nemo2のパストラーレ

閉鎖に向けての手続きに入ります。

コンサートレビュー

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前回チラッと書いたが、今年のラフォルジュルネ、私にとっての連休初日5月3日に4本のコンサートを組みこむ強行軍。

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まず1本目が9時半。
アレクセイ・ヴォロディンによるラフマニノフ。
・前奏曲 嬰ハ短調op.3-2
・前奏曲 嬰ト短調op.32-12
・前奏曲 ニ長調op.23-4
・前奏曲 ト短調op.23-5
・ピアノ・ソナタ 第1番 ニ短調 op.28

昨年ケフェレックを見た7階の平面空間をフェルメールブルーのライトで夜っぽく演出。
まぁ早朝からラフマニノフを聴く人はいないだろう。

しかし、自分の感覚と楽曲との乖離をヴォロディンは出だしで解消してくれた。
前奏曲 嬰ハ短調op.3-2「鐘」。
この曲は、サクラで参加した発表会で演奏した思い入れのある曲。
出だしのffで目は覚める。
この曲を比較的ゆったりとしたテンポで余裕を持って弾ききった。



続いて前奏曲 嬰ト短調op.32-12。
軽やかな右手のアルペジオに力強い左手の旋律。
そこから展開して右手、左手とメロディがうつろう。
そう、ヒバリが飛んでいる空の下で会話をしている男女のよう。



次の前奏曲 ニ長調op.23-4もラフマニノフの前奏曲集の中で大好きな曲。
「ノクターン」と言っても良いような夜に聴きたいバラード。
これをあくまでも静かに弾くヴォロディン。
そしてこの曲の最大の盛り上がりを見せるところで最初の鳥肌。



前半最後は前奏曲 ト短調op.23-5。
おそらく自分が弾いた中で一番難しかった曲。
この曲の速度設定で全てを完璧に弾くのはかなり難しい。
が、彼は一音一音をごまかす事なく丁寧に弾いていて好感が持てた。



後半はピアノ・ソナタ 第1番 ニ短調 op.28。
事前の告知では最初にこの曲を弾く予定だったが、演奏順が入れ替わっていた。
それは正解で、この難曲を朝のしょっぱなから弾くのは無理。
練習曲がわりに前奏曲を弾いた後だから、ヴォロディンのリミッターも解除された模様。
最終楽章まで一音のミスもなく男性的でありつつもバランスの取れた好演だったと思う。

予定になかったサイン会に参加し、山野楽器へ。
ブロ友Cさんと中華でランチ。
ピアノの話や台湾やヨーロッパの話、馬の話などをしつつ、
データの交換を。

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戻ってAホールでモーツァルト。

・モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503
・モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622

アンヌ・ケフェレック (ピアノ)
ニコラ・バルデイルー (クラリネット)
シンフォニア・ヴァルソヴィア (オーケストラ)
ミハイル・ゲルツ (指揮)

まずはケフェレック。
繊細でチャーミングな彼女のピアノはこの曲によく合う。
1楽章は凱旋した部隊を迎えるかのような主題で展開。
3楽章は軽快なロンド主題で始まる。
ここでもケフェレックの軽妙なトリルとスタカートが冴え渡る。

続いてニコラ・バルデイルー。
長いクラリネットを持って登場。
どうやらバセット・クラリネットのよう。
曲はうちの職場の午前中での登場回数トップ10に入るおなじみ。

今回のラフォルジュルネの予約は出遅れたため、目ぼしい公演はほとんど取れていない。
キャパが広いAホールは最後までチケットが残っているので、ここから3つは全部1階の左端。

終演後サイン会へ。
これが大人気。
30分並んでやっとケフェレックに会えた。
サインをもらうのは2010年の佐倉以来。

ぎりぎりで次の公演へ。

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・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30

ネルソン・ゲルナー (ピアノ)
タタルスタン国立交響楽団 (オーケストラ)
アレクサンドル・スラドコフスキー (指揮)

この日のメインイベント、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番。
知名度では第2番に劣るし、実際録音も圧倒的に3番の方が少ない。
私がこの曲をじっくり聴くようになったのは映画「シャイン」の影響で、それまでは「持っているけど聴かない曲」だった。

第1楽章〜Allegro ma non tanto
第1主題をオクターブの単音であえて弾くところが面白い。
ロマン派度合いとしては2番よりこちら。

ゲルナーのピアノは派手さはないものの、堅実で、何より弱音が美しい。
切れがあるし、渋みがある。
切れの部分は、強弱やテンポの揺れをオケとの間で絶妙に作り上げている点を、渋みの部分は、ピアノ単独になった時に、陶酔しすぎない点を表わしている。

カデンツァを挟んで主題に戻ってきた。



第2楽章〜Intermezzo. Adagio
オーボエから始まる甘く美しい曲。
激しくピアノが入り、不穏な空気を醸す。
3部形式でそれぞれに変奏され、展開していく。
オケとゲルナーのピアノが上手い具合にとけあっている。
それにしても、この曲の何と難しいことか。
特にこの楽章のリズムの変化、速さの変化は、1、3楽章の派手さに埋もれているが、
超絶技巧のテクニックと、オケを聴いて演奏するセンスの両方を過度に求められる。



第3楽章〜Finale. Alla breve
アタッカからそのままなだれ込む。
速さを保ったまま全体が盛り上がって、第1主題を激しく叩くように。
そこからゲルナーのピアノが第2主題を提示すると、もう鳥肌が立っている。

しかしここは短く、お預け状態。
1楽章の第1、第2主題が見え隠れする。
オケが盛りあがるところでも、決してピアノは休んでいないし、
目立たないところで難しい演奏をしているというのを実演でないと知りえなかっただろう。

第1主題が再現される。
そして第2主題が複雑な音系で表れる。
行進風のリズムが出てきて
ここで指揮者もオケもフル回転。
すでに何度も鳥肌が立っていて、周りの人も異様な興奮状態にあるのが判る。

ピアノと管が呼び合うようにして、いよいよ第2主題を綺麗に昇華させ、ピアノもオケも頂点にと向かう。
この時点で涙が出ていた。
エンディングではテンポをマックスまで上げて大団円。





ホール中から拍手喝采。
本当に良い演奏を見られて、心が洗われた。
即席の組み合わせとは思えない仕上がり。
これが3000円で見られるなら本当に安いものだと思った。

サイン会があるかもしれないと思って、ホールEの物販コーナーに行ったが、残念ながらなかった。

そして時間を置かずにショパン。


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・ショパン:12の練習曲 op.25から 第1番 変イ長調「エオリアンハープ」、第2番 ヘ短調、
       第6番 嬰ト短調、第7番 嬰ハ短調、第11番 イ短調「木枯らし」、第12番 ハ短調
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21

ボリス・ベレゾフスキー (ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア (オーケストラ)

ベレゾフスキーのファンと思われる女性が多い。
まずはエチュードを何曲か。
天板をはずしてステージ側にピアノを向けて弾くベレゾフスキー。
弾き振りをするのだろう。
自分が昔弾いた事がある曲をさらさらと流れるように弾く。
弾いているところはモニターでしか見えない。
それにしても太ったな〜。
指が芋虫のように太い。
シャツもパンツもダボダボでボタンは締まらないんだろうな・・・
とか音楽とは関係ないところが気になってしょうがない。

さっきの興奮と感動で今ひとつショパンに入り込めない。マズイと思いつつ、ピアコン第2番へ。

この曲は「ピアノの森」でも取り上げられていた。
第1番もそうなのだが、どうしてもピアノ主体。しかも右手旋律左手伴奏。オケ二の次感が拭えない曲構成。

第1楽章、オーケストラによる提示部は力強く、そこから甘く美しい旋律を歌うように弾くピアノ。
第2楽章は叙情的でロマンティック。
テンポ良く鍵盤の上を駆け巡る速いパッセージの連なり。
第3楽章は舞曲風。

ベレゾフスキーの弾き振りかと思ったら、コンマスが指揮をしていたよう。
ピアノがどうというのでなく、ラフマニノフに比べて曲としての単純さが目についた。
まぁ実演で2番を聴く事など二度とないかもしれないな
と気を取り直して帰路につく。



秋冬のライブ

こんばんは、あっという間に年末です。
あまりに忙しくてブログを書く時間がありません。

このところ何にでも「平成最後の」という前置きがつくけど、来年5月に新元号になったら「〇〇最初の」となるんでしょうね。

ちょっと遡って、9月から。

大学の軽音の先輩が横浜のライブハウスに出られるので見に行って来ました。
ジミ・ヘンドリクス追悼イベントゆえ全てジミヘンのコピーバンド。
軽音の先輩2人と大倉山まで遠征。
狭いライブハウスで爆音を4バンド。
久しぶりすぎて耳がやられました。
押しに押して、結局新幹線で帰るしかなくなるというハプニング。

10月は本八幡のライブハウス「cooljojo jazz」。
当初私1人で行くはずでしたが、飲み友達に声をかけたら来ると。

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「増尾好秋Magatama」
ギターはソニーロリンズのバンドにいた増尾好秋氏。
ピアノ、ベース、ドラムの4人編成。
見に行こうと思ったのは、ドラマーとピアニストが船橋出身だったから。
これが、結構良かった。
特にピアニストの永武幹子さんのクリアでパッションを感じる演奏に惹かれた。
2セット目に入る前に、連れが「30年前に増尾好秋のライブに行ったんですよ。無茶苦茶懐かしい!」と。
そこからノリノリで、焼酎をロックで5杯くらい飲んでました。
私よりも友人の方が喜んでました。
こんな偶然もあるのですね。

12月2日。
尊敬するキーボードの先輩が六本木でライブをするので日曜の仕事終わりに行ってきました。
出演する4バンドのトリを務める先輩のバンドはストーンズのコピー。
高校の同級生を主体にしたメンバーだそう。
多分大学以来の先輩の演奏は、相変わらず正確でしかもオシャレ。
センスが光ります。
そのあと、元ラウドネスのドラムの方と選抜メンバーによるセッションが2曲。
この選抜に先輩が2曲とも参加されます。
1曲目はストーンズの曲だったか?
2曲目はレインボーの「バーン」。
一時メタルバンドのコピーを私もやっていたので、この曲はよく聞きました。
出だしのギターのリフが有名なこの曲ですが、オルガンを使ったキーボードもかなり目立つ曲。
ドラム、さすがにプロは違う!一打一打、突き抜ける音。
先輩のソロも良かった。
録画も出来て満足。

8日。
市川のライブハウス「Jazz&live H.s.trash」。

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2回目の訪問。お目当は永武さん。
fl.小島のり子、p.永武幹子、b. 澁谷盛良 のトリオ。
珍しいフルートのジャズ。
オリジナルを含めた2セット。
永武さんのピアノを目の前で聴ける幸せ。
最初に感じたイメージ以上の安定感と即興性、オリジナリティー。
やはり素晴らしい。
セット間にお話ができたのも嬉しかった。

14日。
本八幡「cooljojo jazz」
2回目の訪問は「古田一行Trio」
古田一行(ts) 原川誠司(as) 永武幹子(p)

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サックス2本にピアノという変則トリオ。
元々管楽器のジャズがあまり好みではない私。
でも、今回は至近距離。
息遣いも聞こえる環境でその良さをじんわり感じた。
ちょっと開眼したかも。
永武さんのピアノは、リズム隊がいない中、左手で終始ベースを弾きながら、右手でリリカルなフレーズを連発。
終演後はメンバー3人と飲みながらお話できて、これがまた良かった。

24日。
新鎌ケ谷「MT Milly's」
大澤誉志幸 Sasurai Tour 2018 「Merry☆X'mas ツアー!!!」

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今年2回目の大澤先生。
クリスマスイブとあって会場はほぼ満席。
ヒット曲を何曲か演奏したあと、
人に提供した楽曲のセルフカバーを。
八代亜紀に提供したジャズ風の曲。
ビートたけしに提供した「ハード・レインで愛はズブヌレ」。
クリスマスソングも何曲か。
最後は「そして僕は途方に暮れる」。
何度聴いてもイントロで泣きそうになる。
この日はMCも長く、ツアーの話や、八代亜紀や吉川晃司の話など盛りだくさん。
2度目のアンコールが終わり、余韻に浸りながら帰路についた。

いや〜よく出かけたわ。
休みの日に行ったのは新鎌ケ谷だけ。
あとは仕事の後に駆けつけた上、あくる日も仕事という日程。
でも生で聴くのは良いなぁ。
特にジャズは、その時の環境と観客と演奏者のテンションが作り出す。
そして再現不能。

来年も出来る限りライブに行こうと思っています。
ムンクを見た後、軽く蕎麦を食べて東京文化会館の喫茶店でコーヒーを飲んで時間つぶし。
コンサートの開場は18時30分。
既にホールの入り口まで列ができている。

この日の演奏者は
中井恒仁 & 武田美和子。
長くピアノ演奏を聴いてきましたが、二人とも知らなかった。
来年結成20年のピアノデュオ。
ご夫婦だそう。


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プログラム。
・ドビュッシー : 白と黒で
・.バーンスタイン(ムスト編) :「ウェストサイドストーリー」よりシンフォニックダンス
・ラヴェル : スペイン狂詩曲
・インファンテ :アンダルシア舞曲
・アンダーソン : 2台のピアノのためのカルメンファンタジー

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生でピアノデュオのみのコンサートを見るのは初めて。
そもそも、そんな企画はほとんどないし、連弾や二台ピアノの曲はあまり有名ではないので集客が見込めない。

1興目は「ドビュッシー : 白と黒で」
連弾で有名なのは「小組曲」。
この曲は晩年の作品。何枚かCDを持っているが、聴いた記憶がない。
この日のために何度か予習をして行った。

出だしから印象的なフレーズ。
ドビュッシー特有の不安定な音のアルペジオ。

2楽章は第一次大戦の影響を反映させる鎮魂歌。

3楽章はストラヴィンスキーに捧げられている。
強弱と緩急が難しい。
リズムも移り変わっていくので、呼吸を合わせるのが大変。
2人の演奏は、それを自然にこなす上に、音楽性が高い。





2曲目は「.バーンスタイン(ムスト編) :「ウェストサイドストーリー」よりシンフォニックダンス 」

これは持っていない。
ミュージカル嫌いなので、見たことも聞いたこともないが、
有名な旋律なので知ったはいた。
出だしから指パッチン。
これは楽譜上なんて書いてあるんだろう?
グリッサンドあり、またしても指パッチン有りの楽しい曲。
こういうのは演奏法を見ながら聴いて、初めて良さがわかると思った。



休憩を挟んで後半。

「ラヴェル : スペイン狂詩曲 」
「夜への前奏曲」「マラゲーニャ」「ハバネラ」「祭り」の4曲から構成されている。
元々は二台ピアノのために作曲されたと記した解説もあり、
連弾のために作曲されたと記したものもある。
楽譜も「二台、または連弾用」とされていて、一つしかないのか二つあるのか定かではない。

この日は連弾のため、ピアノは一台移動させて演奏。


1楽章、冒頭のファ、ミ、レ、♯ド が終始奏でられ、不安定な雰囲気を作り出す。
2楽章、ラヴェル独特の旋律が、スペインのリズムに乗って華やかに展開される。
3楽章は「ハバネラ」。
そしてエンディングは「祭り」
ここでも2人のリズミカルな伴奏部と力強い旋律部が上手くかみ合っている。
最初に出たファ、ミ、レ、♯ド がまた登場。




続いて「インファンテ :アンダルシア舞曲 」
もちろん聴いたことがない。

解説によると、
インファンテの母国、スペイン・アンダルシアの薫りとフランス・パリの叡智がミックスされたデュオの名曲。祖国スペインの民謡のリズムや旋律を印象主義の語法で表現し、独特の情緒をかもし出している。
出だしから、スペイン色満載。
リズムも速さもうつろいながら、明るくなったり陰を帯びたり。
そこでもまた息のあった演奏を見せてくれる。
技巧的にも音楽的にもこれだけ難しい曲を、間違いなく、流れも完璧で、しかも音のバランス良く弾くのだから、
まぁ見事という他ない。
3楽章になるとリズムはさらに複雑になる。
それを指揮者がいるかのように、平然と弾けるのだから凄い。



最後は「アンダーソン : 2台のピアノのためのカルメンファンタジー」

グレッグ・アンダーソンは1981年生まれのアメリカ人。
ピアノ演奏と作曲をしているらしい。
この曲はビゼーの歌劇「カルメン」をもとに2010年に作曲された。

一方が有名な主題を弾きながら、一方が様々な技巧を尽くして脚色している。
そして、それもしつこくないくらいに納めて、アリアが始まる(この動画では終わったと思って客が拍手をする)。
最後はジプシーの歌で華やかに。
2人とも両手を目一杯広げて、ピアノの81鍵をフルに使って演奏していた。



アンコールはドビュッシー の「月の光」。

今まで、デュオの演奏会に来たことが無かったが、これはエンターテイメントだと感じた。
CDを聴いても、これだけの技術と迫力とコンビネーションを注いで演奏されているとは思わないだろう。

朝から家事をし、2つの展覧会を観た後のコンサート。
正直寝るかもと思っていたけど、そんな暇は全く無かった。
2曲目のアンコールは流石に聴いて行けなかったけど、充分に満足。
良い1日でした。



しかし暑いですね。
酷暑という言葉は誰がいつ考案したのでしょうか?
昔は日射病と言っていましたが、いまは熱中症。
熱帯夜とか、猛暑日とかは最近定義されたと聞きました。
ちなみに猛暑日は2007年から。

少し前の話です。
高校時代、大ファンだった大澤(沢)誉志幸。
(記事中で「大沢」と「大澤」表記が混在しているのは、改名する前後の活動期と一致)
きっかけは沢田研二の「お前にチェックイン」、中森明菜の「1/2の神話」だったか?
メロディーメーカーとしての彼は、時代を先取りしていて斬新かつキャッチーなフレーズを含む曲を連発。
ソロアーティストとして出した「confusion」「Serious Barbarian」等のアルバムは実験的で、先鋭的。
若いときから枯れた歌声と、作詞を主に担当した銀色夏生のポエムがまた良くハマる。

高校三年の時に「そして僕は途方に暮れる」が某カップ麺のCMに起用され大ヒット。
この曲は同じクラスの親友との思い出の曲となった。
1986.8.30 神宮球場の野外ライブに初めて参加。
終盤に大沢氏が倒れてしまう。
1987年永遠の名盤「SCRAP STORIES」発売。

2018.7.14地元の新鎌ヶ谷のライブハウス「MT Milly's」に大澤誉志幸が来ることを知る。
土曜日ということもあり、開始は17時30分。
これは行くしかない。けど忙しい土曜日の後半を休むのはキツイ。
葛藤の末、17時でアポイントを切って、遅れて参戦することに。


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ちょうど、一曲目が終わった頃に到着し、スキをみて着席。
キャパは着席で80ほどか。
地元に住んでいながら全くその存在を知らなかったライブハウス。
バラード「Cab Driver」から聴くことができた。
歌詞の中にも出てくるが、雨で湿ったアスファルトを想像させる。
「Stop & ギミーラブ」「雨のタップダンス」「恋にjust can't wait」「Standard Lover」。
ステージが近いから、MCも自分に語りかけられているよう。

編成はキーボード(シンセ+グランドピアノ)と自ら弾くアコギとエレキ。
この会場は音が物凄く良い。
ピアノはスタインウェイ。
あとでマスターに聞いたところによると、某有名フュージョンバンドも録音に来ているのだとか。

他者に作曲した「1/2の神話」「ラヴィアンローズ」「ガラス越しに消えた夏」。
「スローダンス」「宵やみにまかせて」「フランス海岸」このあたりは一人で弾き語り。歌も味があるけど、ギターがまたうまい!

特に「フランス海岸」は大好きだった。
銀色さんの詩と曲のふわっとした雰囲気。



アンコールで「ゴーゴーヘブン」「そして僕は途方に暮れる」。
「そして〜」のイントロが流れてくる。
構成としては単純な循環コード。
それなのに、不思議と懐かしさがこみ上げてくる。
それは、曲に対する感情としてなのか、その時一緒に聴いた親友との思い出を呼び戻すピースとしてなのかは判らない。

「見慣れない服を着た君が今、出て行った〜」
歌が始まった瞬間に涙が溢れて、とめどなく流れて行く。ライブで感動して泣いたのは初めて。
「ふざけ合ったあのリムジン〜優しくなれずに離れずに思いが残る」
潤んだ瞳の向こうに青色のライトに照らされた大澤誉志幸が淡々と歌っている。

「君の選んだことだから、きっと大丈夫さ」
という楽観的な励ましと「そして僕は途方に暮れる」という背反したオチ。



狭い音幅の中に繰り返される音形。
音楽的にも、詩の世界観という意味でも、洒脱で絶妙な味がある曲だと思う。
そのリフレインが、記憶の中の事象と重なって心の中に残っているのだろう。
そういう意味ではユーミンの「リフレインが叫んでる」も同じような構成と言える。


ライブの後のサイン会。
グッズを5千円買うと、ツーショット写真が撮れる。
もちろん買うよね。
憧れの大澤先生と握手!

サイン↓


イメージ 2

この後、打ち上げがあるという。
地元だし、とりあえず参加。
会場は同じところ。
事情がわからないので、空いている席に。
こんな感じで大澤さんが乾杯の音頭をとり、各テーブルを回ってお話をしてくれる。(私も写り込んでいますが、顔が見えないから良いか)
大体それぞれ10分くらいかな。

イメージ 3

うちのテーブルに来てくださったのは最後。
他の方は追っかけなので、勿論初めてではない。
座ったテーブルの仕切り役の方が、私の隣に大澤先生が座るように席を空けて下さる。
レモンハイを飲みながら、隣に大澤誉志幸がいて、昔本人の神宮球場のライブに行ったことを話している。
「倒れた後どうなったんですか?」と質問すると、
「担ぎ込まれて点滴打ってたよ。メンバーは俺をおいて打ち上げに行っちゃって(笑)」と。
「そして僕は〜」のイントロで泣いた事を告白。
いや〜〜非現実的過ぎて、まともに顔見て会話できませんでしたよ。
と言いながらも結構色々な事を話した気がしますが。

夢のような時間が終わり、最寄り駅で飲み直して帰りました。

こんにちは、ご無沙汰です。
すっかり早く帰る人になったので、ブログを書く暇がありません。
もはやブログは終わったコンテンツという説もありますが、
私は日記がわりのツールとしてこれからも記事は書いていくつもりです。

私にGWはありません。日曜日に仕事で祭日が休み。
でも三連休は年に3回しかないので貴重といえば貴重。
予定は飲み会が前半に1つ。
あとは3日に恒例のラフォルジュルネ。

朝10時開演なのでいつもの起床時間に起きて支度。
前夜にフレンチで飲みすぎたため、結構きつい。
おまけに外は土砂降り。
あぁ〜〜行く気が失せていく。。。

なんとか有楽町に辿り着いた頃には雨もほとんど止んでいた。
東京国際フォーラムをひとまわりして、様子を確認。
まだ空席がある公演があったので、購入。

最初の公演はアンヌ・ケフェレック。
彼女の演奏を聴くのは今回で3回目かな?
最初はバッハ。
2回目はモーツアルト。

で、今回はスカルラティとヘンデル。
バッハと同じ年に生まれた作曲家2人。
一曲目は「調子の良い鍛冶屋」を含む組曲HWV430。
年を取っても流れるような指使いは変わらないケフェレック。
割合い早いテンポで極が進んで「調子の良い鍛冶屋」の部分へ。
アクセントをつける時、高く手を上げて弾く。
やはりヘンデルは朝が合う。
スカルラティは有名なk.531から。
彼女特有の間の取り方やトリルの節回しを思い出しながら聴く。

アンコールはヴィヴァルディ=バッハのラルゴ(BWV 596)。
彼女のアルバム「Meditation」に収められている。

最後に「これで終わりよ」とピアノの蓋を閉める(笑)
チャーミングな人だ。


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二つ目は急遽当日券を入手したのがこの公演。
オケです。
ヒンデミットの「葬送音楽」とベートーベンの「英雄」。
「英雄」の第二楽章も葬送曲。
音楽祭なのに何という組み合わせ?
でも、実演は超〜熱かった。

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三つ目は広瀬悦子。
ラフマとショパンのバラ3。
ボルトキエヴェチとリャプノフは私でも知らない作曲家。
一曲目から余裕の技巧でロマンティックな演奏。
ショパンのバラ3もリストのバラードも、女性の演奏者ならではの繊細で理知的な構成。
終わる頃にはすっかりファンになっていました。
終演後にサイン会があったので、リャプノフのCDを購入し、すかさず並んでゲット!

 
イメージ 3
 
最後は前にも行った会議室。
演奏はタンギー・ド・ヴィリアンクール。
最初のショパンのワルツ集はほぼ自分で弾いた事がある。
簡単な曲でも上手に弾くな〜〜。
プロコのソナタ3番は圧倒的。
狭い室内が硬質な空気に包まれた。
リストの「巡礼の年第1年スイス」から三曲。
ミスの全くない演奏で素晴らしい。

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1日で4公演。
その間の移動も人混みの中を行ったり来たり。
酸素が足りない空間であたふたと動き回る人達。
高揚する感覚はフェスの醍醐味でもあるが、ゆっくり音楽を楽しむ感じではないかなぁ。

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