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兵庫ドイツゲーム普及協会(HDF)のブログ
兵庫県でドイツゲーム(ボードゲーム)をさまざまな場所で広めて行く活動とボードゲーム会を開催しています。

書庫論文・レビュー

Yahoo知恵袋に記載したレビューや、経験に基づいたゲームに関する論文を書きためて行きます。
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 私は、この事業に関わって4年目。就学前の「親子ドイツゲームクラス」を2つの事業所で3年間実施してきました。
 ねらいは、まずは子どもたちに「人と関わりながら一緒に遊ぶ楽しさ」を味わってもらうこと。友だちの行動にも注目しながら、起こった事象を見て一緒に笑ったり、勝った負けたと一喜一憂する体験を通して、自分の心の動きを感じ取ったり、また一緒に遊ぶ人の心の動きにも気づいたり、それを楽しめるようになることで「一緒に遊ぶ」ことができると考え、支援を続けてきました。
 もうひとつのねらいは、お母さん支援です。意外と幼い子どもたちと「一緒に楽しく遊ぶ」ということは、子どもを持つ親であっても難しいことなのです。
普段は上下の関係で「育てる・教える・しつける」という関係で関わることが多いなか、対等にお互いが心を開放して「一緒に遊ぶ」ことをお母さんたちにも体験してもらい、今後の親子の関係性にも活かしてもらおうと考えています。
 とはいえ、始まったばかりの事業の中で、前例のない「ドイツゲームクラス」というものを運営していくのは、まだまだ手探り状態で、試行錯誤を続けているところです。
そんな中、今年度の4歳児5歳児対象のクラスでは初めての試みとして、毎週最初に新しいゲームを1つ全員で遊ぶということを続けてきました。
使ったゲームを、覚え書きを兼ねてここにご紹介しておきたいと思います。 
本来のルール通りでは難しいものも、ルールを変更して遊びました。(括弧書きのあるもの)

 年度当初は、ゲームの勝敗にこだわりすぎて、負けそうになったところで「やめる!」と言ったり、拗ねてしまって続きを遊ばなかったり、またそれを避けるため友だちと遊ぶことを嫌がったり・・・
また、みんな自分の遊びたいゲームが譲れず、どのゲームから遊ぶかの相談がまとまらなくて、ジャンケンの結果も受け入れられないという時期もありました。
そんなこんなの気持ちのぶつかり合いを実際にたっぷり経験させました。必要以上にすぐに解決できるような仲裁は敢えて避け、子ども自身が自分の気持ちを感じ取り、また相手の気持ちにも気づき、折り合いをつけて楽しく過ごせるように変化してくるのを気長に待ちました。
ただただ、子どもたちの持ってるはずの力を信じ、「ゲーム遊び」の持つ魅力を信じつつ・・・
成立する場面では丁寧に進行役に徹し、できる限り「楽しかった 経験」の積み重ねとなるように細心の注意を払いながら、ゲーム遊びを楽しみました。

 子どもたちの様子は、じわじわと変化を見せ、後半にはどの子も「ゲーム」が大好きになっていました。毎週必ず最初にする「新しいゲーム」をとても楽しみにするようになり「今日のゲームは、どんなゲーム?」と、びっくりするくらいの集中力で説明が聞けるようになりました。少し複雑なルールも説明を聞いて理解し、お母さんに頼ることもなく、友だちと一緒に譲り合って遊べるようにもなりました。

 子どもたちにとって「ゲーム遊び」の魅力は、時を超えても揺るぎないものであると確信することができました。今うまく遊べない子も、経験不足によるところが大きいように思います。「うまく遊びたいのに遊べない」そんなモヤモヤした経験こそ、たくさんたくさん積み重ねることで、その子自身の中で様々な変化を起こします。恐れないで、寄り添いながら丁寧に向き合い、そんな経験を積ませてあげたいものです。

☆H27年度に使ったゲームのタイトルです☆
「しまブタ」(お母さんに描いてもらい、カードは4枚)
「ウボンゴミニ」(お母さんと一緒に)
「わたしはだれでしょう」(15枚のカードからお母さんの質問で答えを絞り込む)
「リングディング」(できたらチン!と鳴らして全員合格)
「酋長ボンバボン」(1人ずつ課題に挑戦)
「イヌイット」(どちらにたくさんのビーズが入っているかみんなで当てる)
「ビリービーバー」(順番に丸太を1本ずつ抜く)
「ドブルキッズ」
「スピードカップス」
「お宝つめほうだい」
「魔法の鏡」(簡単なカードをみんなで考える)
「ピッグアピック」(同じカードを探す)
「リフトイット」(手で積む・リフトを手で持って積む)
「ドゥードゥルクエスト」(絵の上にシートを載せて描く)
「ドクターシュリュッセルバルト」(手探りではなく見て合うカギを探した)
「よくみてごらん」(3枚の中から変化があったものを当てる)
「いかだ動物園」
「なんじゃもんじゃ」
「ひつじ算」
「ワニに乗る?」
「ありんこヘラクレス」(最初のタイル配置を表向きで)
「クルクルおばけ」(3体回るように歯車を配置できたら終わり)
「ピット」(手札3枚で、揃ったらチン)
「ドメモ」(1〜3、1〜4で考えてみる)
「かたろーぐ」(選択肢は3で)
「We Will Rock You」(8枚のカードで「どんぐりころころ」に合わせて)
「ひつじがいっぴき」
「ミイラの宝物」(ひとつでも出目があるタイルを取る)
「タントリックス」(1〜5を1人ずつ、6〜8をみんなで)
「おばけキャッチ」(1人ずつゆっくり考える)
「なかま集め」
「マイファーストゲーム・小さな畑」
「きせかえかめさん」
「ハリガリジュニア」
「ゴーストタワー」
「プキドゥキ」
「カーレース」
「ファイアドラゴン」
「あるみ缶」
「マタンガキッズ」
「星降る金貨」
「ハリネズミの追いかけっこ」(タイルを8枚に減らして)
「ストーンエイジジュニア」
「にわとりのたまご」
「おしゃれパーティー」
「オリジナルゲーム・手さぐり劇場」(5種から3種を選び出す)
「手さぐり劇場・パート2」(おわんの中のビー玉を数える)
「手さぐり劇場・パート3」(騎士たちの塔のカードを使って)
「夏休みゲーム・金魚すくい」(カードの通りの色をすくう)

☆定番で繰り返し遊んだゲーム ☆
「マイファーストゲーム・果樹園」  「うさぎのニーノ」
「にじいろのへび」              「スティッキー」
「テディメモリー」                「テンポかたつむり」
「ピノ君とおかたづけ」            「おさかなクン」
「クイップス」              「パーキングゲーム」
「クラウン」              「ネズミのメリーゴーランド」
「あひるの親子」                 「オオカミと七匹の子ヤギ」
「にんじん山のうさぎレース」       「いるかのニーノ」
「お姫様とえんどう豆」             「マーブルすくいゲーム」
「ベニーのきれいなお花」           「小さな魔法使い」
「アライグマギャング」             「マッチボール」
「カメのオリンピック」             「騎士たちの塔」
「お菓子の魔女」                  「魔法のコマ」
「ぴったりおかたづけ」             「キャプテン・リノ」
「いかだ動物園」                  「せんたく日和」
「フィッシュ・ミー」              「ソックスモンスター」
「かえるさんジャンプ」             「こぶたのレインボーレース」
「おうちへかえろう」              「雲の上のユニコーン」
 イメージ 1

この記事に

小さな子どもと遊ぶボードゲーム(未就学) (Yahoo知恵ノートより)
 
ボードゲームは子どもの玩具というわけではないと考えておりますが、
→現代のボードゲームとは
膨大な数のボードゲームの中には、子どもと大人が一緒に遊ぶことで
その魅力を発揮する、子どもの目線に合わせた作品があります。
ちょうどいい年齢のお子さんとともにそういうゲームを遊ぶ機会を得る
ことができた方は、非常に幸運です。

  大河ドラマの篤姫では、江戸に出発する直前に篤姫と島津公が囲碁
の対局をしながら語らうシーンがありましたが、ボードゲームの真骨頂
は、意思疎通を促進する触媒としての活用にあります。
人と人とが向かい合い、顔を見て、語らう時間を作るための小道具
として有効なのであって、そのもの単体を教材として見た時に他の
ものと比べて特に秀でているわけではありません。
使い方、使う人間との相性も重要で、うまく組み合わせないとその効果
は十分に発揮されないでしょう。

・・・という小難しい前置きはさておき、
まずは幼児と遊ぶゲームのサンプル画像をどうぞ。
「うさぎのニーノ」

 
箱がうさぎのおうちになっています。とってもかわいいですね。
しかしこれは大人の目線。
子どもの目線だと、どう見えるのか。


これを見せながら、お母さん(先生)がゲーム説明をします。
「うさぎさんのおうちに雨が降ってきました。
たいへーん!水たまりができてるよー。
一緒にうさぎさんを外にだしてあげようね。」
このお話を聞けば、もう盤の外の世界は目に入りません。

サイコロを振って、うさぎをを出目の色の階段にのせます。
(うさぎの顔が見えるように向き合わせてくださいね)
もう一回同じ色が出たらうさぎさんが外に出て手元にやってきます。
割と単純な手順なので、教えればすぐに遊べますが、
「はい、サイコロ振って」
「うさぎ動かして」
などと指示して急かすような口ぶりじゃだめ。
まずはお母さん(先生)が一手番やってみせて、それから
「やってみる?」
と聞いたら、きっとすぐに手を伸ばしてくれるはず。

ゲーム遊びは、決められたルールに従って手順をこなすことと、
他の人の手番が終わるまで待つことの練習になります。
一緒に遊んで、競争したり、協力したり、人と交わる練習です。
集団行動の基本をこなしながら時間を過ごせば、最後は全員助け出
されてハッピーエンドが待っています。

一緒に遊んで楽しさを共有できる相手がいればもっと楽しいですね。
遊び終わったら、
「(ゲームは)おもしろかった?」
と聞くのではなく、
「(うさぎさんが助けられて)よかったね」
と声をかけてあげてください。

人は人から学ぶもの。
一緒に遊ぶだけで、子ども達はいろんなことを学びます。
いくら、もの(教材)がよくても、勝手に使えと渡すだけで、教えて
くれる人、一緒に遊んでくれる人、話を聞いてくれる人がいないと
台無しです。
スマートフォンとか携帯ゲームをやらせている方が手間がかからな
くて楽ですが、一緒に卓を囲んで顔を見て話す時間があってこそ、
教えることのできるものがあります。

この記事に

 
 
輸入ゲームを中心とした、現代のボードゲームのサークル定例会を開催しています。
 →現代のボードゲームとは
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n28374

ボードゲームの集まりというと、囲碁や将棋のクラブ、雀荘など、昔からいくつか
ありますが、私たちのようなボードゲームサークルの定例会というのは、ちょっと
運営形態が違います。
 
 
1)ゲームを持ち寄る
遊びたいゲームを参加者がみんなで持ち寄ってきて、それを使って遊ぶ卓が立ちます。
これが最大の特色ですね。
何のゲームで遊ぶかは、その日持って来る人次第なので、行って見ないと分からない、
寄せ鍋パーティみたいなものです。
見たことのないゲームとか、気になっている新作も先に買った人が持ってきて見せて
くれます。

2)遊ぶゲームはその場で選ぶ
その場に集まった参加者の顔を見て、人数、好みなどに合わせて、遊ぶゲームを
みんなで選びます。

3)その場で説明を聞いて遊ぶ
やったことのないゲームで遊ぶのはいつものこと。
持ってきてくれた人とか、遊び方を知っている人が始めに遊び方の説明をしてくれるの
で大丈夫。
もちろん気に入ったらリクエストして繰り返し遊んでもOKです。
 
 
ボードゲームは無数にあって、難易度、適正人数、プレイ時間など実に多様です。
買ったはいいが遊び相手が揃わないという話も多いし、大人の場合は家に友達を
集めて遊びにくいという事情もあって、日時を決めて共同で場所を借りてゲームを
持ち寄ることで、時、場所、もの、人の4つの要素を揃える仕組みとしてサークルが
各地にに立ち上がりつつあります。
近場で同じ趣味の人に出会えるとか情報交換の場として利用されたり、毎月多数
発売される新作を1人で全部買えないからみんなで1個づつ買って持ち寄って試遊
するとか、サークルの団体活動ならではのメリットがあります。
 
 
持ち寄り形式のゲーム会では、見たことのないゲームで遊ぶのはいつものこと。
公開告知を出すということは、新しい人が来てくれるのを歓迎するという意味で、
知らない人と遊ぶための準備もあるということです。
事前の勉強とか練習などは必要ありません。
練習して来ました、なんて言うとむしろ嫌がられるくらい。
遊びたいゲームが手元にあったら手土産に持って、なければ手ぶらの体一つで
十分です。
興味が湧いたら近場の集まりを探して、覗いてみてください。

補足)
子ども向けのゲームもたくさん発売されていますが、子ども連れで遊びに行った
場合に世話して貰えるかどうかはサークルによって対応に差があります。
大人の手伝いなしで他の参加者と対等に遊ぶことができるなら大丈夫ですが、
低学年くらいだと手伝いがないと知らない人とは遊べない子もいますね。
民間サークルの大半は非営利で子どもの世話をしてくれるスタッフを用意して
いないなどの理由で小学生以下の子どもの参加など断る場合もあります。
親子連れでの参加に関しては、事前の問い合わせをしたほうがよいでしょう。

この記事に

現代のボードゲームとは (Yahoo知恵ノートより)
 
ボードゲーム、テーブルゲーム、アナログゲーム
って聞いて何を思い浮かべますか?

将棋、囲碁、麻雀、オセロ、人生ゲーム、モノポリー・・・
何十年も前の古典ゲームしか知らないようではいけません。
この20年ほどで驚くべき進化を遂げて世界中でブームに火が付きつつある、現代のボードゲームたちを見てやってください。
【ディクシット】
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全員に絵本の挿絵のようなかわいいイラストが描かれたカードが6枚づつ配られ、そこから1枚づつカードを出し合った中から親(手番)の人が出したカードがどれなのかを親が出すヒントの言葉で当てるというゲーム。
幻想的でどうとでも解釈できそうなイラストが多いので、非常に悩ましい。
計算も反射神経もいりませんが、頭は使います。

【ブラフ】
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1人5個づつ配られたダイスを全員が一斉に振り、自分のダイスの出目と他の人の顔色から全員でどの目が何個あるか当てましょう。(6の代わりにオールマイティの☆がある)
といっても数を当てるクイズゲームではありません。
2の出目が5個(以上ある)→7個→10個、という風に数を交替で増やして宣言していき、そんなにあるはずがないと誰かが思ったら全員の出目を確認して宣言が嘘になってないか確認します。
ありえない数を皆に信じさせるブラフ(嘘)こそが一番の醍醐味です。

【キャッシュ&ガンズ】
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銀行強盗で得た現金をアジトで分配する時にギャング同士の仁義なき闘いが・・・
拳銃を突きつけ合い、本気(実弾)かブラフ(空砲)か見極めるという過激なゲームです。(ウレタンの銃ですから弾は出ませんけどね)
突きつけられて降参すると分け前を貰えないが、実弾で撃たれてしまっても困る。

昭和40年頃の盤ゲームを思い起こされる方も多いと思います。
ただ少し違う点が2つほどあります。
まず1つ目は、色々な要素を取り込んで多種多彩に進化していること。
テーブル全体を使うなど、盤を持たないものも多いですし、大部屋や公園などで走り回って遊ぶもの、デジカメをタイマー付きでセットしてシャッターチャンスに合わせてポーズを決めるなんてものまで。
などを頼りに遊んだり、袋に手をつっこんで手探りするものなど、細かい工夫も満載です。
そして2つ目に、必ずしも子供向けではないこと。
多くのゲームは、大人も一緒に楽しめる、または大人向けに作られています。
つまり、現代のボードゲームは、家族や友人達と過ごす時間を楽しむための道具であり、「大人向けの趣味」なんです。
こういうボードゲームは、欧州を中心に世界中で広まりつつあり、近年は毎年100作品以上の新作が発表されています。
コンピュータやインターネットの普及で世界は狭くなり、海外で製作されたゲームでも国内の販売店から通販で買える時代になりました。
(※国内店から買えば翻訳が付くので言語の心配は不要です)
インターネットを使えば店まで実物を見に行かなくても画像や遊んだ人の感想を聞くこともできますね。
しかし、実際に遊ぶのはどうぞご自分の手で。
ゲームは見るものでなく遊ぶものですから。

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