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(週刊の)最終号
まさかの!? DeNAが首位を走っている。7連敗をした時点で、ああ、今シーズンももう終わったと思ったのだが、今年のDeNAは一味違った。そこから破竹の(と言って差支えないだろう)6連勝。週末の巨人戦でも2勝1敗と勝ち越し。なんだか今までとは別のチームを見ているようだ。筒香が打ってくれたり、山崎がピシャリと抑えてくれるといったことはもちろんウレシイけど、それに加えて、今まであまり日の当たらなかった選手が活躍していることも見逃せない。田中投手とか井出選手とかネ。これからもいい結果が続くといいなァ。
オーナーズリーグひとりごと チャレンジ
いつぞや参加した「MINT新宿」リーグは12チーム中、確か10位くらいの成績で終わった。いつも通りのパッとしない結果だったこともあり、終わってもそのまま放っておいたら、いつの間にかまたリーグが始まっていた。継続ピリオドだったのだ。
「え〜、またこのリーグやんの?」とややぐったりした気持ちで、それでも何気なく成績を見てみたら、チームの順位はさておき、打率ランキングにわがチームの選手が顔を出していることに気がついた。21弾のLEラミレス。十数試合が経過した時点で打率4割半ば、リーグトップだった。
あれぇ、珍しいこともあるもんだナ、と驚いた。6チームくらいのリーグならともかく、12チームのリーグともなると、わがチームの選手でランキング上位に顔を出せる選手は少ない。出たとしても最初の一瞬で、試合数が増えるとともにいつの間にか姿を消していくのが常だった。
まあ、今回もそのうち他の誰かに取って代わられるだろうナ、と思っていたのだけれど、意に反し、というか、意外にも、というか、ラミレスはリーグが折り返しに入っても依然、首位打者の地位を保っていた。
「え〜、マジかい」この頃になると、リーグをチェックする僕の目にも力がこもってきた。毎日、暇さえ見つけてはスマホに目をやった。見るのはチームが勝ったか負けたかではない。ランキングのページだ。ラミレスがどうなっているか。
首位をキープしていれば、ホッと胸をなでおろす。それから2位につけている選手との差をチェックする。大概の期間において2位はマートンだった。リーグで首位を独走しているチームの選手である。打点ランキングはトップ。これは油断ならないと思った。その頃僕のチームも少し順位を上げ、Aクラス、5位か6位くらいに位置していたけれど、何せ相手は首位だ。当然、勝ち試合も多かろう。ウチはそんなに勝てるわけではない。そんな状況だから、普通に考えると、マートンにいつ抜かれても
不思議はなかった。にもかかわらず、ラミレスは頑張り続けた。本塁打こそ少ないものの、必死で投手の球に食らいつき、4割ちょっとでかろうじて首位を守り続けたのである。
長年オーナーズリーグをやっているが、こんなことは初めてだった。30試合くらいの、短い期間のリーグならいざ知らず、このリーグは、実際のペナントに比べれば少ないとはいうものの、それでも66試合はあるのである。くり返しになるが参加チームは12。この12チームの中で、自分のチームの選手が打率ランキングのトップにいるというのは、経験してみると、悪くないものだった。当初は全然乗り気ではなかったこのリーグが、ラミレスの活躍によって、俄然興味あるものに思えてきたのである。もっと言えば、ここのところやや冷めつつあった、オーナーズリーグそのものに対する興味、関心、そして熱意をオヤジの心に呼び戻してくれたのだ。ラミレスの首位打チャレンジというこの出来事は、まったく予期していなかっただけに、とても大きなインパクトがあった。できればこのままタイトルを獲ってほしい、真剣にそう思うようになった。心はすっかりオーナーズリーグの世界に戻っていた。
そして試練の時はやってきた。
リーグ第49戦。首位のチームとの直接対決。この時点でラミレスは.402、マートンは.397。その差はわずか5厘だった。リーグはこのあと、まだもう少し試合を残しているとはいえ、首位打者の栄冠はここで決するものと思われた。
1戦目
ラミレス 3打数2安打 .407
マートン 3打数2安打 .401
2戦目
ラミレス 4打数2安打 .409
マートン 4打数2安打 .403
1戦目、2戦目は両者互いに相譲らず、同じ数のヒットを放ち、差はほとんど広がりも縮まりもしなかった。緊迫の展開が続いた(試合は連敗)。そして迎えた第3戦。
ラミレス 4打数0安打 .400
マートン 5打数2安打 .403
ああ、むべなるかな、わがラミレスはこの大事な一戦でなんと4タコをかっ飛ばしてしまったのである。確かに相手は防御率1点台の大投手金田。とはいえ、無安打に抑えられたのは痛かった。痛すぎた。「あ〜〜〜〜〜」オーナーはこの結果を目にして思わず天を仰いだ。わがチームの先発もLE村田で、決して悪い成績ではなかったが、この試合では自責点4と振るわなかった。後を受けたリリーフ陣も流れを止められず、結局相手チームに16本のヒットを打たれてしまったのだ。マートンは2安打を放ち、ラミレス、首位陥落。
一度首位の座を滑り落ちたら後は早いだろう。2位どころか、その後の選手にも追い抜かれ、気がついたら馬群の中、となっていくだろうことは容易に想像できた。きっとここまでが出来過ぎだったのだ。ここまで夢を見られただけでもよかったじゃないか。
と達観した気持ちになっていたのだけれど、なんと信じがたいことに、ここからラミレスは最後の粘りを見せたのである。
第61戦、ラミレスはこの試合で5の4と大当たり、打率を.414まで跳ね上げ、1安打に終わってしまったマートンを6厘上回り、再び首位に返り咲いたのである。身びいきのそしりを恐れずに言えば、これは驚異的な数字だった。でかした!と思わず扇子で机を叩きたくなった。
残すところあと5試合。これはひょっとしたらひょっとするんでねえかい?首位打者獲っちゃうんでねえかい?こりゃ赤飯の準備をせにゃ、と心は躍った。号外の準備まで考えた。
が、僕は知らなかった。気がついていなかった。2位のマートンばかりに気を取られ、その後ろにひっそりと、しかし確かな足取りで追い上げてきている選手のいたことを。
ある日、スマホを見て驚いた。「れれれっ?!」なんとラミレスが再び首位陥落しているではないか。「え?どうなってんの、これ?」代わりに首位になった選手を見てさらに驚いた。LE門田。ちょ、ちょ、ちょっと待ってオニイサン♪なんてことを言っている場合ではなく、え〜?そ、そんな選手、ランキングに載ってたっけ?突然の出来事に僕はすっかり泡食ってしまった。そして慌てふためくオーナーと同様、残りわずかで首位を奪われたラミレスに、もはや再び差し返す力は残っていなかった―――
打率.398、ランキング2位。ノーマークの伏兵(といってもLEなんだけど)に足元をすくわれ、悲願の戴冠はならなかったが、このラミレスの活躍もあり、チームはなんと3位。リーグ期間中、順位はすっかり二の次になっていたけど、この順位はわがチームとしては過去最高のものだった。やっぱり下位に沈んでいるより上位にいる方が気分もいい。リーグに対する興味も持続するというものだ。おかげで久しぶりに楽しいと思えるリーグだった。そういう意味では、今回の出来事は決して小さくない影響をもたらしてくれた。ラミレスはやっぱり偉大な選手だったんだなァ。
惜しかった…
謝辞 急なお知らせですみません。体調不良の与件もあり、また、自分の体力、気力面での理由もあり、突然ですが、今回をもって週刊の最終号とさせていただくことになりました。あくまで「週刊」の終わり、ということで更新自体は続けるつもりではありますが、どれくらいのペースで更新できるかとなるとやや心もとない状況です。
これまでこんなタワゴトブログに毎週お付き合いしてくれた皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ここまで続けられたのも皆さんのおかげにほかなりません。
今回がすべての終わりではありませんが、一応の節目ということであらためてお礼申しあげたいと思います。今まで本当にありがとうございました。
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