ここから本文です
宝の山
「地獄への道は、無数の善意で敷き詰められている」。ファシズムの二枚舌を見破ろう。橋下批判、草の根ファシズム批判は宝の山別館で

書庫全体表示

 
新自由主義下の在本土沖縄青年労働者の新たな闘いへの挑戦
 
はじめに
 
 沖縄出身労働者が本土へ大量に流入しはじめるのは、歴史的には1920年代に入ってからである。それ以後、日帝の沖縄政策は都市部基幹産業への「労働力供給」地域として、国内の「賃金上昇抑制」地域として安価な賃金で雇える(「ソテツ地獄=飢餓地獄」として沖縄現地では生きられない現実があった)沖縄出身労働者を本土企業は採用していく。
 しかも、日帝の沖縄政策は戦前戦後一貫して変わることがなかった。特に戦後、日帝は天皇メッセージで沖縄を米帝に売り渡し、米帝占領下の沖縄を日米安保条約締結後に米軍支配下におくことで沖縄を「侵略基地の島」に変貌させ、日帝は帝国主義として延命したのである。
 米帝は「銃剣とブルドーザー」で住民から土地を強奪し「侵略基地」を拡大してきた。また、日米帝は米軍支配下の傀儡政府=琉球政府に製造業の育成を「禁止」し、農作物の一部を除きあらゆる製品を「輸入」に依拠し、あらゆる基幹産業が基地のため、基地依存型社会をつくった。そこでは沖縄労働者は基地で働くか、本土で働くか以外に選択肢はなかったのである。
 そうして戦前からの在本土沖縄出身定住者・戦後の米軍支配下から沖縄では職が無く、本土にパスポートを持って流出した者が在本土沖縄出身労働者を形成してきた。本土における沖縄出身労働者ははじめから「季節工・臨時工・非正規」であった。在本土沖縄出身労働者は過酷な労働環境下にありながら「沖縄現地の現状、職場での不満」を語り本土において労働者として決起してきた。折からの「復帰闘争」では戦前からの闘志で沖縄民権の会−故古波津英興氏、そして川崎県人会青年部の座覇光子氏らとともに70年安保・沖縄闘争に決起し、職場・学園で闘いぬく。今回は70年安保・沖縄闘争での沖闘委・沖青委の闘いの総括は割愛するが、ここから在本土沖縄出身労働者の、「沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒」の闘いが開始されたのである。
 
(1)在本土沖縄出身労働者の闘い
 
 在本土沖縄出身労働者は、沖縄現地と一体となって70年安保・沖縄闘争の爆発を「沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒」でその一翼を担いぬいた。その活動家の殆どが民間産業労働者で非正規職も多数いた。
 その後、闘う三団体の全国労働者総決起集会開催で沖縄現地行動団の登場は在本土沖縄出身労働者の本土での労働者としての決起を促し、在本土沖縄出身労働者に労働組合での闘いの重要性を認識させる契機になっていく。折からの合同・一般労働組合結成は「派遣法撤廃」闘争から青年非正規職労働者の決起が陸続と起こり、在本土沖縄出身労働者も決起をはじめていった。
 そのもうひとつの契機は革共同が労働運動路線の確立の渦中で血債主義、糾弾主義と決別し、綱領草案で「一切のかぎは、資本の支配のもとで徹底した分断と競争にさらされている労働者が、この分断を打ち破って階級としてひとつに団結して立ち上がることにある。この団結の発展の中に、奪われてきた人間本来の共同性が生き生きとよみがえってくる。これこそが労働者階級のもつ本当の力である。社会を変革する真の力はここにある」(革共同綱領草案第五項)と報告し、これまでの沖縄の現状(沖縄差別)が日帝・資本による「沖縄−本土労働者の分断」の結果にあり、血債主義、糾弾主義は分断を容認する日和見主義であることを示したことにある。
 特に在本土沖縄出身労働者は本土の地に生活の基盤がある。自らの地(本土)で労働者の仲間を増やし、団結を作っていく闘いが在本土沖縄出身労働者の使命である。それを沖縄民権の会−座覇光子氏は「私の故郷は世界の労働者階級の中にある」と喝破した。
 また、「沖縄−本土をむすぶ団結」が71年11月渋谷暴動で70年安保・沖縄闘争を最先頭で闘った星野文昭さんを生み出した。無実である星野さんは無期懲役で不当にも獄中38年を「沖縄−本土をむすぶ団結の証」として闘っている。星野さんの無実を示す「色・声・光」で全証拠開示を勝ち取ろう。
 沖縄出身労働者の本土での労働運動への決起は殆どが非正規職で「生きさせろ」的決起である。1987年、中曽根による国鉄分割民営化は労働者・組合の団結を破壊し、日帝による新自由主義攻撃は青年労働者を「本土の沖縄並み雇用化」にたたき込んだ。日帝の全矛盾を抱え苦闘する青年労働者、沖縄出身労働者の組織化も「外注化・非正規職撤廃」闘争の中から生まれる。沖縄出身労働者を闘う合同労組に組織しよう。
 新自由主義との闘いは国鉄を先頭にした全職場での闘である。国家ぐるみの不当労働行為は、すべての職場生産点で凶暴化し、全矛盾が全職場で渦巻いている。しかし、日帝はいまだ労働者階級を屈服させきれていない。外注化・非正規職化が世の中に蔓延し一見「当たり前」のように見えるが、これと激突して現実をぶち破っていく闘いを動労千葉・水戸を先頭にしてつくり出されているのである。
 「闘う労働組合を甦らせ」「資本と非和解・非妥協」で決起しよう。ここでの資本による徹底した雇用破壊と安全破壊攻撃は労働者を殺し労働者の分断と団結破壊・労働組合解体攻撃である。これと闘う階級決戦攻防で勝負をつけるのが国鉄決戦なのである。10・1外注化阻止を闘い取り、JR.全面外注化阻止粉砕の第2ラウンドは階級的労働運動の再生か根絶かをかけた階級決戦だ。全産別・全職場で「外注化阻止、非正規職撤廃」で決起しよう。 (つづく)
 
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 

転載元転載元: たたかうユニオンへ!

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

開くトラックバック(0)

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事