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「地獄への道は、無数の善意で敷き詰められている」。ファシズムの二枚舌を見破ろう。橋下批判、草の根ファシズム批判は宝の山別館で

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都議選決戦で北島勝利へ


 切迫する朝鮮侵略戦争・核戦争を

 国際連帯とゼネストでとめよう


 安倍・小池倒す新しい労働者の政党

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北島くにひこさん
元杉並区議会議員。一般合同労組東京西部ユニオン副委員長。都政を革新する会事務局長。1959年生まれ


はじめに

 全世界に雷鳴が轟(とどろ)いている。4月7日のアメリカ帝国主義トランプ政権によるシリア攻撃は、中東での戦争の新たなエスカレーションであると同時に、米日両帝国主義による朝鮮侵略戦争への引き金をひいた。

日帝・安倍政権はトランプと結託し、安倍自身の危機突破をもかけて、戦争・改憲へとなりふりかまわず突進し始めた。安倍政権の危機は今や一線をこえ、堤防決壊寸前である。大衆の意識の巨大な変化、流動が起こり、戦争への危機感と怒りと、これを阻止しようと根源的な決起がまき起こっている。

 6月23日告示―7月2日投開票の東京都議会議員選挙は、この情勢下で、国政選挙と同じ決定的な位置をもつものとなった。今回の都議選を、ロシア革命100年を迎えた2017年における、プロレタリア世界革命への飛躍をかけた歴史的挑戦として闘おう。それは同時に、世界を覆う革命的激動のもとで、全世界の労働者階級人民との国際連帯をかけた「新しい労働者の政党」の建設へ歴史的に飛躍する闘いである。

 革共同は、この都議選を、杉並区から立候補する北島邦彦さん(東京西部ユニオン副委員長)を先頭に、安倍政権打倒・小池都知事打倒の巨大な火柱をうち立てる決戦として闘う。

この決戦は何よりも、朝鮮半島・東北アジアでの戦争・核戦争の危機の切迫という超重大情勢の真っただ中で闘われる。戦争を「始まる前にとめる」闘いそのものとして、共謀罪阻止の闘いと一体で、都議選での北島勝利を絶対にもぎとろう。

そして、それが切り開いた地平の上で17年から18年へ、階級的労働運動のうなりを上げた前進と新たな労働者党建設に猛然とうって出よう。

 戦争と民営化・総非正規職化、労働法制改悪を粉砕し、国際連帯とゼネストの実現をとおして、戦争の危機をプロレタリア世界革命へと転化していく道を押し開こう。


1 世界戦争の放火者=米日帝を打倒し世界革命への扉開こう

⑴ 新自由主義の崩壊が世界中に戦争と革命情勢を生む

 最末期帝国主義の絶望的延命形態である新自由主義の崩壊が世界戦争・核戦争の危機をつくり出している。それがもたらす惨禍、災厄、残虐、苦悩に対して、全世界の労働者階級人民が今こそプロレタリア世界革命へ総決起していく時だ。朝鮮侵略戦争の切迫はそのことを示している。

 帝国主義とスターリン主義は、1950年からの朝鮮戦争によって朝鮮労働者人民の革命的決起を軍事的に圧殺し、38度線を挟む朝鮮半島の南北分断体制のもとに封じ込めた。こうして第2次世界大戦後の世界体制を成立させた。この戦後世界体制はすでに1991年末のソ連崩壊で破綻したが、ついに最後の留め金が外れる時が来た。

 この朝鮮半島での戦争の危機は同時に、パククネ政権を打倒した韓国労働者階級の革命への決起として進行している。1917年のロシア革命を21世紀の現代によみがえらせる新たな世界革命の大きなうねりが、韓国で始まっている。それは全世界、とりわけ米国内に衝撃を与え、アメリカ階級闘争の革命的発展を一挙に促進している。
トランプ政権は、新自由主義の崩壊と米帝自身の国内支配の絶望的危機、韓国に続くアメリカと全世界での革命情勢の急速な成熟の中で、この革命を圧殺するために登場したのである。

 日本帝国主義・安倍政権や東京都の小池都知事は、韓国における革命とアメリカの革命情勢を決定的に突きつけられ、日本における革命情勢に震え上がっている。とくに現職大統領のパククネが労働者人民の実力決起で引き倒され、監獄にたたきこまれた姿にわが身をみて恐れおののいている。

 日帝は、アジアと全世界への再度の侵略戦争へと向かう以外に帝国主義として延命できないにもかかわらず、改憲も、戦争国家への全面的な転換もまだできていない。こうした日帝が抱える弱さの前に、安倍や小池はのたうち回っている。とくに動労千葉をはじめとした階級的労働運動の前進と、それが韓国・民主労総との間に築き上げている国際連帯の発展を重大視し、労働者支配の破綻と革命への恐怖にたたきこまれている。だがそれゆえに、どんなに破綻的でも戦争に突入する以外にない。

 今や、労働者階級の戦争への怒りと危機感は、職場や地域に満ち満ちている。

自分たちが戦争に動員されたらどうなるのか。このことが、新自由主義の破綻のもとで一人ひとりの青年労働者が日々直面している生命と生存、尊厳の問題と重なり、不安と怒りの叫びが急速に拡大している。「労働の奪還」と「人間的共同性の奪還」を求める闘いが、労働者自身の生命の躍動、プロレタリア自己解放の闘いとして発展し、戦争による以外に延命のすべがない新自由主義・帝国主義を打倒していくのである。

⑵ 北朝鮮転覆と韓国革命の圧殺を狙う米日の侵略戦争

 米日両帝国主義による朝鮮侵略戦争への踏み込みは実際に、きわめて激しいものがある。

 2月10日のトランプ・安倍会談と日米共同声明は、日米安保同盟を国際的にも最も凶暴な、核戦争強行のための核軍事同盟へと飛躍させた。そして3月10日のパククネ罷免を受け、米日帝国主義は韓国での革命を圧殺する侵略戦争に踏み込んだ。3月15日には米国務長官ティラーソンが訪日して翌日、安倍首相・岸田外相との間で北朝鮮への軍事的手段を含む「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と確認し、戦争計画の具体的な詰めを行った上で、直ちに韓国、中国に向かった。

 4月7日のトランプによるシリア攻撃は、北朝鮮に対しても同様の攻撃に踏み切るぞという明確な意志表示として強行された。安倍は直ちにこれを支持し、「東アジアでも大量破壊兵器の脅威は深刻だ」「トランプ大統領の強いコミットメントを日本は高く評価する」と賛美した。

トランプは続いて米空母カールビンソンを朝鮮半島周辺に急派し、ミサイル駆逐艦をも展開させて臨戦態勢に入った。海上自衛隊の護衛艦がこの米空母との共同訓練に突入。3月に始まった米韓合同演習は事実上、米日韓3国による、対北朝鮮の戦争突入をにらんだ大規模軍事演習となった。

 さらに4月18日には米副大統領ペンスが訪日し、安倍と会談。北朝鮮問題での日米両国の「緊密な連携」とともに「平和は力で達成される」と確認した。続いてペンスは、横須賀基地の空母ロナルド・レーガンの艦上で、「米国は圧倒的かつ効果的に、いかなる攻撃も打破し、通常兵器や核兵器に対処する」と宣言した。

 米帝と日帝は、こうした戦争挑発をしかけながら、これに対する北朝鮮・キムジョンウン(金正恩)政権のミサイル発射や核実験といった軍事的対抗(スターリン主義の反人民性を示すものだ)をも絶好の餌食として、朝鮮侵略戦争に突入しようと狙っている。事態は本当に一触即発だ。


米日帝は危機を深め保護主義−戦争へ突進

 切迫する朝鮮侵略戦争は、北東アジアから中東・欧州へとどこまでも拡大していく新たな世界戦争の始まりである。

この戦争は、新自由主義の破綻と世界大恐慌の中から噴出した、まぎれもない帝国主義戦争である。すなわち、世界の市場・資源・勢力圏をめぐる帝国主義間・大国間の全世界にまたがる激しい争闘戦が、本物の戦争に転化するのだ。米帝トランプと日帝・安倍は、世界大戦への導火線に火をつけたのである。

 トランプはシリア攻撃を米中首脳会談の真っただ中で強行した。それは中国・習近平に「米の単独軍事行動」を北朝鮮に対してもやるぞと突きつけたにとどまらない。「米中戦争をも辞さない」という恫喝だ。
4月13日にはアフガニスタンにおいて、核爆弾を除けば史上最大級の破壊力をもつ大規模爆風爆弾MOAB(モアブ)を初投下した。北朝鮮の核基地に対する先制攻撃の予行演習を狙った攻撃である。またシリア攻撃はロシアのプーチンに、「味方になるか敵になるか」の二者択一を迫ったものだ。

 米帝トランプ政権の朝鮮戦争・世界戦争への突進は、国際帝国主義の基軸国であり「盟主」であった米帝が、没落と衰退にあえぐ中で、他国をたたきつぶすことで延命しようとする「アメリカ第一主義」そのものである。この「自国第一主義」は米帝から他の帝国主義国・大国に急速に波及し拡大している。G20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議、イギリスのEU(欧州連合)離脱やフランス大統領選をめぐる欧州政治の大流動・大激動は、米帝トランプの保護主義が欧州全体に広がっていることを示している。

 米日両帝国主義の朝鮮侵略戦争は、日米軍事同盟の全面的発動であると同時に、本質的には最も激しい帝国主義間争闘戦としての日米対立をはらんでいる。ペンス訪日時に行われた日米経済対話は、TPP(環太平洋経済連携協定)などをめぐり非和解的激突となった。

日帝・安倍にとって朝鮮侵略戦争の真の核心は、「戦後レジーム(体制)からの脱却」にある。それは第2次世界大戦での敗戦帝国主義という、戦後の日帝を縛りつけてきた枠組みを内側から突き破って、むきだしの国家主義・排外主義を掲げた独自の軍事力による侵略戦争・世界戦争の道に踏み込んでいくということである。

 したがって、この「戦後レジームからの脱却」とは強烈な対米対抗性をはらむものであり、それは結局、ストレートに「戦前への回帰」となっていくしかない。

安倍政権はすでに極右勢力を総動員し、改憲攻撃に拍車をかけ、「敵基地攻撃能力の保有」「核武装化」をも叫び、日帝・自衛隊の朝鮮出兵を明確に狙って動き出している。さらに、教育勅語の復活や中学教育への「銃剣道」の導入さえもが公然と策動されている。子どもたちに再び「国のために死ね」と教えろという攻撃だ。

 だがこうした安倍政権の動きは、国際的には日帝の孤立をますます深めていくものでしかない。

安倍が日帝の戦争犯罪の歴史を抹殺するためにパククネ政権と結んだ日本軍軍隊慰安婦問題での「日韓合意」は、逆に韓国人民の怒りに火をつけ、パククネ打倒の決定的な力の一つに転化した。それだけでなく、米のトランプ同様、極右反革命勢力の結集によって成り立つ世界で最も反動的な政権という安倍政権の正体を全世界にさらし、世界の人民の怒りをかき立てるものとなっている。

⑶ 社会の大変革をめざして決起する世界の労働者階級

 この情勢に対して、全世界で、戦争を絶対に阻止し、社会の大変革をめざす労働者階級の歴史的な大決起が始まっている。

 アメリカでは、トランプの登場に直ちに全米で巨大な怒りの決起がたたきつけられたのに続き、この5月、1千万人の「許可証なし」の移民労働者を先頭に、トランプ打倒メーデーが組織されている。ILWUローカル10(国際港湾倉庫労働組合第10支部)は「移民の権利は労働者の権利」「戦争をとめろ」を掲げて港湾を封鎖する。UTLA(ロサンゼルス統一教組)も組合員が根こそぎデモに出て、事実上休校になる闘いを組織している。

 そして韓国では、パククネの罷免・逮捕が米日帝のすさまじい危機感と焦りを呼び起こし、朝鮮侵略戦争への突入があおられている中で、民主労総を先頭とする韓国労働者人民が戦争絶対反対の怒りを爆発させ、米日帝国主義との全面的対決に立ち上がっている。

 何よりも米軍のTHAAD(サード=高高度迎撃ミサイルシステム)配備阻止の闘いをはじめ、米軍演習場建設反対など反基地闘争、反原発の闘いが現地実力闘争へと発展し始めている。米帝は、むきだしの軍事恫喝によって既成の野党勢力を総屈服させ、パククネ打倒が米日韓軍事同盟体制の崩壊に直結するのを阻もうと必死になっている。だがサード配備の現地・星州(ソンジュ)では、基地建設資材の搬入を阻止する住民の実力決起が闘い抜かれている。

 民主労総は「政権交代だけでは何も変わらない」と宣言し、「財閥解体」と「社会大変革」を真っ向から掲げ、社会を変える力は労働者階級の団結した闘いにあると熱烈に訴えて闘っている。大統領選挙をもその宣伝・扇動の場に転化し、6月30日の社会的ゼネストに向けて一層巨大な進撃を開始した。4月2日には、戦後革命期の1948年に米軍政への武装蜂起が闘われた済州島(チェジュド)で労働者大会を開催し、蜂起の「精神継承」とともに、南北朝鮮人民自身の手による朝鮮半島の分断打破・平和的統一を求めて闘い抜くと宣言した。

 この民主労総と固く団結し、アメリカの闘う労働者をはじめ全世界の労働者と連帯して、昨年11月の国際共同行動が切り開いた地平をさらに圧倒的に発展させよう。

帝国主義の強盗戦争に絶対反対を貫こう

 切迫する朝鮮侵略戦争を前にして、日本の労働者階級とその党に求められている闘いとは何か。レーニンは、1917年ロシア革命の勝利をかちとるために、17年4月に発表した「4月テーゼ」の第1項目で、戦争に対する態度を明らかにしている(「現在の革命におけるプロレタリアートの任務について」レーニン全集第24巻)。

 「戦争は、ロシアについてはいまなお無条件に帝国主義的強盗戦争であって、この戦争にたいするわれわれの態度の問題で、『革命的祖国防衛主義』にいささかでも譲歩することはゆるされない」

「革命的祖国防衛主義の一般の信奉者の広範な層は......ブルジョアジーにだまされているのだから、彼らにたいしてはとくにくわしく、根気よく、忍耐づよく、その誤りを説明し、資本と帝国主義戦争との切っても切れない結びつきを説明し、資本をたおさなければ、強制的でなく、真に民主主義的な講和で戦争をおわらせることは不可能であることを、証明しなければならない」

 そして「戦線の軍隊のあいだでこの見解のもっとも広範な宣伝を組織すること」を提起し、「全国家権力を労働者代表ソビエトにうつす必要を宣伝する」ことを訴えている。

 またレーニンは、戦争に対して「いっさいの宣伝、扇動、組織、一言でいえば党活動全体を根本的に変更し、『革新』し、より高度な革命的諸任務に適応させなければならない」と強調している(「戦争の問題にたいする原則的立場」全集第23巻)。

 今日、日本共産党をはじめとする既成の全政治勢力が、安倍政権のあおる朝鮮戦争に「自衛戦争やむなし」として総屈服・翼賛している。レーニンが強調した「革命的祖国防衛主義」との闘いは、まさに日本の労働者階級の今日的課題だ。

レーニンの提起に全力で学び、朝鮮侵略戦争絶対阻止と民営化・新自由主義粉砕を結合して闘い、国際連帯とゼネストで世界戦争の危機をプロレタリア世界革命に転化していく新たな時代を切り開こう。

(都議選決戦で北島勝利へ その② へつづく)





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