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前回お話したように、所蔵しているワインを持ち込んで飲めるお店がなくなってしまいました。
もはや満杯状態のうちのセラー。
飲み頃が来ていると思われるワインたち。
何か手段を講じなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
ある程度高いワインを飲んだ時、ラベルをラベラーにシールし、飲んだ場所や日付、感想を後ろに記入して保存します。
専用のメモ帳に書いていく人もいます。
人間の記憶なんて曖昧なもので、そうでもしないとどのような状況でどの年の何の銘柄を味わったかが、判らなくなってしまうからです。そして感想も。
良かったとか、そうでもなかったとか、悪かったとかはなんとなく覚えていますが、細かいニュアンスまではとてもとても。。。
この一年にそのワインバーで飲んだワイン。
もうすでに、「何となく」な記憶しかありません・・・
それでもこのように記録しておくと、少なくともどの銘柄の何年のものをいつ飲んだかは判ります。
2016.12.22
「マルキドテルム 2008」
マルゴー 格付け4級
まだまだマイナーな銘柄。
最初硬くて閉じていたので、デキャンタしてもらう。
空気に触れて香りがしてきた。
カシス、スパイス、草系の香りに、深く暗い赤。
飲み頃はもう少し先か?
2017.4.12
「ランシュムーサ 2004」
ポイヤック 格付け5級
昔からあまり価格が動かない。
ワインを飲み始めた当時は、3000円しないこのワインは質的にも値段的にもポテンシャルを求めるものでは無かった。
低迷期を脱して、今はそれなりの味わいを出している。
分割される前の同一畑「ランシュバージュ」と比べるのは酷だが、ポイヤックらしい渋みと色の濃さもあり、その割りにアロマは漂う。
2017.8.9
「テルトル・ロートブッフ 1994」
サンテミリオン
友人の持ち込み。
ラベルがカビていますが、ワインは湿度と温度が大切で、保存が良いものは普通にカビます。
メルロー由来の香りは甘いカカオやキャラメル系。
年数が経っているので、強烈に押し出す感じではない。
味わいは、プラムなどの熟した果実系。
ただ、このあと急変!!
二杯目を飲んだ後に萎れてきた。危ない危ない、飲み頃はもうおしまいということです。
そしてこのワインと同じ作り手が生産しているのが、この間飲んだ「ロックドゥカンブ」
2017.9.6
「ディッサン 2002」
マルゴー 格付け3級
マルゴーらしいエレガントな花の香り。
酸味は少なく、タンニンもあまり感じない。
デキャンタしてもらってから、カカオや腐葉土、コーヒーの香りが立ってきた。
まだまだ、置いてもいける。
2017.10.4
「レ・パゴド・ド・コス 2007」
サンテステフ 格付け2級コスのセカンド
「コス・デストゥルネル」は異質なワイン。
オリエンタルなラベルに象徴されるように、味わいも独特。
凝縮感のうえにどこか東洋的なスパイスの香りもする。
そして、今やセカンドのなかでも格段に評価が高い「レ・パゴド・ド・コス」
これは、先日ご一緒した福岡の同級生からの贈り物です。
頂いた当時で8000円くらいかな。
10年経って、適度に酸味もとれてきている。
アロマはコスと同じ系統。
広がりは無いが、それなりにまとまっている。
今後の熟成はあまり見込めないので、15年経った位が限度か?
記事にした2種以外をまとめて取り上げました。
お店で最後に購入したのは「クレールミロン 2002」でした。
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ワイン
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こんばんは、寒い・・・
しかも台風が来るとな。
暖房つけて、台風に備えるってどういうこと?
世も末じゃな。
一年半前くらいにふらっと立ち寄った船橋のワインバー。
ワインはグラス売りが、泡1種、白3種、赤3種から選べる。
ボトルも充実していて、フランス、イタリアはもちろん、スペインやニューワールドのワインも沢山。
価格も良心的で、しかもマスターの知識が凄い!
そして、ワインの状態が良い!
酸味の強い白なら少し低めの温度で、
フルーティーな白なら少し高めの温度で提供される。
赤もグラスに入れて、グラスが曇るという事が無い。
つまり、そのワインの最適な温度、最適な状態で飲ませてくれる。
何度か通ううちに、持ち込みの話をしたら、保管料も持ち込み料もかなり安く引き受けてくれた。
それに甘えて、その間に飲んだワインは何本になるか?
その店が今日で閉店してしまう。
理由はマスターのご家族の都合だそうなので、店の経営的な問題では無いよう。
店にあるかなりの量のワインを処分すると言うので、自分の今の嗜好に合うワインを、いくつか候補を出してもらって、購入することになった。
そんな訳で、この一週間に3回もその店に。
火曜に行ったのが最初。
まず何かボトルを開けようと思い立つ。
いつもは2人で行くが、今日は一人なので、2日に分けて飲めるような、飲み頃が来始めているくらいの銘柄とヴィンテージを選んだ。
「ロックドゥカンブ2001」
コート・ド・ブールの知る人ぞ知るワイン。
今や馬(菊花賞前に故障して引退。種牡馬としてオーストラリアに渡った)の方が有名。
私も馬名から知ったくち。
メルロー主体の華々しい香りのワイン。
右岸のコート・ド・ブールというあまり有名ではない地域で作られたとは思えない
まとまりと深みを持つ。
テルトルロートブッフと同じ作り手。年産4000ケース。
開けてもらう。
まずコルクの状態の良さにビックリ。
テイスティングしなくても、もうこれだけで良品確定!
グラスに注いでもらうと、華やかなメルロー独特の香りがグラスからあふれ出す。
バニラ、カカオ、カシスなどの赤い果実系。
これはやられる〜〜〜
奥に酸味を感じるが、タンニンもほどほどあって、まだ先まで持つことが判る。
素晴らしい香りにやられた1日目。
マスターにも一杯献上して感想を聞く。
「抜栓した瞬間にこれは間違いないと思いました。圧倒的な香りに支配されがちですが、これは明日になったらもっと楽しめますよ」と。
リクエストした私の買いたいワイン。
ブルゴーニュの年数が経った白と、ボルドーのそろそろ飲み頃の赤。
その候補をいくつか教えてもらう。
半分以上残して、店を後に。
2日目、水曜日。
泡、白2杯、赤1杯を飲んでから「ロックドゥカンブ」へ。
注いでもらってすぐに違いに気付く。
昨日の香りとは違う、しとやかにまとまった感じ。
後から追いかけてくるカカオの系統が強くなり、先に香るベリーはやや少なくなった。
ベーコンのような燻製香も。
酸がこなれて、スパイシーに。
タンニンがやや前に出てくる。
ガツーーーンとやられた印象とはまったく別。
舌にはほのかに甘さを感じる。
これも一杯献上。
「あ〜〜良いですね。これですよ、これが良いボルドーワインの変化の真髄。市場にあったら、間違いなく『買い』ですね。」とマスター。
この日はムルソーの村名ワインでちょっと珍しいドメーヌの2002年を買って帰りました。
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こんばんは、八月最後の土曜日、
九州の友人が千葉に来るというので会う約束をしていました。
大学2年の時に音楽の話で意気投合し、3年の時に彼が入っていた軽音楽部に入って一緒にバンドを始めました。
それから6年生までやっていたので、4年間続けた事になりますか。
あまり上手くなかったし、練習しないし、どちらかというとバンドをやっている事が目的みたいな感じだったかな。
それ以外でもよくつるんで遊びました。
長崎に旅行に行ったり、夜の山を車でせめたり。(彼は走り屋だったので、運転も上手で、私は助手席に乗っているだけでした)
私は卒後すぐ千葉に戻り、彼は留学したりしたあと家は福岡にあるものの、現在は鹿児島の離島に住んでいて、なかなか関東に来る事はありません。
なので、実質20年ぶりの再会です。
私も彼がワイン好きだということは「友達」になるまで全く知りませんでした。
そして彼も私がワインを収集している事を知らなかった。
彼は根っからのブルゴーニュ党。私はピノノワールにあまり関心がない。
うちにあるブルゴーニュと言えば、1998年のドミニクロランのニュイサンジョルジュ、
1970年代のロベールアルヌーのブルゴーニュルージュと
ヴァンサンジラルダンのコルトン・シャルルマーニュ 1997。
その話を多分「メッセンジャー」でしたのでしょう。
「いつか千葉に行ったときはジラルダンのコルトン・シャルルマーニュを飲ませてね」と返事が来ました。
で、「これはもう今回しかないだろう!」と思い、ワインバーに事前に持ち込んでおいたのです。
せっかくなので赤はシャトー・ディッサンの2002をスタンバイ。
まず、船橋駅で再会。しわが増えた以外は体形的にもあまり変わらない二人。
「お腹すいたけん先に食べに行こう」と彼。
予約していた蕎麦屋へ。
ビールで乾杯したあと、竹豆腐、鴨ネギ焼き、出汁巻き玉子を順に食べながら、過去の出来事と近況を混ぜながら話す。
最後のせいろはこの店では薬味とわさびなしで食べさせる。
これがまた美味しいんだ。
九州には蕎麦を楽しむ文化がないので心配したが充分満足してくれた模様。
そのあと、ホテルに荷物を置いて、ワインバーへ。
まずはイタリアのスパークリングで乾杯。
その後すぐにコルトンを開栓してもらう。
まずコルクの状態が気になる。
持ち込みの場合、コルクの状態が悪いという事はよほど変な店で買っていない限り自分の管理状態のせい。
でも、かなりしっかり入っていく(スクリューが)ので大丈夫そう。
あとはブショネでない事を祈るだけ。
「どうぞ。大丈夫だと思います」と店長に言われてテイスティング。まずパッと飛び込んでくるのはアンズ香
あ〜〜〜〜これは体験した事がない香りだ!!!
凄い!
20年たった白ワインとは思えないほど鮮烈なインパクト。
友人にも注いでもらう。
「良い〜!○○ちゃん(私のこと)これは凄いわ!」と匂いを嗅いだだけで二人とも感激。
事前にセラーから出してもらっていたので、ワインの温度は16度くらいか。
色調は貴腐ワインかと思うほどの黄金色。
グラスにまとわりつくほどの粘度はなくさらっとしている。
口をつける。
味わいは複雑。
最初にやはりアンズやナッツの香りが来て、ミネラルも感じる。
空気に触れてしばらくすると次第に角がとれてくる。
そして、驚いたのは後から酸が追いかけてくるところ。
「これさぁ、まだまだ全然持つでしょ(もう少し年数が経っても大丈夫という意味)。
一晩かけて飲んだ方が良いじゃない?」と彼。
という事で赤は飲まずにゆっくり楽しむことに。
チーズの盛り合わせは、熟成ミモレット、パピオン、トロトロのピエダングロワ。
どちらかというと昔の話に盛り上がりながら、「この香り持って帰りたいね〜〜」と口をそろえる二人。
いつまでたっても衰える事のないアンズの香り。白い花系ユリや白桃も。
時間がたって、まとわりつくような甘さも感じる。
最後の1/5は店長に残して珍しいゲヴェルツのグラッパへ。
20年経って実力を発揮してくれた「コルトン・シャルルマーニュ」。
買ったのは2002年あたりか。
試飲会で飲んだコルトン・シャルルマーニュがあまりに美味しかったので、何もわからず6000円で購入したこのワイン。
現在の価格だと2万円程度。
このような形で至極の時を与えてくれるとは思ってもみなかった。
というより、彼との再会を一緒に祝う為に長年うちのセラーに眠っていたんだね、
きっと。
ワインがもたらした素晴らしい夜でした。
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こんばんは、このブログを始めてからワインの話はあまりしていませんが、
一年365日ほぼ毎日ワインを飲んでいます。
その期間は約15年ですから、私の体を構成する要素の
幾ばくかはワインの成分で出来ていると言っても良いでしょう。
私がワインにはまり出したのは、1995年頃です。
それから何百本のワインを消費したかわかりません。
当時は今と違って割りと安く高級(と言われる)ワインが購入できました。
まとめて買って、まとめて飲む。みたいな贅沢を散々しました。
おかげで、ワインの知識も増え、ワインの楽しみ方もわかるようになりました。
ただ、ワインの価格は2000年を境に高騰。
いまでは当時のような高いワインを飲む事は難しくなっています。
なので、普段飲むのは1本2000以内のワインばかり。
それでも充分美味しいものもあります。
が、高級ワインの中で特に舌と心に残っている味わいを持ったものは忘れがたく、
ついそれらと比べてどこが物足りないかという引き算になってしまいがち。
ワイン好きの友人と最近見つけたワインバーに行くと
「あと渋みがもうちょっとあっタラ」。。
「これでもう少しバランスがよけレバ」。。
というような今流行りの「タラレバ話」をよくしています。
店は船橋駅南口。かなりわかりにくいところにあります。
「レヴィーニュ (Les Vignes)」
価格も良心的だし、グラスワインの種類も豊富で楽しめます。
隠れ家的というか完全に隠れています。が。
1月の終わりにそこに行きました。
一応その友人の誕生祝いという名目です。
その前の前の回に店に行った時に、持込と保管がお願いできるかたずねた所、非常に安い価格の持ち込み料で、保管してくれることを知り、前回の時に持ちこんでおいたのがこれです↓
「クロ・デュ・ヴュー・プラトー・セルタン 1995」
ポムロールのメルロー100%
ラベルが特徴的です。
イタリアワインのような大きなラベルで、普通のラベラーには入りません。
2003年の正月にやまやつくば店で購入しています。
当時の販売価格が9980円でしたが、福袋ならぬ5万円の福箱に入っていたので、そんなに高いとは思いませんでした。
ちなみにこの箱には「ヴィユー・シャトー・セルタン 1997」も入っていました。
その時の販売価格は7980円。いまでは2〜4万円くらい。
新樽100%で年産200ケースのレアもの。だそう。
この情報も、持ちこんだ際にワインに相当詳しい店主に「このラベルは見たことがありません」と言われて、調べて判った事。
あらかじめ店のセラーから出しておいてもらって、いざテイスティング。
思ったより色は淡く、薄い。
粘度は低く、香りもあまり際立たない。
オリはさほど無いが、デキャンタしてもらうことに。
まずは、うちのセラーに15年も入っていて無事だった事に安堵する。。。
しばらく置くと、だいぶ開いてきてメルロー特有のプラムや赤い果実系の香りが心地よい。
舌触りにざらつきは一切ない。
ビロード。
酸味はほぼ感じない。
あとにくる渋みは弱い。
チョコレート、ナッツ。
ややパンチに欠ける印象。
飲みやすいといえばそうなのだが、メルロー単一ということで複雑味がない。
ブルーチーズ、崩れかかったウォッシュチーズと合わせる。
それでも良いワインなのは間違いない。
芳醇なチーズの匂いがワインの深みを増幅してくれる。
現在の販売価格12800円。
枯れてはいないがもう少し早く飲んでもいいくらいの程度だったかな。
久しぶりのワインレポート。
もう少し写真を撮っておけば良かった。。
うちのセラーにある30本のワインを順番に消費していきます。
死んだら飲めませんからね〜。
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先日の日曜日、友人との一夜のつづきです。 |
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