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今度は、放牧される、イベリコ豚の重量や月齢に重点をおいて、 説明したいと思います。 イベリコ豚は、生れた月齢でそれぞれロット分けして管理されています。 各飼育農場の放牧地面積により、1ロットの頭数は違います。 だいたい、30頭から100頭ぐらいで1ロットとされています。 イベリコ豚は、母豚から乳離れしたら、放牧地よりも狭い農場で放牧されていて、 子豚の時から狭い豚舎の中での生活はしません。 そして、肥育のために放牧地へ入る、最低重量は法律で規定されています。 その規定とは・・・。 1)ベジョータ、2)レセボ、3)セボ・デ・カンポの上位3つのカテゴリーは 同じ条件で、肥育のための放牧を開始するときには、各ロットの平均体重が 92キロから115キロと定められています。 だいたい、2ヶ月以上肥育のための放牧をします。 1)ベジョータと2)レセボでは、肥育放牧期間中に増加する体重の最低基準も 定められていていますし、さらに、各ロットの屠畜の最低月齢、屠畜の最低重量の 平均(枝肉で)も定められています。 枝肉で117キロということですが、これは、皮・血・内臓を除去した状態を さすので、イベリコ豚の生体体重の平均は、およそ160キロくらいということに なります。 平均体重ですので、小さいものは140kgとか大きい豚は180kgとかも 含まれていることになります。 豚によって食べる量や運動量が違いますし、豚の体質もあるため全て同じように 重量が増加するとは限りませんので、あくまでも平均体重で管理しています。 ちなみに、フェルミン社では、屠畜時の平均重量は165キロくらいです。 屠畜の最低月齢は、1)ベジョータと2)レセボで14ヶ月、3)セボ・デ・カンポ は12ヶ月、4)セボは10ヶ月です。 普通の白豚は、10ヶ月以下で屠畜することもあるようですが、イベリコ豚の 飼育期間が長く、十分に運動し、食べたいものを好きなだけ食べているため、 赤身(筋肉)が引き締まるだけでなく、オレイン酸を含む脂肪分が、赤身の外側に 蓄積されるだけでなく、赤身の中にも霜降りとして浸透していくのです。 オレイン酸を脂肪分に蓄積しやすく、また脂肪分が赤身の中にも霜降りとして 浸透していくのは、イベリコ豚の遺伝的特徴です。 イベリコ豚の品質の善し悪しを決めるのは、血統、育て方、餌の種類、屠畜月齢の 4つの条件です。 前回と今回の記事の中で、育て方、餌の種類、屠畜月齢の部分を説明しました。 次の記事で、もう一つ残っている血統についてまとめて説明したいと思います。 |
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こんにちわ^−^
すごいですね^−^
日本の酪農家の方は、今口蹄疫に悩まされています。
手塩にかけた、牛や豚などの家畜…家族同然だそうです。
イベリコ豚も愛情を注がれているんだなあと感じました。
専門的なことはわかりませんが、これからもがんばってください^−^
ちなみに、私、えさのことに関心持っています。(少し、関係しています。)これ、内緒にしてくださいね^−^ふふふ^−^
では、また^−^ぺこり
2010/7/5(月) 午後 6:44 [ shima ]
shimaさん、コメントありがとうございます。
手塩にかけて育てた動物を殺処分するのは、ニュースで見ているだけで、皆さんの悲しみや苦しみが伝わってきて本当に辛いです。
早く終息に向かうことを願っています。。。
お互いいろいろとありますが、がんばりましょう!
2010/7/6(火) 午前 0:19 [ イベリコ・フェルミン ]