今年末に妻夫木聡、亀梨和也、宮崎あおいなど
豪華なキャストが主演する昔のバンクーバーを舞台する
野球映画が公開されるそうだけど
その撮影のため栃木県の山奥に100年前の
バンクーバーの街を再現したセットを作った
ストーリーはバンクーバーの日系コミュニティーや
ローカルの歴史マニアにはよく知られている
丁度100年前に日本からの移民者と
その子供たちによって創設されて
バンクーバーだけではなくお隣りワシントン州を含む
パシフィック・ノースウェスト地区の
チャンピオンに輝いた強豪チーム
彼らの活躍は当時日本人街だった「パウエル通り」に沿った
オッペンハイマー公園内にある球場で観ることができて
インターネットやテレビがない時代だから
試合日は観客で埋め尽くされていたそうだ
でも太平洋戦争の開戦によって西海岸沿いに住んでいた
2万2千人のジャパニーズが「敵外国人」と扱われてしまい
内陸の収容場へ強制送還されてチームも解散されてしまう
そして戦後はしばらくの間は西海岸へ戻ることが許されず
他の州に引越しするか日本へ「帰る」選択を責められて
バンクーバーへ戻ることが許されてもパウエル通りに定住せず
郊外へ分散してしまい徐々に日本人街の影も薄くなってきて
治安も徐々に悪化していった
その中、球場も取り壊されてしまい今は市民公園に改装されて
そこで日系コミュニティーのルーツを祝うため1977年から
我輩は昔からパウエル祭を聞いたことがあり
行く予定をしていた友達がいたので
一緒に行くことに決めた
ただし、今年の祭りはオッペンハイマー公園内で行なわれず
屋台などは閉鎖された周辺のストリートで並べられた
その理由はホームレス問題の解決を求めている
デモグループが数カ月前から園内でテントを張っているから
バンクーバー市はテント村の撤収を求めているけど
パウエル祭だけではなくイベントのため公園を
使う予定をしていた団体全てがデモ者を配慮して
イベント会場を移しているからである
全てのアクティビティ会場や屋台が一カ所にまとまって
いないけど一つの道に並ぶことも日本の夏祭りの
屋台を思い出すので雰囲気はグッドだった
それで我輩と日本で働いたことがある友達が
楽しみにしていたのは(というか祭りへ行った理由は)
普段バンクーバーではなかなか食べられない
日本の祭りフード
ミニラーメン($5)や
スパムむすび($3)
今川焼(3個で$5)
その他に焼き鳥、カレー、冷やし中華、お好み焼きなど
日本ではお馴染みの食べ物が販売されていた
あと食べ物だけではなく日系コミュニティーに関する情報や
小物などが販売されて
ステージが設定されてコンサートも行なわれていた
近所の教会に入ると盆栽が展示されて
日系コミュニティーの歴史が紹介されていた
他に相撲大会が予定されていて参加者を集めていたけど
今回は(というかもう)参加しないね…
あと日系人のアイデンティティをテーマとした
展示会に向けて自分のことを書いてくださいと
お願いされたのでこのように表現した
目標は食べ物だったけど
お腹だけではなくて自分の過去に振り返って
満足な気持になった我輩である
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