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友達は 夫を亡くして 3年になる
ちっとも寂しくなんてないよ
彼と過ごした時間は 本当に素晴らしかったから
全く悔いはない
他の夫婦が 100歳まで連れ添ったとしても
そのことを羨ましいなんて絶対思わない
私たち二人の愛は 言葉に出来ないほど深かったから・・・
タバコの大好きだった友達の旦那さん
「早死にするからタバコはやめて」という彼女に
だんなさんはいつも
「早死にしてもいいから タバコは辞めろといわないでほしい。たぶん54〜5歳で死ぬだろう 」
彼は 宣言どおり 54歳の夏に 山で 心臓発作を起こして亡くなった。
彼が亡くなる前年は 不思議なことが一杯あったと言う
彼は 蚊取り線香や 日用品を 何年分もかって来る。
「これでしばらくは安心だ」と言いながら。
彼女は いつも2時に帰ってくる彼を1時50分には玄関の外に出て 待っていた。
「早く会いたい 早く逢いたい」と すごく思って 待っていたと。
1分1秒も 離れたくなかった。
不思議な気持ちだったと。
亡くなって お通夜のとき
親戚の中学生の女の子が
「あ・おじちゃんが歩いて向こうへ行ったよ」
「叔母ちゃんの横にいるよ」
「叔母ちゃんに言って欲しいって・・・幸せだった。何にも心配するなって」
お葬式のときも その女の子が 亡くなった旦那さんの言葉をを彼女に話すので その子の母親は 「もう叔母ちゃんのところに行って おかしなことを言わないように もう会わないこと」と 厳しく言い渡したのだそうだ。
しかし その女の子は 49日の前日に こっそり彼女に会いに来て
「おじちゃんは明日 遠い所に行ってしまうから もうここには来れない。でも 何にも心配しないでいいからね。 楽しんで暮らしておいで・・・いつか会えるから・・・」 と。
だから私は世界一幸せなのだと。
何の心配もないのだと。
笑顔で 私に語ってくれた。
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