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まつ毛、だと思うのん。
さっきから右目の右端、サッカーでいえば右サイド側がチクチクして上手に目を開けていられない。 頑張って“ハイッ”と見開いても2秒が限界、ダメだ、一生治らない。 あー、もう大好きな浅尾の投球も見られない。 ふぅ、弱気にもなる。石ころ蹴飛ばしに外出してやろうかと思った。が、 今は目が痛くて外出とか無理。断念。 その間、約1.5秒。 そうだ!その手があった!と、僕は一目散に洗面所へ行った。 勢いよく蛇口を捻る、右手で水を掬い、右目をゴシゴシ洗う。洗った結果を確かめるために、ちょっとやめて、目をパチパチする。 まつ毛、だと思うのん。 うぬぬ、と困ったが、最良の選択をしたのだ!との自負はある。 やれるだけのことはやったのだ。 恥じることはない。今日はもう目を休ませることに専念するのだ。 独眼竜、伊達政宗の気持ちが少しだけわかった。片目を抑え、ヨロヨロしながら歩く、視界が歪む、サルバトール・ダリの世界、いや、ムンクの叫びの方が近いのかもしれない。 絶望と幸福、背骨を軸とした、平衡感覚がよじれる、脇に、ねっとりとした汗が滲んだ。 敵陣から逃げ帰った情けない兵士のように、這いつくばるように布団に入る。 まだ、痛む。 おれは死ぬのか、遺書は、愛を伝えなければならない人達が山ほどいるのだ。 孤独か?不安か?臆病か?この痛みは何処からくるのだ!!と、叫びたくなる。が、落ち着け、こいつの正体は、、 まつ毛、だと思うのん。 ビューラーいらずの、 上向きまつ毛、だと思うのん。 詩集 小坂井パンクス著「汚れちまった角膜に」より 題名「 思うのん。」でした。 ごめんあそばせ。 こんなアナーキーなブログを、不幸にも「まだ寝足りない朝一」や「旦那より少し早く起きた午前9時」や「日曜日のランチはシチューなの、おほほ、な午後12時」や「フェブラリーSで大興奮な午後3時過ぎ」や「日曜日のディナーは季節のキノコと牛肉のリゾットなの、おほほ、な午後6時過ぎ」や「明日、学校もしくは会社に行きたくねぇ病が発症する午後9時」や「時間の感覚がバカになって、夜中は夜中、何時でも一緒。で、今何時?」な時に読まさせてしまい、申し訳ないと思う気持ちと共に、皆様の今日が、素晴らしい一日になりますようにと、心から、僕は、僕達(だ、だれ?)は 思うのん。 ばいばい、またね(笑) |
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2012年02月19日
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