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言霊の幸ふ国

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                                                           曽爾高原(奈良)

古来、日本は「言霊の幸ふ国」と呼ばれて来ました。
      (ことだまのさきはふくに)

辞書を引くと、「言葉の霊力が幸福をもたらす国」という意味だと書かれています。

wikipediaでは

「声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、

良い言葉を発すると良い事が起こり、

不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。」と解説されています。


しかし、仕事をしていてつくづく思うのですが、

「良い言葉を発すれば、良い結果が生まれる」−−−

これは単なる迷信ではなく、本当のことじゃないかと思います。


自分の手柄話をするつもりは全くありませんが、

私の教え子で、中学1年生の定期テストで「一けた台」の点数を取ったり、

いくらよくても20点を超えることがなかったという生徒がいます。

私も当初は、「この生徒はさすがに手が終えないかな・・」と思ったものですが、

「いやいや、彼もきっと隠れた才能を眠らせているだけだ」と思いなおして、

徹底して褒め言葉を発して、授業をすることにしました。


そうすると、彼は1年足らずのうちに、平均点をあっという間に超え、

全科目平均70点を超える成績を収めるようになり、

今も、さらに上を目指そうと向上心を燃やして鋭意努力しているところです。


彼の変貌振りは、それまでの彼を知っている先生も、友達も、両親も、

誰もがびっくりするほどのものでしたが、

実は一番驚いたのは私です。。^^;


当初は宿題をしてこない、授業をサボる、嘘をつく、

カンニングする、授業中に駄々をこねる、、

まぁ、ほんとにこれでもかと言うほどひどいモンでした。

しかし、私は彼がどのような姿であったとしても、

「この生徒は本来は素晴らしい力を持っており、彼の奥底には絶対に天才が眠っている」

と信じて、

幾度となく「お前は本当は賢いんだから、絶対に出来る!」と言って、

彼を励まして授業をし続けました。

これは本当にきれいごとではなく、

毎回毎回の授業が真剣勝負でした。


そして1年もすれば、この結果です。

彼はものすごく頭の回転が速くなり、

数学も、理科も、英語も、社会も、要所要所を短時間でぱっぱっぱっと覚えるし、

本当に見違えるほど、なんでも意欲的に勉強するようになりました。


しかし、このことは決して私の教え方が上手だったからではありません。

謙遜して言っているわけではなくて、

私の教える技術というのはまだまだ拙いものだと、私は自覚しています。

それだのに、このような驚くべき改善を為し得たというのは、

やはり「良き言葉」を使い続けたからだと思います。


私も正直なところ、これほどの成果が上がるとは、思いもよりませんでした。

それどころか「この生徒は本当に伸びるだろうか。やっぱり、無理じゃないか?」

と思ったことさえ何度かありました。

しかし、

「いやいや、私がそんなことを考えてしまってはいかん。

信じるんだ。

私が信じてあげなくて、誰があの子を信じてあげるんだ。

彼は絶対良くなるしかないんだ!」と自分に言い聞かせるようにし、

この生徒には徹底して褒める言葉を発し続けました。


そうしたら、どうですか。

本当にものの見事に彼は変わっていきました。

本当に眠っていた天才が現れ始めたんです!


しかし、冷静になってよくよく考えるに、

このようなことは決して私個人が為しえる業(わざ)ではないと思います。

まさしく、「良き言葉」に宿る神が、彼を改善せしめたのだと思うほかありません。


それで、私は思いました。

なるほどなー。

「言霊の幸(さきは)えたまう国」というのは、

何も御伽噺のような話じゃなくって、

「良い言葉を発すれば、良い世界が生み出されていくのですよ」という

日本人の優れた叡智(えいち)そのものではないのか?と。



ちなみに、写真は先々週末に奈良の曽爾高原で撮ったすすきです。

徹夜の強行でしたが、高速を使えば意外とあっさり到着し、

帰りもスムーズに帰ることが出来ました。

奈良って神戸から意外と近いところかも?
 

閉じる コメント(18)

まさに「ピグマリオン効果」ですね!
今まで、誰かに認められたり評価されたことのない子が、シンジテ見守ってくれる人との出会いによって、存在感を得てがんばっていかれたのだと思います。
言葉の力もありますが、いちさんとの出会いが、彼にとっては人生の転機だと言えると思います。
よかったですね〜、私もすごくうれしく思います!きっとグングン伸びていかれますよ♪

曽爾高原・・新聞でも見ていて、行ってみたいと思っていたんですよ。
ため息が出るくらい・・・とっても素敵です☆ぽち

2009/11/24(火) 午後 4:28 [ k_b*wa*o_lo*e ]

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わーい!ふたーつ☆☆

2009/11/24(火) 午後 4:29 [ k_b*wa*o_lo*e ]

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私は言葉をおまじないだと思っています。
なので、いつも自分におまじないです。
思うだけでなく、言葉に出すことが大事ですよね。

2009/11/24(火) 午後 10:06 単焦点

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びわ子さん
ピグマリオンというのは心理学の言葉なのですね。私はそれについてよく存じませんが、いかに計算が遅くとも、暗記力がなかろうとも、それは結局その生徒が過去に自分に抱いた劣等感が、本来の天才を覆い隠しているに過ぎない、と私は信じています。
なので、成績が悪い子にはなおのこと「お前は本当は賢いのだ。だから、やったら必ずできる」という良き言葉を投げかけてあげます。そうすると、コトバというのは本当に力がありますね。本当にどんどん変わっていきます。
私が唯一自慢できることがあるとすれば、それはこれをただの机上の空論とせず、現実生活において日々実践しているということですね。
曽爾高原は2年前から見ていて、一度行ってみたいと思っていました。しかし、あそこは本当にすすきしかないところです。^^; 夕暮れまで待てずに、朝日を浴びる景色だけ撮って帰ってきました。しかし、この景色は確かに本当に美しかったです。黄金の海のようでした。。^^ ぽち、ありがとうございます♪

2009/11/25(水) 午前 0:27 [ いち ]

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びわ子さん
☆×2、ありがとうございました〜(^ー^*)♪

2009/11/25(水) 午前 0:47 [ いち ]

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単焦点さん
コトバに表すと、本当に大きな力を持ち始めますね。
世間には、自分の子供だと思って、あまりにも激しい言葉でしかりすぎている親が多いように感じます。
良い言葉を出しつづけていると、気分が乗らないときも、なんだか明るい気持ちを持てるようになってきますからね。^^ 本当に、いいおまじないだと思います。

2009/11/25(水) 午前 0:47 [ いち ]

曽爾高原のキラキラ光るススキがとても綺麗ですぅ♪
私も兵庫の方で砥峰高原に行ったのですが
写真が違い過ぎ〜こんな風に撮りたいです!
ポチ(*^_^*)

2009/11/26(木) 午前 1:52 *sora*

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良い言葉を発すれば、良い結果が生まれる・・・なかなか思っていても実行できないよね。
これからを担う子供たちにこそよい言葉がけをしなければにゃん。
曽爾高原今年もいけなかったよ。
神戸からだと近鉄で乗り換えて意外と近いのかにゃ?

2009/11/26(木) 午前 10:19 emmy

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soraさん
曽爾高原、初めて行きましたが、人気スポットだけあって、確かに素晴らしいところでした。^^ 実際に見てみると大きいような、小さいような、ちょっと不思議な空間でした。深夜に高速に乗って行けば意外とあっという間に着いちゃいましたよ。^^ 砥峰高原は言ったことがないので、私も来年時間があれば行って見たいです♪ ぽち、ありがとうございます^^

2009/11/28(土) 午前 2:18 [ いち ]

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内緒さん
わざわざご連絡、ありがとうございます。^^
日曜はあいにく雨のようなのでどうしようかなーと悩んでいますです^^;
紅葉のピークはほんの限られた時間ですから、なかなか難しいものですね。
しかし、貴重な情報を、ありがとうございました♪

2009/11/28(土) 午前 2:23 [ いち ]

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emmyさん
子供たちには、なるべく欠点を指摘せず、いい点を見つけて褒めるよう心がけています。しかし、これが最初はなかなか難しいんですね。^^; ついつい欠点が気になって口にしてしまうことがあります。しかし、欠点は心にとどめず、なるべくいいところを見て褒めてあげるようにすると、見違えるようにグングン変わっていきます。^^ ほんとに不思議ですね♪
曽爾高原は山の上のほうにあるので、車で行かれるほうがいいかもしれませんが、電車で行くとすれば、途中からバスに乗ることになるのですかね?? どちらにしても、ちょっと独特な不思議な空間を楽しめるお勧めのスポットですね。^^

2009/11/28(土) 午前 2:27 [ いち ]

奈良県、かなり近いと思うんですが、修学旅行以来、
まだ行った事ないんです(^^;
今年の夏は、金魚すくいをしに、是非行こうと思っています(笑)
幻想的なお写真にポチ!(^^)

2009/11/29(日) 午後 9:41 ☆悠姫☆

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内緒さん
この生徒にとっても、私にとっても、幸いであったと思います。^^
私自身まさかこんなに良くなっていくとは想像を超えるほどでした。
しかし、コトバというのは本当に力がありますね。
「お前は馬鹿ではない。賢いのだ。
賢いのだから、やる気になれば、きっとできる!」と言い続けましたが、何度も聞いているうちに、本人も心境が変わって来たのだろうと思います。
良きコトバの力で、眠っている天才が目覚めていくのは、とても素晴らしいことですね。^^
私たちが良い言葉を発することさえ、心がければここがそのまま「言霊の幸ふ国」ですね♪

2009/11/30(月) 午前 10:40 [ いち ]

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悠姫さん
奈良県は電車でいくと乗り継ぎで、結構時間がかかるイメージがあります。(実際はよく分かりませんが。^^;)
高速に乗っていけば、案外早く着きました。深夜だと神戸から曽爾高原まで2時間30分ほどでした。
え? お山で金魚すくいですか?(笑)
写真は朝日が差し込んでくるところを撮りました。神々しい感じが印象的でした。^^

2009/11/30(月) 午前 10:44 [ いち ]

いちさん、ごぶさたしています♪

いいお話ですね。やはり言霊ってあると私も思ってます。
マイナスの言葉を使うと、そうゆう気持ちにどんどんなって
結果的にそうゆう結果になるような気がするし、プラスの言葉を使い続けると、やはりそうゆうプラスの方向へ行くような気がします!

ただ、この生徒さんは、言霊の影響もあるけれど
きっといちさんが信じてくれたことでプラスになった結果じゃないかなって思いますw

2009/12/8(火) 午前 9:28 [ - ]

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harukaさん
申し訳ありません。返コメが遅くなってしまいました。m(_ _m)
コトバというのは本当に大切ですね。
暗い言葉を発していると、良くありませんね。
良き言葉というのを発したり、聞いていると、やはり運命も良くなってくるように思います。^^
この子がよく伸びたのは、やはり良きコトバのおかげだと思います。私は単なるスピーカーみたいなもので、媒介にすぎないと思っています。^^ 元々みな天才を持っているのだから、それが自然と現れて来たのであり、私はきっかけにすぎないと思います。しかし、そのきっかけになれたのなら、私としては本当にうれしいです。^^

2009/12/18(金) 午後 1:44 [ いち ]

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大丈夫です・・。
更新がないので、ちょっと心配できました。
(あっ・私なんて、月1回ぐらいなので、恥ずかしいですけど。^^;)

ちょっとここのところ、なかなか自分らしい写真が撮れないし、
訪問もなかなか時間がなくて、ゆっくり出来ないので
コメ欄は閉じてました。^^;

でも、閉じたら、閉じたで・・いちさんとも他の人とも
しゃべれないし、またそれはそれで寂しいものです。。。

これから本格的な冬になります♪
寒いですけど、頑張ってくださいねw
私はたぶん、亀のように、のろのろ・・と、
ゆっくり&のんびり更新していきますw

良かったら、またいらしてくださいね☆(^-^)g"

2009/12/22(火) 午後 6:47 [ - ]

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harukaさん
ご無沙汰しております。
おかげさまで風邪ひとつひくことなく、竜両県工事そのものです。^^(笑)
私も暫く写真を撮っていませんですが、そろそろ再開できればと思います。
またそちらにも遊びにゆかせて頂きますね♪

2010/1/29(金) 午前 11:50 [ いち ]


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