|
この記事はこちらにも投稿されています。
---------------------------------------------------------------------
ツェナーダイオードは発注したんですが、入荷までボーっと待って居ても仕方が無いので、問題のヵ所のラグ板モジュールを外して調べて見ました。
結局、死んでたのはLM317の方だけで、ツェナーダイオードはちゃんと生きてました。 330Ωの抵抗も表面の塗装は焼けてますが、値は正常です。 それで、LM317だけ交換して、無事復旧しました。 今度は慎重に電圧チェックをやって、ほぼ設計段階の値が出ている事を確認。
早速音出しをやって、こちらも問題が無い事を確認して一息つきました。 さて、本来何をやろうと思っていたかと言うと、NFBを掛けて低域の引締めをやる予定だったんですね。
NFBの計算をするためには、裸のゲインを知って置きたい。 という事で、入出力特性の測定をやりました。 いや〜、暑い中この作業も大変でしたよ。 最初は無帰還状態で調べて見たんですが左右チャンネルでゲインがかなり違います。
右チャンネルのほうが低いです。
たぶん、ドライバー管も含めて左右のGmの違いによるものでしょう。 いろいろ差替えて見れば、また違った結果が出て来ると思います。 しかし帰還抵抗を左右で別々に別けて調整するのは極めて面倒臭いし、球を交換する度にそれをやる事になるので、ここでは左右の帰還抵抗は同じ値にするという括りで、Lch, Rchの平均値 9.56倍として計算する事にしました。
先ずは手持ちに2.4KΩの抵抗がたくさんあったのでパラにして、1.2KΩ。
これで帰還量2.5dB辺りを狙って見ました。 これは上記した裸ゲイン 9.56を使って実際に計算すると、2.67dBになります。 「情熱の真空管アンプ」を参照しながら、ON/OFF法で内部インピーダンスを求め、これからダンピンファクターを求めると次のようになりました。
NFB=0の時、Lch; 2.19, Rch; 2.12
NFB=2.67dBの時、Lch; 3.31, Rch;3.24 現在これで各種音源の試聴を続けています。
印象としては、ツルンとした聴き易い音になったような気がします。 低域のダル味も微妙に改善したかな?? イヤイヤ、試聴にはもっと時間を掛けねば。 それにしても、VT62全段差動に比べると、大人しい鳴りですね。
最後に参考ですがNFBありで、7.5ワット出力時の波形です。
|
全体表示
[ リスト ]




