晴耕雨読

晴れた日には外に出て田畑を耕し、雨の日には家の中で読書をするというように、思いのままのんびりと、世間の煩わしさから離れて生きたい

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アリとキリギリス

「派遣切り」=「悪」という前提での報道には作為的なものを感じるのですが、、、

物事には何でも両面がある。派遣切り問題でも派遣切りされた人の側面からだけ一方的に報じるのは問題の本質を見誤らせてしまう。

TVでも新聞でも派遣切りをする企業が悪者で、切られた派遣社員は被害者のように騒ぎ立てるが、あまりにも行き過ぎた一方的な情報提供の仕方にバランスの悪さを感じてします。そこにはメディア側のいやらしい考えが見え隠れしている。「企業擁護論を報じた場合に批判を受ける」、「被害者側の視点の方が好感度が高い」、「視聴率は他人の幸福な話より不幸話の方が高い」、、、様々な表には出せない思惑が見え隠れする。派遣切りされて困った、明日から住む場所もない、年越し出来ない、、、そんな話ばかりをダラダラと流し続ける。企業論理が善とは言わないが、企業論理についてシッカリとレポートし、双方の意見をぶつけ合うようにしなければ、これらの報道は「お笑い番組」となってします。取材されている派遣切りされた人々は苦境を訴える。人の苦しむ姿をダラダラ報道し、最後に深刻そうなコメントを挿入するだけの報道番組は吉本新喜劇にも劣るように思う。

社会問題として派遣切りを見詰めるのではなく、旬の話題として視聴率計算をするメディアの食い物になっている派遣切り問題、、、これでは本質論を戦わせる場所さえ提供されず、残念である。

ところで、私は「派遣切り問題」を聞いていると子供の頃に読み聞かせてもらった「アリとキリギリス」の童話を思い出すのだが、そういう人はいませんかね?
「アリとキリギリス」<<Wikipediaより>>

あらすじ 夏の間、アリたちは冬の間の食料をためるために働き続け、キリギリスは歌を歌って遊び、働かない。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、アリたちに頼んで、食べ物を分けてもらおうとするが、「夏には歌ってたんだから、冬には踊ったらどうだ?」と断られる。なお、日本においては、それでは残酷だというので、アリが食べ物を恵み「私は、夏にせっせと働いていた時、あなたに笑われたアリですよ。あなたは遊び呆けて何のそなえもしなかったから、こうなったのです」とキリギリスに告げる話に改変される場合もある。これは儒教(儒学)的思想、仏教的思想からきたものである。

教訓 将来のことを考えずに行動すると、その将来が訪れた時に、困ることになる。将来の事を考え、働ける好機を生かすことで、長期的に大きな効果を得ることができる。また、勤勉な人物や、誠実な人々はしばしば独善的で残酷な振る舞いをしがちだ、という戒めもある。

義務と権利 冬になるとキリギリスが死ぬパターンについては「いつ来るかも分からない非常事態に備えることは、大変な負担となる。それでも備えていた者は、非常事態には助かる権利がある。一方、備えていなかった者は、死ぬ義務がある。これは、備えていなかった者が生き残るために備えていた者を襲って蓄えを奪うようになれば、集団が崩壊してしまうからである」との指摘がある(『日本とは何か』堺屋太一 講談社1994年)

イメージ 1「泣いてる市民見過ごせない」 派遣切りや解雇に救いの手続々
12月18日20時38分配信 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081218-00000604-san-soci

 急速な景気後退で解雇や契約打ち切りが進むなか、自治体が仕事や住居を失った人を支援する動きが活発になっている。臨時職員としての採用や、県営住宅への入居を通じ、数カ月間をひとまず安心して過ごしてもらう緊急措置だが、契約が打ち切られる派遣社員らの人数と比較すると“救済”は限定的で、多くの人には厳しい年末年始が控えている。
 神奈川県の松沢成文知事は18日、解雇や契約終了で社員寮からの退去を余儀なくされた求職者83人を、県営住宅40戸に期限付きで入居させると発表した。松沢知事は「市町や住宅供給公社に働きかけて同様の手法を広げたい」としている。愛知、山口の両県でも同様に、県営住宅の一部を、契約打ち切りで退寮に追いやられた派遣労働者らに優先的に提供する方針を公表している。
 また、新潟県長岡市と上越市は、解雇対象となった派遣社員や契約社員を短期間の臨時職員として計130人雇用すると発表。福岡県も、内定取り消しなどで就職先が決まらない高卒者を、臨時職員として採用する方向で検討を始めた。
 緊急雇用対策として約20人の臨時職員を採用するとともに、ホームヘルパー研修費用の助成を実施することを表明した群馬県太田市の清水聖義市長は「将来的に安定して生活できる場を作りたいと検討を重ねてきた。泣いている市民を見過ごすわけにはいかない」と話す。
 民間でも、進学塾経営の学究社(東京)が、10月以降に倒産、契約打ち切りなどに遭った失業者を対象に、首都圏の塾で軽作業などに従事する臨時職員の募集を始めた。採用するのは最大100人で、雇用期間は今月24日から最長4カ月としている。
 河端真一社長は「対策は限定的で“貧者の一灯”に過ぎないかも知れないが、報道でクリスマス、正月を無業で迎える人を見るのが忍びなく、『助け合い』のつもりで、できる範囲の支援をすることにした。塾の子供たちは社会に出ることに怖い印象を持ち始めており、教育的な面も考慮した」と話している。





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備えあれば憂いなしは、もう死語なのでしょうかね?
備えなどしていなくても誰かが助けてくれると思っていられるのでしょうかね。
ポチです。

2008/12/20(土) 午前 0:11 iyojin3jp 返信する

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コメントありがとうございました。
のぞきに来ました。
私は役場の臨時です。
だから派遣のような立場です。
ここの役場は学校を卒業する人しか正職員としてとっていません。
社会人からも募集したらいいのにと思います。
古くからのよろしくない役場体質も改善されるのではと期待できます。
ま、話はちょっとそれましたが、途中から思いなおして一念発起しようとする人はどうしたらいいのかを、教えてくれる場所があったらやさしい政府だなあと思います。
私も任期を終えるまでには身の振り方を何とかするべく考え中です。

2008/12/21(日) 午後 7:39 [ 直球リンコ ] 返信する

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