主に環境保護に関する問題ではあるが、日本主導で経済活動を行うために今や我が国は加工貿易国であり、世界各地から膨大な資源を巨大な船で運び込み、芸術とも云えるほどの職人技術を駆使して優れた製品を作り上げ、再び船で売りに出している。ふと考えてみると、不可解なことがある。この日本から売りに出せるようなものが本当にあるのだろうか? まず、自給率が100%を超えていないものを他国へ売りに出す意味は無い。例えば、日本の水田で作った米が北京などで売れている。金持ちに人気の有る「高級食材」だとか。一方で、大陸の奥地で食うや食わずの農民が苦労して作った米や麦を多くの日本人が「安い」と喜んで食べている。 (もちろん、生で喰うことはできない。北京では、一流コックが料理するだろうし、日本では、安く買い叩いた食糧を工場で大量加工し、程よく味を整えれば、大衆が気軽に食べられる食品になる) 割り箸は環境保護?破壊?http://www.sanshiro.ne.jp/「割り箸環境問題」と云うのをご存知だろうか? 日本人がよく使う割り箸が、東南アジアや南米の大木を切り倒して作っている(ハシ・コネクション)と言われ、非難を浴びていたことが有るらしい。20年近くも前の話で、当時は逆に気になっていた。「幾ら何でもレストランにまで箸を持ち歩くなんて、食中毒が心配だな」と。 そして、近年の現実を知ったときは驚愕した。何と、割り箸の高級化が進み、日本の間伐材でなく、カバ、エゾマツ、アスペン、シラカバなどの北方木材の丸太が原料になっているとは。(実は、熱帯林の木は箸に向かない材質だった!) 北方、つまりアジア大陸北部の森林破壊に、日本の割り箸産業が加担していたということである。現実に、アジア中北部では深刻な砂漠化が進んでいる。現地の人々は、大木が売れるということで、大型トラックや重機を(多分日本から)買い求めては片っ端から森林を切り崩しているのだ。海岸部の華やかさの陰に潜む惨状だが、流石に中央部も無視せずには居られなくなった模様。だが、理性を持たぬ人民に環境問題を伝えるのは難しい。 割り箸だけではない、紙も木から作られる。基本的に紙の原料には樹皮やその付近が使われるが、殆どの植物繊維は容易に紙の原料となるため、紙を作るために手っ取り早く森林を薙ぎ倒しても不思議は無い。 愚かなことである
我が国日本は古来より山林を敬い、大切にしてきた文化がある。戦時中の狂気で大伐採が行われた経緯を差し引いても、日本列島は今でも森林資源の豊かな土地であることは間違いない。そんな国が、異国のなけなしの木材を疑問を持たずに買い求めるとは。更に、すぐ近くにある森林を無価値と見做し、木と共存する伝統文化まで捨て去ろうとしている。このままでは世界中共倒れになり兼ねない! 日本の皆さん、箸を持つときや本を読むときには、木のぬくもりを思い浮かべてくださいいっそのこと、貿易に優先する環境保護協定として、木材の交易を制限する条約を結ぶ必要がありはしないか? 木材輸出国の反発は覚悟の上。『貿易全面停止』とへそを曲げられたとしても、望むところ。日本が決して弱くない国であることを世界に示す好機に恵まれよう。 |
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間伐財を割り箸に利用促進すれば 日本の山林維持に役立つということもあります。政策の採用の仕方も重要と思います。
2007/12/9(日) 午前 3:56
現在、日本で使用されている割り箸の97%が支那からの輸入品です。
キポツ♪
TBします。
2007/12/9(日) 午後 4:22
(TB先より抜粋)
日本で使用されている割り箸の約97%が支那からの輸入品だ。
割り箸が熱帯雨林を破壊するというのは大きな間違いだ。
日本で約97%使用されている支那製割り箸の多くに防カビ剤や漂白剤使用されている。
このような割り箸を金魚鉢の中に入れておくと1週間ほどで金魚が死んでしまったという実験結果が得られた。
原因は、防カビ剤と漂白をを目的とする二酸化硫黄であると考えれられる。
2007/12/9(日) 午後 4:23
TBありがとうございました。例えば北欧のように、管理された森林であたかも畑の作物を収穫するがごとく伐採して木材加工品として輸出している地域もあります。日本が政策として輸入制限する際には貿易相手国が森林認証などきちんとしたシステムを持っているか否かも問われるでしょうね。
2007/12/10(月) 午前 10:31 [ boeing787 ]
米の件や割り箸の件、ニュースでも話題になりましたから知っています。唯一自給できる米についての政府の対策には疑問を感じています。割り箸ですが、本当に日本は木を食い荒らす虫ですね。森林保全もさることながら、ゴルフ場開発のために飛行機からみる本島は虫食い森林ですね。多くの矛盾に日本の市場原理優先のための無駄な政策は曲がり角に来ざるを得ないですね。
2007/12/13(木) 午前 11:34 [ kabanotakara ]
竹の割り箸ってよく見かけますよね。竹は木よりも成長が早いのでいい資源だと思います。しかし、中は空洞だったり加工が難しい形状です。逆に言えば木材が優秀すぎるのかも。耐水性、耐熱性、適度な弾性、加工しやすい形状、こんなに優秀な素材は他に見当たりませんね。でも、繊維材料を混ぜ込んだ極太のパスタなら箸になるかも。
2007/12/14(金) 午前 11:58 [ 仮 ]
竹の割り箸はカビが生え易いそうです。
金魚が死なない安全な割り箸
http://www.youtube.com/watch?v=8r_I3Nkdc3g
銀の箸の話、大変参考になりました。
2007/12/15(土) 午後 4:29
割り箸一本は、小さな話しですが、
生活の中で何を選ぶかが、世界を作っていく、
そう考えれば、疎かにはできませんからね!
身の回りから、自分の生き方を考えたいものです。
2008/1/24(木) 午前 4:27
細い木の枝を箸として利用した後、木質燃料として重油などの代わりに利用するのも一つの手です。これは、古紙再生がうまくいかない場合の代替手段にもなるはずです。
2008/2/28(木) 午前 2:54 [ IB ]
日本人は、自国民の豊かさの影で世界各地の自然破壊に加担しているのは確かでしょう。でも日本人が直接手を入れていれば幾らかは防げたかも知れません。自然を愛する心、大自然の豊かさを享受する心は、まだ日本人の魂からは消えていません。
今からでも遅くない。世界中に広めて行きたい。
2008/3/31(月) 午前 0:04 [ IB ]
カネの使い方って何??
http://blogs.yahoo.co.jp/isop18/53471048.html
2008/3/31(月) 午前 5:28 [ IB ]
箸について、議論を深めて頂きたいです。間伐材を主体に国産で賄う場合の是非、外国から輸入する時の相手国の問題。自然環境との関係を整理した議論をお待ちします。間伐材を主にすることを提案したいですが、林業政策との整合性、財政的な面、どんな問題が有るでしょうか。
2009/9/23(水) 午前 9:33 [ 琵琶湖研究室 ]