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昨日今日は、JICAの高校生実体験プログラムがあって、東北5県から50人くらいの高校生が集まっていて。 うちは今回は参加させてないんだけれど、南ア隊のねえさんとか引率でいらっしゃる先生方も含めて、新しいプロジェクトを立ち上げるための会議を並行して行うということで、昨日、会場にお邪魔したのだった。 をいをい、じんせいせいさんするつもりなのに、なにやってるんだ。 なんてことは置いといて。 プロジェクトの中身もまた、きちんと決まってから書くことにして。 会議が終わった直後から、最初のワークショップの発表が行われるというので、覗きに行った。 内容は、エクアドルの学校の状況を改善するため、協力隊になったつもりで2年間どのような活動を行うか、というものだった。 各グループにはあらかじめ、学校の状況についてのシートが配られていたようだ。 覗きこむと、そこには・・・ ・学校がゴミだらけ ・親からお金を集められないと備品は買えない ・教員は算数ができない、教えられない ・若い教員の給料が安く副業をしている ・教科書が子どもたちの実態に合っていないため分かりにくい ・子どもたちが家の手伝いをするので学校に来れない ・給食を目当てに学校に来る子がいるが、給食の材料として配給されるのは米とツナ缶だけで野菜がない などなど、南アやウガンダの学校で課題になっていることと同じようなことがあげられていて。 多くの生徒たちが目をつけたことは何か、というと。 ・学校で野菜を栽培して売ったらお金になるから、そこから教員の給料を出したり給食をよくしたり備品を買ったりできないか ・ゴミをゴミ箱に捨てる習慣をつけて学校や地域の衛生環境を改善しつつ、生ごみをたい肥にして野菜を作れないか ・分かりやすい授業のために先生方にもっと勉強してもらおう ということ。 ああ、良くも悪くも、彼らは日本で生まれ育ったんだ。 ということを痛感したのだった。 なぜ、その地域はそのような状況になるか、ということが考えられないから、日本と同じ環境下であることを前提に改善しようとする。 そして、そのあと、振り返りでファシリテーターの元協力隊員の現地での活動報告を聞いて、愕然とした。 高校生と同じ発想で同じことをやるんだ。 でも、わたしも現地に行ったら、同じことしかできないんだろうか。 一から手探りなんだから。 国際協力って、そんなものか。 そう思ってさらに、愕然としたのだった。 終わった後、ねえさんとその同室の青森の高校の先生のお部屋にお邪魔して、1時間くらいいろんな話をした。 南アの話やそのほかの海外の話、このブログの話。 このブログにこんなにいろんな背景を持つ方が来ていただけるようになったのはいつのことだったか、という話をして。 それはちょうど、2007年の春、ウプサラに行ったころあたりだったかと。 人口の2割が移民という多民族主義なストックホルムで、ヨーロッパ系やアラブ系以外をほとんど見なかったのに、教会のミサだけ不自然に多民族だった、という話から始まり。 ウプサラに着いた次の日の早朝、街を歩いていたら、ゴミが一面に散乱していて。 そこに現れた清掃車がものすごい勢いで水をまきながら掃除していて。 http://blogs.yahoo.co.jp/hyamageo/44755009.html ああ、ゴミ箱あっても誰も捨てんわな。 と思ったことを、ふと思い出して話したら。 ねえさんが、あら、フランスだってそうよ、ごちゃまぜのゴミの分別なんか、黒人がしてるじゃない、と。 だから、ゴミ箱をつくるってアイディアに違和感感じたのよね、と。 こういう、こちらが思いもよらないような背景をどの地域も持っていて。 それは行ってみてこないと分からなかったりして。 しかも、複眼的な視点を持っていないと見えなかったりして。 教師海外研修に行った先生方の、そんな見聞をもっと共有する必要があるんじゃないか。 と、改めて今回のプロジェクトの意義に戻ったところで、お開きになった。 ああ、やっぱりこれは、がんばらねばならぬか。。。
とりあえず今日〆切の、学会例会発表の配布資料をがんばります。。。 |
探求&実践準備&報告
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