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デエサ、エコロジーな環境(2) この生産性の限界という難局に対して経営者達は、彼らが所有するドングリの木が 植わっている農場の四分の三以上の方向性を変えることを決心しました。 オークの森を伐採し、集約農業に変化させ、土壌の利用方法を変更し、 もう元に戻すことが難しい森林破壊となりました。 この危機を打開する策は、牧草やドングリの実りが少ない時期に、家畜の飼料を より多くまかなうことを目指す効果的な利用方法としてみなすことでした。 対抗する経営方法は、デエサでの、牧草地の整備と肥沃化、柵や池や道などの 基礎工事の改良、貯蔵飼料の生産と保存、熟練した作業を行う人員と装備、 牧畜の負担を減らし最良の状態にすること、デエサでの数種類の家畜による 全体的な経営を強化し、一次生産物の全てを余すことなく多くの消費を達成する 新しい作業システムに伴う生産性の向上を強化する法令によって可能となりました。 デエサは地中海性森林の秩序のある安定した一つの生態系であると考えた場合、 家畜や牧畜に利用するための木の実と草を最大限に生産することが一つの目的です。 この点に関して、イベリコ豚はデエサの一番の消費者で、他の野生種や家畜種 つまり牛や羊よりも効果的な形で資源を利用しています。 大陸性乾燥地帯の地中海性気候に分類され、栄養に乏しく酸性の粘板岩と 花崗岩の上の褐色土は、侵食されやすく、りんや窒素などが少なく、 有機物が不足している土壌です。 このような土壌の上に、気候的にも全く有利な条件はなく、長く暑い夏、 寒くて湿気の多い冬、更に旱魃の時期が長いことが際立っています。 この土壌の上に、自然な形で、コナラ属や松属やオリーブ属などの木々の層、 潅木の層、カヤ属、イネ属、ツメクサ属、マメ属などの草の層に代表される 3つの層で構成されるのが特徴である地中海性森林が発生しました。 人間が地中海性森林に手を入れ、木々を間引きし、潅木の層を排除し、 デエサとして残したので、木々は、良く成長し木の実を多く実らせ、草々は 潅木との競争がなくなり、どんどん広がり、種類も増え、循環型の生態系へと 発展し、現在に至っています。 (3)に続く・・・ にほんブログ村 環境ブログ
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イベリコの良さを沢山の人に
知ってもらいたいため、
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スペインでは、豚の飼育を野外でしているのですか?日本では、馬や牛は放牧することはありますが、豚を放牧しているのは見たことがありません。広々としたコルク樫の森で伸び伸びろ育っていくイベリコ豚の育つ環境を一度見たいものです。豚だって、人間の残飯ばかり食べて育つのは可愛そうですね。イベリコ豚の白い脂が美味しく健康に良い理由がわかるような気がしました。
2010/3/28(日) 午後 7:42 [ tarumityoukiti ]
tarumityoukitiさん、野外で放牧飼育しているのは、イベリコ豚だけです。イベリコ豚の起源については、また記事に書く予定ですが、もともと猪に近い地中海野豚が起源と言われていて、狭い豚舎での飼育も試みたことも過去にあったようですが、ストレスでけんかをするので、不可能だったと聞いています。
家畜として家の側で豚を飼うようになったのが、どの民族なのかははっきり知らないのですが、中国あたりでしょうか?
イベリコ豚は、イベリア半島の広大な自然の中で野生に限りない近い状態で今まで生き残った貴重な豚なのです。
そう考えていただくと、流通できるだけの生産量を維持し、産業としてきちんと成り立っているということがどれだけ素晴らしいことかお分かりいただけるのではないかと思います。
2010/3/28(日) 午後 8:04 [ イベリコ・フェルミン ]