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また、新しい1年次生を迎えて、新しい年度が始まる。。。
でもなんだか、気持ちが切り替わんない。
時間割もちゃんと見てないし、名簿もまだ。
今年はなんだか、ある意味はじめてずくめ。
いや、はじめてじゃないんだけど、こんなんはじめてってことばかり。
転勤してないのに転勤したみたいに、先が見えない。
なんというか、自分だけ、浦島太郎みたいな気持ち、と言えばいいのか。
この不安を、誰とも共有できずにいる。
不安を打ち消すように資料の山を整理してたら。
「せんせー、お久しぶりです」
隣県の大学で地理のゼミに入ってる教え子がやってきた。
担任のところに案内したら、今から会議って言われて、おいてけぼりのまま、そこでなんとなく立ち話。
植生地理学のホープだという先生について、山を駆けまわって、植生調査をしているというのは聞いてたんだけど。
「ここで地理できると思わなかったので、すっかりはまってますけど、将来どうしようかと思って」
なんて話で盛り上がった。
きっと、なんでここがこんな地形で、土壌で、植生なんだろうって考えるの、楽しいんだろうな。
ちゃりんこで地図とフィールドノートとメジャーとカメラ片手に駆け回った学生時代のことを思い出して話すと、
「そうそう、そうですよね〜、こういう話できる人がいないので、それだけがつらいんです」
なんて話で盛り上がった後。
「せんせーの授業が面白かったからわたし、地理やってるんですよ」
そう言われて思わず、ジーンときて。
ああ、たとえひとりでもそう思った生徒がいるって、幸せなことだなあ。
それまで胸のあたりでもやもやしてた不安が思わず吹っ飛んだ。
昨年度も今ひとつ成果出なかったけど、地理って面白いって言ってくれる、関心を持ってくれる授業をできるのが、やっぱり一番大事なことだよな。
ほんとは両立できたに越したことはないというか、もう両立できなきゃいけないんだと思うけど、こんなに長くここにいるから。。。とはいえ。
でもやっぱり、うれしい。
「来年、地理で教育実習に来ますから、居てくださいね〜」
約束はできないけど、わたしのような授業(グループワークとかロールプレイとかゲームとか)はマイノリティーだから、おんなじようにやっちゃだめだよって言ったけど、でも、なんだかしみじみ、うれしかった。
今年は特に、受験と関係ない3年次生の授業もあるから、どうやって授業に引き付けるかが大きな課題。
でも、目先の利益に振り回されないような授業にしてやるぞって、ちょっと前向きな気持ちになった。
さあ、教材研究、がんばるぞ〜♪
いつまでこのから元気、つづくやら。。。
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日々徒然・・・
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