原発運動で)野田政権打倒を掲げる人たちは、目的をすり替えようとしている。」だと??
そもそも口では「みんなちがって、みんないい」と言っておきながら、それもウソか!?
「警察と仲良く「左派」を排除するデモって世界広しといえど日本だけだろう。」 (薔薇、または陽だまりの猫のコメントから)
『週刊ポスト』の今週号に、官邸前抗議行動の呼びかけ主体である「首都圏反原発連合(以下、反原連)」のメンバーのお一人である、MisaoRedWolfさんへのインタビュー記事(担当:元ジャーナリスト上杉隆さん)が掲載されています。記事のタイトルも「脱原発の敵はサヨクとネトウヨだ」という香ばしいもので、先行して読まれた方々から「なんじゃこりゃ!」とか「これは酷い」とか「応援してきたのに裏切られた」とか、あまつさえ「喧嘩を売られたも同然」という感想さえ聞いていました。
でもまあ、Misaoさんは官邸前行動の主催者というわけでもなく、反原連の代表というわけでもないですし、今のところはあまり話題にもなってないみたいですね。だいたいこの香ばしいタイトルも、どうせ編集部が勝手につけたもんなんだろう、「サヨク」とカタカナで書いてあるのは、昨611のことを意識して語っているのかな、まあどちらにしても、自分はエセなカタカナ「サヨク」じゃないですよーだ σ(゜┰~ ) くらいに流しておけやと、まあどちらかと言えばMisaoさんをかばうつもりで読みました。『週刊ポスト』ごときに踊らされて、まんまと仲間内で喧嘩するなんてアホらしくも悔しいやないかいと。 んでまあ、実際に読んでみての感想は、「なんじゃこりゃ!」であり、「これは酷い」、さらに「応援してきたのに裏切られた」とか思いました。まあ「喧嘩を売られた」とは思いませんでしたが。これはさすがの私も到底かばいきれないです。 一応公平のために申しておきますと、このタイトルはやっぱりおかしいです。別にMisaoさんは、脱原発運動の主要敵が「サヨクとネトウヨ」だということを訴えておられるわけではありません。これは記事執筆者の上杉氏の主観的な問題意識です。はっきり言って上杉さんは、反(脱)原発運動の現場をおそらくは全く知らないし、肝心の官邸前行動さえろくに取材もせず、要するにマスコミ記事と、Misaoさんの話(言い分)だけを元に一方的な記事を書いておられます。もしくは自分の言いたいことにあわせてMisaoさんを利用しておられる。 そのことは次の一文だけで容易にわかります。
「このデモには明確なリーダーが存在せず、左翼団体の影もない。緩やかに個人が連帯することで規模を拡大してきたが、そうしたデモの特性は、すべて主催者の戦略だった」 これが上杉氏の言いたいことのすべてです。 これだけでもう、反(脱)原発運動の現場や、官邸前行動をまともに取材していないことがわかります。繰り返しますが、別にMisaoさんは「サヨク」全般が、「脱原発運動の敵だ」とおっしゃっているわけではありません。実際の運動現場でセクトがうざいということを、革マル派、中核派、在特会という3つの団体に特定して、それも抽象的にではなく、具体的にこういうことがあったという実例を元に語っておられるのであり、記事のタイトルや見出しの付け方には上杉氏の主観的バイアスがかかっています。
それにまんまと踊らされて、「応援してきたのに喧嘩を売るのか!」とまで即断するのは、それこそ上杉氏の印象操作に騙されているというものです。 しかしそういうことを公平に判断したその上でなお、私はこの記事に以下のような苦言を呈さずにはいられません。 まず前提として、別に私は左翼の立場から、反原連に官邸前行動の中で「何かをやれ」と言いたいわけではないですよ。だって(こういう表現は僭越ながら)、反原連の最大の功績は、やはり「皆が入れる大きな空っぽの袋」を用意してくれたところが偉いというか、現在の成功の秘訣だったと思うからです。反原連の催しって、そこがいいと私は思うのです。その袋の中に「こういうものを入れろ(入れるな)」とか、要求するのはおそらくは詮無いことなんだろうなと、最近になってそう思うようになりました。 別の言い方をすると、反原連は「世話人」に徹した時にすごく輝く。 そこを勘違いして、「管理人」みたいなふるまいをする時に反感を呼ぶ。 ところがMisaoさんのインタビューでは、要するにデモに来る参加者を「一人一人別々の個人」というより、「ひとつの大きなまとまり」としてとらえて、それに主催者が全体として規制の枠をはめるという、「管理人」的な考え方をしておられると思いました。「空っぽの袋」ではなく、参加者を自分色に染め上げてやろうみたいな。 一番疑問に思うのは「再稼働反対」以外は「口に出してもいけない」ってこと。これはちょっと窮屈すぎると思う。Misaoさんは野田政権に反対してもいけないとおっしゃるけど、活動家でもなんでもない普通のおじさんやおばさんが、「野田やめろ!」とか現場で叫んでますよ。いくら原発に反対でも、野田さんの支持率がすごく高かったら、ここまで集まらなかったのも事実だと思う。そういう政治に対する不満が背景にあるからこそなんです。違いますか?そんなごく自然なみんなの気持ちを押さえつけて、のぼりはおろか、口にもするなというのはどんなもんでしょう。 警察との「友好関係」の強調もそう。「官邸前には行けません」と、警察に止められたおばさんが、びっくして警官に掴みかからんばかりの勢いで猛抗議しておられました。あれは活動家では絶対にできないこと。ああいうのを見た後でインタビューを読むと、「はあ?」って感じですね。「この人は普通のおばさん(参加者)と警察のどっちの味方なのかな。どっちを見てものを言っているのかな。みんなの怒りがわからないのかな」と。もう、すっかり雲の上の偉い人になってしまわれたんですね。 Misaoさんのインタビューを読んで思ったのは、総じて「自分の個人票で当選したと思い込んでいる議員先生様」みたいな印象でした。実際にはまず政党の基礎票というものがあり、個々の運動員や支持者が必死で開拓した運動の集積として、その議員個人の票だってある。官邸前行動だって、決して反原連の力だけや、まして「Misaoさんのパーソナリティ」があったからできたわけじゃない。つか、参加者のほとんどがMisaoさんのことなんて知らないでしょう。「いつも警察車両に乗って『解散してください』というお姉さんだよ」と言えば、ああ、あの人かと思う人は多いでしょうけど。それを忘れるなら、あっという間に「あっそ、じゃあ自分だけてやってね」と皆が離れて裸の王様ですよ。 たとえばセクトの活動家だって、反原連の指示に従って団体名も出さずに官邸前に通いつめ、被災者のために献身的に運動している人だっているのです。だから10万人を突破した時、そんなセクトや左翼の活動家を含む参加者の一人一人が「自分の成果=集まった一人一人みんなの成果」として、すごい達成感を感じたし、嬉しかったし、それをまともに報道しないマスコミへの怒りを共有した。連帯感があった。そういう尊敬すべき多くの人たちを知っているから、それをまるで自分(たち)だけの成果みたいに語って、どこもかしこも味噌もクソも一緒くたに「セクトのやつらは」と語るMisaoさんには、ものすごい反感を感じました。あの日の連帯感を穢(けが)されたような裏切られた思いでいっぱいです。 被曝問題や福島の方々の疎開支援も言ってはいけないと言われ、絶望(幻滅)して、官邸前には行かなくなった方もいます。恩着せがましいことは言いたくありませんが、私はそんな方にもずっと反原連をかばってきたつもりです。でもこのインタビューで、被災者を含むそういう人たちを切り捨てたおかげで「運動が成熟した」とか言っておられるので、もう雑誌を破ってやろうかと思いました。 まあ、「主催者」にもいろいろいるということですねえ。前の私の投稿で書いた、頭ごなしに命令してきた「主催者腕章男」も、おそらくMisaoさんのこういう発想に感化された人だったんだと合点がいきました。反原連のみんながそうではないことは重々承知しつつ。 (追記) まあ、革マルはしょうがないですよ(笑)。あそこの運動理論では、参加者との連帯なんてないですから。文字通り、単に宣伝のため「だけ」に来て、レポが無線で指示を出しながら、看板を持って常に目立つ場所へと走り回っているのです。つまり目立つ場所に自派の看板をだすことを「任務」として来ているだけ。だからこそ、いつも素早く最前列に陣取れる。これじゃ追い出されてもしょうがないですよ。ただ、Misaoさんみたいに「駅前でビラを巻く」のもいけないってのは、ちょっと行き過ぎだと思いました。 また、よく革マルと一緒にされる中核派ですが、実態はかなり違います。少なくとも参加者の一人一人は熱い思いで主体的に抗議に参加しています。隣になったことがありますが、全体的にとても好感が持てました。まあ、組織の評価は指導部と機関紙に書いてある内容で判断するしかないので、その点では彼らを気の毒に思います。 ブログ旗旗 ********************* 記事を紹介した、先のエントリーに早速(予想通り)良識あるフツーの市民様から週刊ポストに通報した というありがたいコメントがありました。 以下は MisaoRedWolfインタビュー/週刊ポスト からの抜粋 Misao 参加者のなかには福島からの避難者のこととか、子供たちの被曝のこととか、 自分たちのイシューをかぶせようとする人もいます。私も被曝の問題は重大だ と思ってますけど、まず大飯の再稼働を止めることで、大きな風穴を開けたい。 「野田政権打倒」を掲げる人たちもいるけど、私たちはそれが目的ではない。 代替案として誰々を首相にしろと、そこまでいえるのなら具体性が出てくるけど、 具体的なイシューがないと焦点がぼやけてきて、運動に酔うだけの人が増える気 がする。だって内閣を打倒して運動が収束して、いざ他の内閣になったら、もっ と原発が悪いことになる可能性だってあるじゃないですか。 野田政権打倒を掲げる人たちは、目的をすり替えようとしている。7月29日の 国会包囲のときに「野田政権打倒」って大きなプラカードが出たんですけど、あ れをやったのは左翼の活動家ですよ、たぶん。 結局、デモが巨大化してから、(セクト系が)またドーッと来るようになった。 でも、これに始末をつけなければ、本当の意味での市民運動にならないっていう 思いが私の中で強い。 7・29のときも、集会が始まる前に管轄の警察署の警備 の人が、「革マルがいる から」って教えてくれました。私たちの「共通の敵」です から。 Misao 8時過ぎて音が出ているのが一番クレームが来るというので、じゃあそこは守りま しょうと。 そうしたら管轄の警察署が運動が円滑にできるように配慮してくれるようになっ た。このあいだなんか、展示場にあるような、「ファミリーエリアはこちらです」 とか「あちらにお進みください」という看板が出ていたんです。 ーーどうせなら、デモの協賛に「警察」って書けばいい(笑い)。 Misao 野田首相と面会するときもこの運動を一緒に作ってきた警備の警察官に同行して もらいたいってコアメンバーと話しているほどなんです。彼らが人事異動するのが 一番怖いですね(笑い)。ただし警備の厳重化については、私たちは承服していません。 |
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2012年08月22日
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コメント(3)
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何だこれは・・?
ちょっとヘンじゃないか??
怒りのガス抜きのための面会??
「デモや抗議が原発を止めるわけではない」と公言したかと思えば、
今度は、喜々として政府の懐に飛び込む「反原連内部の、一部のメンバー」
野田首相:「(首都圏反原発連合のメンバーと面会して)当面の原発再稼働に理解を求める考えだ。」 <原発再稼働抗議>首相、22日に市民団体メンバーと面会毎日新聞 8月21日(火)21時1分配信 野田佳彦首相は22日午後、原発再稼働への抗議活動を毎週金曜日に首相官邸前で行っている市民団体のメンバーと官邸で面会する。官邸ホームページでインターネット中継する。当初は8日を予定していたが、消費増税法をめぐる与野党対立の余波で延期され、日程を再調整していた。
市民団体側は関西電力大飯原発(福井県おおい町)を含めた全原発の停止や、脱原発政策への転換などを求める見通し。首相は政府の新たな「エネルギー・環境戦略」に関し、将来的に原発依存度をゼロにする場合の課題を検討するよう指示したことなどを説明し、当面の原発再稼働に理解を求める考えだ。【岡崎大輔】 ≪以下、一部の反原連メンバー発言資料≫
(「内なる敵」というタイトルは、内部分裂促進するための悪意あるネーミングだと思う。 首都圏連合が意図したものではないと思うので、不用意に乗らないようにしましょう。)
週刊ポストインタビューからの抜粋
『脱原発デモの内なる敵は サヨクと ネトウヨなんです MisaoRedWolf インタビュー/週刊ポスト』
■デモの 協賛 は警察!? |
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