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グランデコスキー場よりテレマークスキーにて入山、西大巓を経由し西吾妻山山頂へ、その後二十日平へ下りスキー場に戻る。予定では28日の入山予定だっただが強風のため29日に変更、それが大正解で、快晴のほぼ無風というこの時期には貴重な気象条件となり最高の山日和となった。
計画段階では気軽にスキー場リフトを使用し登る予定でいたのだが、当日は天気がとてもよさそうとのこと。いてもたってもいられなくなり早起きしスキー場内から登ることに決め、前日シュラフに入っていた。裏磐梯の某所に車中泊、午前2時30分に目覚め星空がいっぱいに広がっているのを見るとついつい心がはずむ。フロントガラスの凍った結露をとるためエンジンをかけ、その間シュラフにくるまり待っていたのだがいつの間にか寝てしまい、再び目が覚めたのは3時40分になっていた(けっこうショック・・・おかげで入山時間が遅れてしまった)。急いで車を走らせ4時過ぎにグランデコスキー場へ到着、スキーセンター直近の第2駐車場に駐車した。すでに数十台の車があり、様子から夜明けを待っているのがわかる。それを横目に準備を整え、スキーセンターを4時44分に出発した。
スキー場内のルートは、スキーセンター正面の「サフラン」コースを登り「デコ平レストハウス」へ、そこから「ローズマリー」コースを登り「ブナブナ」から「ミント」コースを登りスキー場最高点(標高1590m)を目指すこととした。スキーセンターの標高が1010mとのことなので、標高差は580mとなる。ピステンによる整地作業中で、私のとったルートはちょうど作業が終了していてきれいに整地されている。スキーセンターから見るとコースが壁のように立ちはだかるが、ピステンがかけられていたからか思っていたよりずっと楽に直登でき、そこ以外は特に急斜面もなくとても快適にスキー場トップまで登れた。1時間ほどで「デコ平レストハウス」付近まで登り、そこからさらに1時間ほどでスキー場トップに到着(6時45分)した。
普段よく使われている入山口がよく分からなかったので、リフト降り場直近の最高点付近から入山する。登りはじめからわりと急でオオシラビソの樹林も思っていた以上に密、木々の間を縫うようにルートをとりながら登っていく。雪は軽めで深さも20〜30cm程度、ラッセルもあまり気にならない。標高約1760m付近でトレース跡と合流(7時56分頃)、そのトレースを利用しさらに登っていく。しだいに樹間も広くなってゆき、標高約1870m付近で視界が開けはじめ、眼下に磐梯山が望めるようになった。その付近から再びラッセルがはじまりまもなく西大巓の南東に伸びる尾根上へ(8時30分)、西吾妻山が目に飛び込んできた。

【オオシラビソ樹林内で迎える朝。朝日を浴びオオシラビソの先っぽがイルミネーションのように輝く。本当は空が白み始める頃に樹林帯に突入、日の出の頃に稜線へ・・・なんて思っていたのだが時間的にちょっと無理だった。】

【背が高く密度も高かったオオシラビソもしだいに低くまばらになっていき、ようやく眼下に磐梯山が望めるようになる。】

【オオシラビソの樹林を、さらに登っていく。】

【西大巓の尾根上に出ると、目に西吾妻山が飛び込んでくる。】
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