母系社会研究会blog

私の前を歩くな、私が従うとは限らない/私の後を歩くな、私が導くとは限らない/私と共に歩け、私たちはひとつなのだから(ソーク族)

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今回の都知事選挙は急な事態であり、十分に調整時間が取れないなど、不利な面があった。おそらく、反原発で護憲派内の「宇都宮氏」か「細川氏か」という問題は、細川陣営の評価や、情況判断の差の問題である。
 
情況判断は、概ねであるが次のように8項目の差に整理できるだろう。
 
①直ぐには福一事故のような大事故は起きないし、福島県民の避難も必要ない。
つまり、何が何でも勝つとか、反原発なら誰でも良いというわけではない。
 
②直ぐに福一事故のような大事故が起こる可能性があるし、福島県民の避難希望者の避難も一刻を争う。つまり、何が何でも勝ち、都知事の発言力で原発ゼロ世論を一刻も早く、圧倒的多数にする必要がある。
 
③反原発も大事だが、憲法9条や福祉などその他の問題も大事。特に憲法9条が大事。
 
④反原発が一番大事。憲法9条や福祉なども全て原発次第だから。仮に、細川氏が改憲策動に加担しても反対すれば良い。むしろ、細川氏が改憲策動に加担しようとしたら、細川陣営の一員としてブレーキ役になれる。
 
⑤細川陣営の反原発は信用できないし、小泉は新自由主義で支持できない。
 
⑥細川陣営の反原発は信用できる。小泉氏、あるいは細川氏も新自由主義かもしれないが、原発ゼロ政策を進めれば、自然に助け合い政策を採用するしかなくなり、新自由主義政策は不可能となる。
 
⑦宇都宮氏でも勝てる。
 
⑧宇都宮氏では勝てない。
 
という8項目についての判断の違いである。
 
●われわれが細川氏を支持したのは・・・
 
②と④、⑥から、⑧の「宇都宮氏では勝てない」、勝てる可能性があるのは細川氏と判断したからである。
 
確かに、60〜70万と予想していたので宇都宮氏は健闘したし、細川氏と小泉氏コンビの影響力は予想より、少なかった。細川氏か宇都宮氏の勝利を期待していた福島の人たちは落胆しただろう。
 
しかし、とにかく、細川氏と宇都宮氏、そして両陣営の奮闘で、<原発ゼロ理念>も、選挙を報道しなかった<マスゴミ不信>も一層深く、広く浸透した。東京でも、原発ゼロ候補票が40%まで拡大したこと、原発推進のタモガミ票が10%だったことは明確になった。
 
●細川氏と小泉氏コンビの影響力は未知だったから、出馬を判断したのは納得できる。
 
共産党などの政党は、党や支持者が分裂しないようにするための、いつもの「組織防衛策」だろう。何度、失望させれば気がつくのか?
 
正直に言えば、「緑の党」が既成政党と同じ、平凡な判断をしたのは残念であった。その分、山本太郎氏の独自路線の正しさが光った。当面、山本太郎氏は一人で進むべきだ。
 
しかし、不思議なのは宇都宮氏が出馬すると決断した経緯。つまり、本人自身が決断したのなら、勝つ可能性があると判断したはずで、その根拠が不思議。
 
周囲から担がれたのなら、なぜ、勝つ可能性がない宇都宮氏を担いだのだろうか?
 
それと、宇都宮氏は澤藤統一郎弁護士の批判に答えるべき。澤藤氏の主張が本当であれば、確かに見逃せない問題がある。
 
また、信じられないことだが、澤藤氏に対する言論封殺が、既に始まっていると言う。澤藤統一郎弁護士は憲法学者でもあり、宇都宮氏を批判し始める前までは掲載することができた専門誌に、論文の掲載を断られたという。何ということだろうか。
 
たとえば、「社会主義理論学会」には、少数だが社会主義に反対する学者も参加している。しかし、社会主義に反対しているからと言って「社会主義理論学会」なら、決して言論封殺などしないのである。極当たり前のことである。
 
次は、<原発ゼロ>の「統一候補の擁立」が是非とも必要である。
 
 
 
澤藤統一郎の憲法日記 
 

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