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対策を関係部署と協議へ 中山義隆市長は20日、川平湾の環境保全活動に取り組んでいる辻環境文化研究所(辻維周代表)らの案内で湾内の潜水調査を行った。中山市長は「話には聞いていたが、ここまでひどいとは思わなかった」とヘドロが大量に堆積(たいせき)している実態にがくぜんとした様子。「関係部署と協議してどのような対策がとれるか早急に関係部署と協議していきたい」と対策を検討する考えを示した。 辻代表によると、すり鉢状になっている川平湾奥の海底には、サンゴの死骸(しがい)と赤土が混ざったものがヘドロ状に堆積している。サンゴの死骸は生活排水が要因とみられるという。辻代表は「堆積は1、2メートル以上になっていると思う」との見方を示した。 潜水して現場を確認した中山市長は「まるで田んぼ。手がどこまでも入っていく感じだった。透明度も50センチあるかないかだった」と話し、対策の必要性を実感していた。 湾内で真珠養殖を行っている琉球真珠の仲野英則常務は「ヘドロで網が汚れやすくなり、貝の養殖もしにくくなっている」と説明し、「まずはどこにどれくらいのヘドロがあるか調査からしてもらいたい」と要望した。 辻代表は▽小島裏の水路の確保▽仲筋〜吉原地域の下水道接続▽ヘドロの除去などを対策の必要性を強調した。一方、ヘドロには有害物質は含まれていないことから、除去したヘドロの有効利用も促した。すでにヘドロを活用して焼き物にする取り組みも試験的に始まっている。 「八重山毎日新聞」より
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