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ついに本日、話題作『宇宙戦争』が全世界同時公開されました。もうご覧になった方はいますか〜? 昨日より始まった『宇宙戦争』WEEK。本日は、スピルバーグ×クルーズという強力タッグによる1作目、『マイノリティ・リポート』をピックアップしまぁ〜す! 【スタッフ&キャスト】
監督:スティーブン・スピルバーグ(『未知との遭遇』『フック』『ターミナル』) 原作:フィリップ・K・ディック (『ブレードランナー』『トータル・リコール』『ペイ・チェック 消された記憶』) 脚本:スコット・フランク(『愛と死の間で』『アウト・オブ・サイト』『ザ・インタープリター』) 出演:トム・クルーズ(『トップガン』『アイズ・ワイド・シャット』『コラテラル』) コリン・ファレル(『タイガーランド』『ジャスティス』『アレクサンダー』) マックス・フォン・シドー(『魔術師』『エクソシスト』『ヒマラヤ杉に降る雪』) サマンサ・モートン (『アンダー・ザ・スキン』『CODE46』『イン・アメリカ 三つの小さな願いごと』) 【あらすじ】 時は2054年。ワシントンD.C.は、殺人予知システムのおかげで殺人事件が存在しなかった。 ところが、こともあろうに犯罪予防局の主任ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)自ら、"容疑者"としてシステムに告発されてしまう。 ライバルのダニー・ウィットワー(コリン・ファレル)のしつこい追跡をかわしながら、ジョンは真実を求め捜査を開始する。 自分は本当に36時間以内に殺人を犯してしまうのか?! 真相へのカギは、殺人予知システムに隠されていた。 【感想】 わたくしジェレミーは、SF作家フィリップ・K・ディックが大好きです。きっかけは、敬愛するクローネンバーグがディックのファンだと知ったからなんですけどね。ディックの描き出す近未来の世界は、オリジナリティに溢れています。そして、現代社会への皮肉もふんだんに込められています。読んでいるだけで、たくさんの刺激を受けてしまうのです。できることならば、皆さんには本作の原作も読んでもらいたいなぁ。 というのも、ディック原作のこれまでの映画には、正直なところあまり満足していないからです。リドリー・スコット監督による傑作『ブレードランナー』でさえ、原作の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』と比較すると、物足りなさを感じてしまいます。それは、ディック作品に共通する虚無感がうまく映像化されないからでしょう。 という訳で、『マイノリティ・リポート』を鑑賞する際には、この豪華な組み合わせにも関わらず、大した期待感はもっていませんでした。きっと能天気な映画になってしまうだろうと不安があったので。そして、その不安は、見事に的中してしまいました。ラストの能天気ぶりといったら・・・う〜ん・・・。 でも、ディック原作という先入観をはずせば、なかなかよくできたサスペンスに仕上がっています。当時のコリン・ファレルはトム・クルーズと対抗するには少々小物すぎたかとも思いますが、"マイノリティ・リポート(少数派の報告)"の謎解きも見事ですし、なによりもスピルバーグの紡ぎだす映像のスペクトラルには圧倒されます。 よって、未見の方々には、自信をもってオススメできる作品と言えます。トム・クルーズのファンの方でなくても、充分に楽しめるでしょう。ただし、真犯人探しサスペンスとして鑑賞して下さいね。 やっぱりこの二人、娯楽映画としての期待感は裏切らない強力タッグです。いい意味でも、悪い意味でも。『宇宙戦争』でもたっぷり楽しませてくれるんだろうなぁ、きっと。その分、"ハリウッド・キングス"として、一切ハリウッド・セオリーからははみ出してくれないんでしょうけどね。。。 【ジェレミーの呟き】 ハリウッドのトップに君臨するのは、とても困難なこと。 そのためには、捨てなければいけないことも出てくる。 全世界に配給され、文化の違う大勢の人々に支持される作品にするためには、 人間の感情を深く描くことは放棄しなければいけないこともある。 万人には受け入れがたい状況を描くのも断念しなくてはならない場合もある。 これはこれで、偉大なる決断なのかもしれない。。。 |

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あっ、おいら結構楽しめたけどなぁ。さすがジェレミーさん厳しいご意見ですなぁ。(笑)
2005/6/29(水) 午後 8:39
僕は当時映画館で観た時は確かに期待しすぎた感があり「うぅん」て感じでした。今となっては印象にすら残っていません(笑)。
2005/6/30(木) 午前 1:55
ディックの作品て、立て続けに読むと、相当疲れるんですよね・・・。
2005/6/30(木) 午後 4:12
原作は読んでいませんがジェレミーさんの記事で読みたくなってきたわ〜映画は割と面白かったように記憶しているけど(大分前に観たもんで・・^^;)確かにコリン・ファレルは若すぎたような気がします。
2005/6/30(木) 午後 5:40
おっしゃるとおり!(笑)よくトムの八方美人ぶりを批判してデップ賞賛する人がいるけど、ハリウッドの「看板」として世界を相手に情報発信し、映画ファンを獲得する責任のあるトム・クルーズとスピルバーグは尊敬に値しますよ。来日して小泉さんに会えるのはトム、スピルバーグ・ギアくらいでしょ。デップなんて絶対に会ってくれないわい!(笑)
2005/7/1(金) 午前 9:02 [ サミー ]
人間の真の感情は世界共通のような気がしますが・・・
2005/7/2(土) 午前 1:10 [ nomad ]
うーん ほんと、今となっては心に全然残ってない映画だ・・・。サマンサ・モートンのスキンヘッドだけが印象的で・・・。
2005/7/2(土) 午前 7:41
テレビで観ましたが、面白味を感じなかったです。終始ありがちな 展開でした。
2006/2/16(木) 午前 7:42 [ hofim ]