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宝の山
「地獄への道は、無数の善意で敷き詰められている」。ファシズムの二枚舌を見破ろう。橋下批判、草の根ファシズム批判は宝の山別館で

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母・娘がたどり着いた所は、県の検査に批判的な『ふくしま共同診療所』だった・・。 (再掲) 
 
 
 
 
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3月11日に報道された「 報道ステーション 動画 20140311 」がすごい反響を呼んでいる。
 
「甲状腺ガンのことを他に喋ると就職にも差し障るかもしれないから黙っていた方がいいと医師に口止めされた人がいた」とか、「ほかの病院では診察を断られた」とか、県の検査結果通知はたった2行の紙切れ一枚だった」とか、じつに衝撃的な内容だ。
 
母娘は診察してくれる病院を探したがことごとく断られ、結局たどり着いたのは『ふくしま共同診療所』だったそうだ。
 
 
動画を見ていてホントに腹が立ってくる。
 
例えばである。来年予定の県立医大以外で甲状腺の一時検査を行える民間診療所を指定する指定条件について聞かれると・・・
 
「私どものところでやった検査と同じレベルの事をやって下さいね、ということも理解してもらわなければいけない。」 (鈴木俊一)
 
 
県立医大と同じレベルの診療をやれ???
そうしないと指定しない??
アホか!!
県立医大と同じレベルでやっていたら殺されてしまう、手遅れになってしまう。
みんなそう思ってるんだよ!!
だから不信感を抱いているんじゃないか。
 
鈴木俊一はなぜ県民が県立医大に大きな不信感を持っているのか、まるで解っていない。
 
あまりの反響の大きさに県立医大をはじめ、公安協力者 (=公安警察のスパイ)たちが大慌てでケチ付けに躍起になっている。
 
 
なお、放射能被曝診療で健康保険証が使えるのは、福島県内では唯一『ふくしま共同診療所』だけなのです。
 
県立医大の圧力で、他の民間診療所では健康保険証が使えないのです。
受診者は1回1万数千円の実費を支払うか、医師は無報酬で診察するしかないのです。
これも民間診療所の診療拒否のひとつの要因になっているのです。
 
ふくしま共同診療所は県立医大の悪辣な策動と闘い、保険適用を認めさせた県内唯一の診療所なのです。
医師といえども、闘わなければ子どもの命も被曝者の命も守れないのです。 
 
全国の皆さん。 
労働者、市民の力で闘う医師団を守り、支えましょう。
『希望の診療所』を守り、発展させましょう。
これは全国の私たちの責務であり、闘いなのです。
 
 
 
 
 
録画 12分40秒から
 
ふくしま共同診療所 松江寛人院長インタビュー
21分45秒辺りから
 
 
 
※◇※◆※◇※◆※◇※◆※◇※◆※◇※◆※◇※◆
 
 
 
 
読みやすくするために、ナレーションは青色で色分けした。
 

子どもが甲状腺がんに・・・ 母が苦悩の告白3/11報道ステーション(内容書き出し)

 
「お母さん放射能は調べないでくれ」って泣いて訴えるんです。
だからうちではもう、放射能の話はタブーなんです。


子どもが甲状腺がんに・・・
母が苦悩の告白

 
 
 
 
(※ナレーションは青色で、証言は茶色色分けした。)
 
 
福島原発事故から3年、わが子が甲状腺がんに 苦悩の日々を母が告白
 
放射能との因果関係はチェルノブイリで検証失われたデータ…国と県の責任は
 
 
福島の18歳までの若い方の甲状腺がんについて、今日はお伝えしたい事があります。

まず、現在の考え方からです。
福島原発の事故由来の放射能と、当時18歳よりも若かった福島の方々の甲状腺がんが出た、と、
この因果関係は「考えにくい」というんですね。
「考えにくい」というより「分からない」ではないか、という疑念を番組では持ちました。

これは「因果関係がある」とか「ない」とか、
「どちらも分からないのではないか」というところから福島での取材を始めました。

そして今まではですね、若い方の甲状腺がん、子どもの甲状腺がんというのは
100万人にひとりかふたり」と言われていました。

福島では現段階で、27万人の方が検査を受けてうち33人が甲状腺がんと分かり、摘出手術を受けています。
 
 
33人。

これまでおよそ27万人の子どもが受けた福島県での甲状腺検査で癌と確定した人数だ。
すでに摘出手術を終えている。
子どもの甲状腺癌は年間100万人に1人から2人とされてきたが、今その数字は大きく覆されている。
 

古舘:
お子さんの甲状腺がんが発見されて摘出手術を受けたという親御さんにこの番組では接触を試みました。
7人の方に接触させていただいたんですが、
やはり、インタビューをお願いするとことごとく断られました。
いろんな事情があると思います。

そしてある方はこういう事をおっしゃいました。
担当したお医者さんに「こういう事に関しては周囲にしゃべらない方がいいだろう」と。
「お子さんの就職の際などはマイナスになるから」という様なアドバイスを受けたという方もいらっしゃいました。

そういう中で、番組ではお一人のあるお母さん。やはりお子さんが甲状腺がんだったんですが、
その方は迷いながらも、音声を変えて、そして顔を映さないなど、
様々な条件がクリアされれば「この胸の内を語ってもいい」といって下さいました。
その方にお話を伺います。


10代の子どもを持つ田中佳子さん(仮名)
県の検査で子どもの甲状腺に5mmを超えるしこりが見つかった。
甲状腺がんだった。
周辺のリンパ節の一部の切除した。


田中:
小さい10代の子どもでも「がん」と聞けば、「なぜだ」って
「なぜだ、自分だけがなぜなんだ」
「どうせがんなんだから死んでしまう」そこまで言われました。


古舘:はぁ・・・、

田中:
親として励ます言葉をどうやってかけていいか分かりませんでした。
だから一緒に、「死ぬときは一緒だからな」って、言いました。


古舘:あぁ・・・、そこまでおっしゃいましたか

田中:
夫と子どもは私に「放射能の話はするな」
「お母さん放射能は調べないでくれ」
泣いて訴えているんです。
だからうちではもう、放射能の話はタブーなんです。
毎日が喧嘩になります。
夫は「知らないのが一番幸せなんだ」って、
知らないで生活するのが一番いいんだ


 
 
 
 
古舘:「つきつめていけばいくほど辛いじゃないか」っていう考えなんでしょうかね…。

田中:
そうです。
だって、なってしまったんです。
取ってしまったんです。
戻ってこないんです。



田中さんは日々の様子を詳細にノートに記している。
事故当時家の近くは年間の線量でおよそ40ミリシーベルト。
家の雨どい付近では
85ミリシーベルトという高い値だった。
子どもは部活に熱心で、原発事故で学校が休みになっている間もひとり雪の中練習していた。


古舘:
2011年3月15日。
大変な量の放射線が降り注いだという時も、全く普通と、今お話し下さったような日常だった。

田中:
そうです。
あの、その日は雪が降ったんです。
で、その日は近所の奥さんが「うちの井戸水を使っていいよ」っていうことで、
みんなして(水を)汲みに行きましたから。
そして「ああ、雪が降ってきたね」っていうかたちで、
とにかく水はあらゆるところを探して歩きました。

古舘:ああ、そうですか。

 
 

その震災から7カ月後、県の甲状腺検査が始まった。
1次検査で異常がないとされるとA1判定。
5mm以下のしこりや甲状腺に水分が溜まってできるのう胞が20mm以下の小さいものがあるとA2判定になる。

 

 
 

それを超える大きなしこりやのう胞が見つかるとB判定、C判定とされ二次検査が必要になる。
癌の疑いもあるためさらに詳細な検査が行われる。
そもそもなぜ甲状腺検査が必要なのかといえば、原発事故と深い関係があるからだ。

甲状腺は成長や発達を促すと同時に全身の新陳代謝を調整する甲状腺ホルモンを作りだす。
問題なのは、この甲状腺が必要とする栄養素が「ヨウ素」だということ。
原発事故で放出された「放射性ヨウ素」も甲状腺は区別なく取り込んでしまう。
甲状腺に集まった放射性ヨウ素は放射線を出し続け癌の要因の一つとなる。
新陳代謝が活発な子どもほど放射線の影響を受けやすくなる。
田中さんの子供は一次検査でB判定、つまり5ミリを超えるしこりが見つかった。
しかし手元に届いた通知はこのわずか1枚。
何の説明も無かった。
二次検査まで半年以上待たされた。
 
 

 
田中さんは半年も待てず、他の病院を探したが、そこで思いもよらないことを言われたという。
 
田中:
「事務所の手違いです。 県が決めていることだから、ここでは検査することはできません」と言われました。
事務所では「どうぞ来られてください」と予約まで取りましたので、
いざ先生とお会いしたら、先生は「ウチでは出来ません、ここでは出来ません。県が決めていることなので・・・」と言われました。
 
 
 
 
 
 
 
他の病院では福島県立医大と同じ検査方法を取らないといけない。
 
現在一次検査の権限があるのは県立医大だけだ。
来年には増やす予定があるがそれに選ばれるためには条件がある。
 
 
 
 
エコー検査するだけで診断はせず、検査データーは全て医大に送らなければならない。
甲状腺に問題があるかどうかは医大が一括して判定する仕組みだ。
 
 
何故県立医大だけに診断の権限が集中しているのか。
甲状腺の第一人者で検査の責任者でもある、県立医大の鈴木教授に話を聞いた。
 
 
 
 
 
福島県立医科大学 鈴木眞一教授:
お母さん方が心配でどこかで調べる。
するとそこの先生が今度は、「のう胞じゃなくて結節だ、しこりだ」と言ってもう一回(県立医大に)まわる。
で、そうするとそれは全然違う、あの、おー、
小さいお子さんに特徴的な甲状腺の中に認められる胸腺であったり、
あの、血管であったり。
血管をのう胞と言っている。
「私どものところでやった検査と同じレベルの事をやって下さいね」ということも理解してもらわなければいけない。
 
 
つまり、県立医大と同じやり方で検査しなければ、異なる診断が出て混乱を招く、というのだ。
しかしそれは県立医大以外の客観的診断を押さえつける結果になるのではないか。
 
県立医大の検査には不信感を持っている住民も居る。
 
中学生の女のこと母親が取材に応じてくれた。
 
受診者は流れ作業のようだったと。

 
 
 

母親:
「どこにどのくらいの大きさのものがあるとか、例えばこれからどういう風になる可能性があるとか、そういう説明は一切なく、説明してほしいと言っても説明は無く、ただこの二行の文章だけ。
「検査はしません」ということで。
 
 
 
 
2次検査は必要ない、と。
 
しかし、不安を抱いた母親は県の審査に批判的な診療所を訪ねた。
 
 
のう胞が見つかった中学生:
検査の時間が倍以上かかったので、
流れ作業っていう訳ではなくて、時間をかけてじっくり診てくれるっていうのが安心しました。
 
 
 
 
親子が再検査を受けた診療所。
松江院長は排他的な県立医大の診療方法を強く批判している。
 
 
 
 
 
松江寛人院長 ふくしま共同診療所
検査を受けたけれども「不安だ」っていうのは当然なんですよ。
(県立医大は)「患者に直接説明するな」って言っているんですよ。
それ(患者への説明)も我々がやりますと。
それもね、検査の結果を文章で我々が渡しますと。
なので「(受診者に)直接説明をするな」っていうんですよ。
こんなことありえないですよ。

 
 
 
 
 
親子は定期的に検査を続けている。
 
  
 
娘にのう胞が見つかった母親:
先月3ヶ月ぶりに検査をしたんですけど、しこりが突然っていうか、出来てて
「あ、そういうこともあるんだ」というのを知って、
この先どういうふうに変わっていくのかという不安な気持ちと、
なにも終わっていないっていうか、
この先も続くという思いで生活をしています。

 
 
 
 
 
 
原発事故後、体調を崩した娘は 学校の先生に放射能の不安を相談したが、「心配し過ぎだ」と相手にされなかったという。
不信感が募り、今は学校に行けなくなっている。
 
この女の子が今望んでいる事。 
 
 
 
 
のう胞が見つかった中学生:
「包み隠さず情報を公開してほしい。
その情報を公開することで救われる人もいると思うし、これから生まれてくる人たちのことも心配なので。」
 
 
 
 
 
 
県の甲状腺検査ではこの情報公開についても後ろ向きだ。
 
例え検査を受けた本人であっても自分のデーターを受け取るためには、県に対して情報開示請求までしなければならなかった。
 
批判を受けて県は去年手続きを簡素化されたが、それでも受け取るまでに3週間ほどかかる。
 
県立医大に理由を聞いた。
 
鈴木真一:
「甲状腺のエコーの場合は渡さないのが一般的です。
渡すとなると渡し方に責任があるので、これも何度も検討しました。

決して我々は渡したくない訳ではないので、渡すんなら渡そうと思ったんですけど、
そうすると、それによる不利益や齟齬(そご)もある場合の非常に多いので、
現実的には、あの、実現しなかったという事です。
 
 
 
 
 
 
 
 
県の検査は情報開示請求までしないと詳しい検査結果を知ることができない。県立医大側は渡すことも考えたが「渡すことによる不利益や祖語もあるので実現しなかった、ということです。」
 
再び冒頭で紹介した母親の話しを聞く。
 
 
 
 
 
 
 
 
田中さんの子供は甲状腺癌にかかり、すでに切除手術を受けた。
その手術の前に言われたことを今もはっきりと覚えている。
医師は、甲状腺癌の進行は遅く、危険な癌ではないと説明したうえで、こう話したそうだ・・・
 
 
田中:
「いま大きくなる様なことはまず心配はありませんから、焦らなくていいですよ」
「いまここで切らなければ、(症状が出る)30歳、40歳になってから、
『見つかった時にきればよかったな』っていうふうに思わないですか」とまで尋ねられました。

「だったらそんなに急がなくてもいいんじゃないですか」と思いましたので、
「じゃあ、2〜3年待って下さい」
「子どもがもう少し冷静に判断能力が付くようになってから手術してもかまわないんじゃないですか?」
ともお尋ねしました。

そしたら、「前例がありませんから」
発見されてから放置しておくという前例がないので、
見つかったんだから、やはり直ちに切るというのが本当でしょう
」と。

 
 
 
 
 
 

古舘:うわァ・・・・、その両方を言われた訳ですか。

田中:
あんまり、時間をおいて悩んでいるよりは、早く解決したかったので、半年以内に手術に挑みました。


いま見つかっている子どもの甲状腺がんについて、県の第3者委員会は
「原発事故の影響は考えにくい」としている。
 
 
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星北斗座長 県民健康管理調査検討委員会:
放射線の影響はどうかという事については今後きちんと検証する必要があると思いますが、
これまでの知見から言うと「考えにくい」という表現を使っております。
「分からない」というのが正しい表現というのもありますけど、
でも今現時点で我々が知っているこれまでの知見の積み重ねから言えば想定内だろうというふうに言えます。


 
 

田中さんはやり場のない思いを抱えている。

田中:
「まだ放射能の事をしゃべるの?心配しているの?」
「まだそんなことばっかり考えてるのかい?それじゃ前に進めないじゃない」
そういう方がいらっしゃいますね。
信頼や信用のおける親戚でも、頼りにしている方でも、
「大したことないんじゃない、そんな事」
「切れば治るんでしょ!死ぬわけじゃないんでしょ!」
「言っちゃ悪いけど、大したことないじゃない!」3回言われました。

大したことあるんです。
それが悔しいです。

だから私は自分で罪なのかと思っています。
「本当の事を知るのが罪なんだろうな」って。
 
 
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古舘:
例えばですね、福島県以外で別の県で、たとえばお子さんが甲状腺がんになった。
これが分かった時にはですね、病院は福島県のケースよりも手厚く、と言いますか
丁寧に相談に乗ってくれる可能性というものががみえてくるんです。
福島県でこういう状況になった子どもが邪険にされている、その件。
もしそうだとしたら、こんな不条理はありません。

それに付随して言える事はですね、やはり親御さんでお子さんが甲状腺がんだった方で危惧するのは、
18歳を過ぎて大きくなった場合には検査、あるいは治療、そういう事が有料になる可能性があるという事。
これもおかしな話です。

引き続きチェルノブイリの例を見ながらこちらをご覧ください。
  
19:17


ーーつづく
   ↓
「甲状腺がん増加は4〜5年後」チェルノブイリの“知見”検証3/11報道ステーション(内容書き出し)


転載元転載元: 宝の山(別館)

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