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山の上の母校のguest teacherしたときのこと。 もう2週間も前になるんですが、そろそろ書こうかと。 このときいただいたテーマ。 社会科教育と国際理解教育において、海外視察を生かした授業をどのようにつくったか。 ということであれば、やっぱり南アをやるしかないじゃないですか。 研修で行かせていただいて、教材も作って、国際理解教育も地理教育もどちらもやってみて、なので。 ということで、もっともめんどくさいロールプレイ「パス法」を久しぶりに取り扱いました。 http://www.jica.go.jp/tohoku/enterprise/kaihatsu/kaigaikenshu/pdf/kenshu18_saf_yamauchi01.pdf ただ、高校生以上の方々とやるのは初めてだったので、難易度を上げるために若干アレンジしました。 ・台詞はこちらで提示せずに、一から考えてもらう。 ・すべての場面ですべてのキャストを出演させるために、二役兼ねてもらう場合も作る(兼ねる役柄の人種を同じにすることで視点をできるだけ固定する)。 この日初めて見た脚本・キャストであったにもかかわらず、さすが実習を経験した教員の卵たち。 真剣に背景を読み取り、台詞を考えて演じてくれました。 ロールプレイと感想を書くのに1コマ、南アの状況の補足と教材を作り授業を行うこと、そして授業を作り行うときに配慮すべきと考えていることについて講義を1コマ。 時間は足りないくらいで、あっという間にあわただしく過ぎてしまいました。 写真1枚撮る余裕もなく。 それより、なかなか発言を求める余裕もなかったのが、何よりもったいなかったと思いました。 というわけで、いまようやく落ち着いて、感想を読んでいます。 そのなかから印象に残った部分をいくつか。 ・黒人と白人の生活の質の違いがこんなにも大きなものなのだと知ってとてもショックであり、このような人種差別が生まれたのか深く疑問に思ってしまった。 ・教育者が形式的にうわべだけの気持ちで「差別は良くない」という教育をしても、それは子どもたちに響かないのではないか。 ・過去を振り返ることは人間の義務だと感じた。 ・アパルトヘイトは、日本の学生にとっては「遠い」問題だと考えているので、このようなロールプレイ形式や、現地の記録の活用は生徒の「学ぶ意欲」を高めることにつながると感じた。 ・日本にいるとなかなか実感いにくい人種差別について、ロールプレイを通してその不条理さを体験できた。 ・(黒人と白人)どちらにも家族がいて同じ命なのに、差別が当たり前の中で生きていると、そういった考えにならないのかもしれず、怖いと思った。 ・役になりきることでより問題点に気づきやすくなると思った。 ・認識は社会がつくるものなのだと強く思った。 ・今、私にできることはまず「知ること」だと思うので、自分で調べ理解する努力をしないとと思った。 ・ただほかの国を理解しただけでは何も変わらず、そこから何ができるか、どのように後世へ伝えていけるかが、私たちに出されている課題のように思う。 ・写真に写る子どもたちの笑顔も心において、その子たちのためにできることを考えてみたいと思う。 これから1枚ずつ、コメントを入れていこうと思っているのだけど、ほんとうに書きたいと思うことがどんどん浮かんできて、気持ちの整理がなかなかつかない。 これだけ真っすぐに真摯に受け止めてくれた学生たちにちゃんとお返しできるようなコメントになるように、時間はないけどちゃんと練らなくては。。。 自分の目を、感覚を信じること。 いろんな人の声や、いろんな音に、まっすぐに耳を傾けること。 けれど、すべてを素直に飲み込まずに、一度疑ってみること。 そして、一番伝えたいことを、まず授業の、教材の中心に据えること。 わたしが今、言えることは、それだけなのだけど。 とてもありふれたことだと思うけれど。 でも、自分なりに十数年、もがいてきて手に入れたことだから、自分の言葉として言える。 いや、自分の言葉として、伝えなくては。 いい授業を一緒にできた後輩の皆さんと、機会をいただいた先輩に、改めて感謝。 それにしても。 今思えば、ほんとにこの時はパニックになるほど忙しくて。。。 テストも3つ作らなきゃならないのに、国際理解教育プロジェクトの原稿の〆切も迫っていて(結局蹴りましたごめんなさい)。 そしてテスト期間中は毎日午前または午後出張。 そんなときにguest teacher90分×2コマですか。 もちろん次の日すぐ、テスト返すか授業するかって生活ですし。。。 おまけに週末は土曜ゼミナールとゼミの飲み会が待ってましたし。。。 この日も、ギリギリまでテスト監督して自分のテスト見回って、買い出ししながら山の上へ向かったのでした。 途中で液体の胃薬とドリンクを調達して飲み干しながら。 だから、流行に乗っちゃったんですかね。 あーあ。。。 今日も朝から灯油タンク持って3階分の階段を3往復してふらふらになりました。 はい、まだまだ病み上がりですが、だれも容赦はしてくれません。 木曜日までに他人の手書き原稿50枚以上の誤字脱字チェックと内容チェックを果たさねばなりません。 昨日も明日も土曜日も課外です。 合間を縫って金曜日に忘年会がやってきます。 がんばります。。。 写真は、ブルームフォンティンの野球少年少女たちの笑顔。
ここに協力隊が送られたのは、たった2年だけ。 このとき、野球を未来の希望としたこの子たち、今はどうなっているか。。。 |
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それはそれは、お疲れ様でした!
そのバイタリティに感服いたします。
2009/12/15(火) 午後 11:05 [ kam*n*an*007 ]
教育(?)に行き詰まると、いつも私はこのシーンに戻ってきます。
新たなる私の原点です!!
大学受験目的でもない本当の「学び」とは何!?と自問しつつ、生徒の「気づき」に思いをはせます。
来週は宮教主催のESD実践発表会(@お台場)です。
2009/12/16(水) 午前 9:11 [ debeersmine ]
忙しそうですね^^;
体調、これ以上崩さぬように、、
私はどうも気分がすぐれないので心身クリニックに行きました、、
変な病名つけられたらどうしよう、、(>_<)
2009/12/17(木) 午前 0:45
にゃーご様はいずこ・・・!?♪
それはさておき、なんびとにも忙殺されぬよう くれぐれも御自愛くださいね^☆! 心と体の健康こそが、人生の喜びと思う今日この頃です・・・☆
2009/12/17(木) 午前 1:47
ご連絡遅れていてすみません、kamanyanさん。kamanyanさんのパワーと造詣の深さにはこれからもかなわないです、とても。
ねえさん、年末までパワフルですね〜!課外が入っているので行けそうにありませんが、情報ください!
kenさん、あまりのお忙しさに疲れたんですよね、きっと。お正月までお休みないんじゃないかって心配です。。。
うふふふ、どこでしょうね、ロシータ様♪そうですね、振り回されないように、振り回さないように、気をつけます〜!
2009/12/17(木) 午後 10:20