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ブンコ2号です。

本日は、ベルリンの新聞「Berliner Zeitung」の
ベルリン映画祭特集内に紹介された「武士の一分」映画評をご紹介します。

なかなか興味深い紹介になっており、映画はひとそれぞれ、見方や捉え方が
違うものだなぁとつくづく実感しました。

■□「Berliner Zeitung」 2007・02・09掲載□■
シンノジョウ・ミムラは、サムライと言えど、暗く狭い部屋で毒見をするだけで、
とても英雄とは言えない。二本の刀を箸に代えようとも、彼は真面目に役目をする。

山田監督は、30年以上、48話の『男はつらいよ』寅さんシリーズを撮り、
サムライシリーズへと移行した。その中で、主人公一人一人の淡々としたドラマの
要素を用い、サムライの持つ神話を語っている。

山田監督の持つ視点は、リアリズムだけではなく、その根底に流れる義理と人情との
間にある葛藤を、個人的な物語として語ろうという試みからみても注目すべきだ。

過去2作品『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』においては、貧困、社会的義務、
そして職業上の行き止まりの中にあるサムライを、日常的な倦怠感で満たした。

『武士の一分』は、前作2作品と似ているが、最も簡素な作品であり、
山田監督の3作品目の最高の仕上がりとなっている。なぜなら、その要素である
サムライと、主人公のサムライとを対決させているからだ。毒におかされ盲目となり、
彼の毒は、ある権力を持つサムライのもとへとおもむく。そのサムライと妻との仲を
知った彼は、妻を離縁し、そのサムライと対決するのだ。

比較的地味な作品ではあるが、日本で大ヒットを記録している作品だ。



写真クレジット:(C)Kazuko Wakayama
 
 

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ブンコ2号です。

前回に引き続き、ベルリン映画祭レポートです。
本日は、桃井さんに引き続き、公式上映終了直後に行った
檀れいさんのインタビューを紹介します!

●「武士の一分」で映画祭に参加されての感想をどうぞ。

「国際映画祭ということで、大変緊張しましたが、ドイツ語での挨拶に
 お客様は大変喜んでくれて、この映画を温かく迎えてくださったことに、
 本当に感謝いたします。」

「上映終了後は、長い長い拍手に、エンドロールの最後、山田監督の名前が
 出たときにも再び拍手が起こり、作り手の一人としては、最高の反応を
 いただいたと思っています。嬉しかったですし、感無量です。」


●宝塚時代にも、多くの海外公演の経験をお持ちですが、今回初出演映画で
 世界三大映画祭のベルリン映画祭に参加されました。何か違いはありますか?

「宝塚時代の海外公演は、舞台上でショーを見せるものなので、今回とは少し
 とらえ方が違いますね。娯楽として、ショーアップされているものですから。
 『武士の一分』の上映は、先ほども申したように、一人の作り手として、
 日本文化や精神的なものを理解してもらえるかが非常に不安でしたが、上映終了後、
 お客様の笑顔を沢山見ることが出来よかったなと思いました。」


●また海外の映画祭に参加したいですか?

 「色々な映画を世界に届けたいとぜひ思います。それそれ文化も見方も違うので、
ぜひまた参加したいです。」


●日本にいる、山田監督、木村拓哉さんほか共演者へのメッセージをどうぞ。

「山田監督、いま無事に上映が終了し、ベルリンの皆さんも大変喜んでくれました。
 監督の名前が最後出てきた時は、再び拍手が起こり鳴り止まなくなりました。
 出演者の一人として、とても嬉しかったです。大丈夫です!!」

 「旦那さま、徳平、お元気ですか?桃井さんと二人で、ベルリン市民の皆さんの前で
 『武士の一分」を上映し、最後に大きな拍手をいただきました。この感動を言葉で
 伝えることは、大変難しいのですが、皆さんと一緒に作った作品が評価されました。
 報告します!」

◆ベルリン国際映画祭オフィシャルサイト  http://www.berlinale.de/


写真クレジット:(C)Kazuko Wakayama

 

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ブンコ2号です。

前回に引き続き、ベルリン映画祭レポートです。
本日は、公式上映終了直後の熱気包まれる中で行った
桃井かおりさんのインタビューを紹介します!

●『武士の一分』で映画祭に参加されての感想を。

「2年前、アレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』(2005)で、
 監督と一緒に映画祭には参加しているんですが、その時はあわただしくて
 あまり楽しめなかったんです。今回は『武士の一分』も、山田監督は
 いらしてないですが、すごくいいオープニングを飾っているので、どうにか
 ジョークでも言って、盛り上げようと必至です(笑)」

「私の監督作品「無花果の顔」はフォーラム部門で上映されてるんですが、
 映画祭期間中全部で5回上映されるので、自慢していたのですが、『武士の一分』
 は5回以上上映されることがわかりまして…。5回以上も上映されるなんてめったに
 ないんですよ。山田監督の時代劇は大変期待をされていて、今回はその時代劇の
 3作目なので、映画祭の審査員や関係者と食事をしたときに、私が『武士の一分』に
 出演しているので、内容に関する質問をたくさんされたんですよ。本当にたくさんの方から。」

●監督作品『無花果の顔』、ご出演作品『プルコギ』(特別部門:”食と映画”出品)に
 『武士の一分』と、3本もご自身が関わっている映画が映画祭に出品されている。
 感想をお聞かせください。

「本当に3作品も選ばれるなんて、大変光栄です。自分の映画はどうでもいいけれど(苦笑)、
 山田監督の映画は質問に関しても言葉を選びました。でも、日本語も英語も”桃井語”でね。
 皆を笑わせたわ!」

●日本にいる、山田監督、木村拓哉さんへのメッセージをどうぞ。

「自分の映画もあるんですが、それ以上に『武士の一分』を頑張ってベルリン中を
 走り回って宣伝しています。山田監督のベルリン訪問を、皆楽しみに待っていたのですが、
 私が代わりにちゃらけてみました(苦笑)。“うちの木村のことも”世界に向けてしゃべって
 おきました。役の以寧と同様に、おせっかいでおしゃべりな桃井かおりになっています!」
 
 
写真クレジット:(C)Kazuko Wakayama

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ブンコ2号です。

前回に引き続き、ベルリン映画祭レポートです。
今日はいよいよ公式上映の様子、レッドカーペットを歩き、
会場へ入場しました!ご覧下さい。

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2月9日19:00(日本時間:同日深夜3時)より、
ベルリン市内中心地に位置する約1000人を収容する劇場、
Zoo Palast(ズーパラスト)にて、パノラマ部門オープニング公式上映が
行われた。

会場は、この日のために用意されたベルリン映画祭の愛称を表す
「BERLINALE(ベルリナーレ:ドイツ語でベルリン映画祭)」の
ロゴが入った深紅のフラッグ&バナー、きらびやかな照明で装飾され、
映画祭一色に。

前売り券は既に完売。待ちに待った『武士の一分』の鑑賞に、
満席の約1000人の観客は胸高まっている様子。
ドイツ在住日本人の姿も数多く見受けられた。
若い学生風の男女からお年寄りまで年齢層も幅広く、『武士の一分』に
対する興味度が高いことがうかがえる。

小雪が降る中、会場正面入口に設けられたレッドカーペットを、
車から降り歩く一行。

レッドカーペット上には、ベルリン映画祭パノラマ部門ディレクター
コンペティション選定委員のウィーランド・スペック氏が、檀さん、
桃井さんに花束を贈呈し歓迎。「ようこそベルリン映画祭へ!!」
一行は、華やかなレットカーペットを笑顔で歩いた。

会場に入った一行は、中央の座席に案内され、温かな大きな拍手で
歓迎される。二人の着物姿の美しさに歓声とため息がこぼれる。

そして、いよいよ舞台挨拶開始。

桃井は、こちらでもすべて英語で。檀は、練習してきたドイツ語で
丁寧に挨拶。会場からは、いちだんと大きな大きな拍手が巻き起こった。

設置された、ベルリン映画祭パノラマ部門オフィシャルポスターに
サインをした2人。桃井は、「女優、そして『無花果の顔』監督として
映画祭に参加できたことがとても幸せです。」と英語でメッセージと共に、
サインを残した。

そして、上映終了後、ラストシーンが終わりエンドロールが始まる
タイミングで大きな拍手が沸き起こり、ほとんどの観客は席を立つことがなく、
エンドロールの最後、「監督 山田洋次」のクレジットが出たタイミングで、
ほぼ満席の会場から、もう一度大きな大きな拍手に、スタンディングオベーション!

観客と共に席で鑑賞していた檀と深澤プロデューサーが、席を立ち、後ろを振り返り
「Danke!Danke!(ダンケ、ドイツ語でありがとうの意味)」と挨拶をすると、
更に拍手は大きくなり、温かな拍手は長い間鳴りやまなかった。


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●深澤プロデューサー
「今日は沢山お集まりいただきありがとうございます。心からお礼申し上げます。
 山田監督は日本で新作の撮影中のため、本日は自分が来ましたが、これからご覧に
 なる皆さんの心に届くように、僕ら監督スタッフキャスト一同、一生懸命つくりました。
 今日はありがとうございました。」

●桃井さん
「私のパートは出番が少ないです。でもとっても強いです(笑)私が演じた以寧は、
 陽気な人間です。それは私とそっくりなので(笑)今回演じるのは簡単でした(笑)
 私はハッピーですね。いまここにいることが出来、本当にうれしく思います。
 今回、女優として、また監督としてベルリン映画祭に参加できたのですから!
 時間があれば是非、『無花果の顔(英タイトル:FACES OF A BIG TREE”)』も
 見てください。」

●檀さん
 「こんばんは。檀れいです。このベルリン映画祭にご招待いただき、大変光栄に
 思っております。また、山田監督と木村拓哉さんからは皆様によろしくお伝えください、と
 伝言を預かってきました。この映画を上映していただき、大変感謝しております。
 ありがとうございました。」

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写真クレジット:(C)Kazuko Wakayama
 
 

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ブンコ2号です。
前回に引き続き、ベルリン映画祭記者会見レポートです。
ぜひ、ご覧下さい!


◎質問:『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く次の作品を作るに
あたり、プロデューサーとして山田監督とどのように相談して決定したのか?

■深澤プロデューサー:「2作の時代劇を作り次はどうするか?
 とても大きな課題だった。再び時代劇に挑戦することは決めていたが、
 2作を超える作品を作らなければいけない。それは映画を作る僕たちの
 姿勢としてそのことを大事に考えて作り、また大変苦労した点でもあった。」


◎質問:主人公・木村拓哉との共演について。

■檀さん:「まず、この映画は私にとって初めてのスクリーンデビューでした。
 物語は大変魅力的でしたので、木村さん演じる盲目の夫を耐え忍びながら
 献身的に支えていく妻の役を演じる、大きな課題でした。撮影中は、自然と
 どんどん物語の中に自分が入っていきました。時に木村さんが、本当に目が
 見えなくなってしまったのではないかと疑うこともありました。大変刺激的な
 撮影の日々でした。準備について、木村さんとはお互い話し合ってというよりも、
 お互いの演技が上手くいくように良くなるように、気を使い合っていたと思います。」


◎質問:今回は言ってみればジャマ者役ですが、山田監督との仕事はどうだったか?
 また、木村拓哉との共演、彼は盲目役であったが、共演してみてどうだったか?

■桃井さん:「山田監督のことは大好きなんです。監督ははじめ私に、
 「(檀さんが演じた)加世役が桃井さんにとてもぴったりなんだよ」とおっしゃって、
 私もぜひ演じたいと思っていたが、それは誤解で…その役は私には若すぎたのよ(苦笑)
 演じた新之丞の叔母・以寧は悪人ではないけれど、とてもおしゃべりで、私に良く
 似てるの(笑)以寧を演じるのは非常に楽しかった!木村君とは、彼が15歳くらいの頃から
 良く知っていて、子供でした。チョコレートが大好きで今でもお子様です(笑)でも、彼は
 とてもハンサムで、私のタイプです。」


◎質問:桃井さんはご自身の監督作品『無花果の顔(英タイトル:FACES OF A BIG TREE”)』も
このベルリン映画祭に出品されている(フォーラム部門)が、同じ映画監督として、山田監督へ
アドバイスはありますか?

■桃井さん:「そんなことは言えません!言えません(笑)」


◎質問:妻が夫を支える献身的な態度をどう思いますか?

■檀さん:「自分の作った料理を口にした夫がそれに気づいてくれる。日本人でなくても
 愛する家族や夫や友人がいる人であれば、それはとても幸せを感じる一瞬だと思います。
 料理を作るって大切なことだなと、改めて感じました。」


ブンコ1号の感想:
檀さんも桃井さんも、お人形さんのようですね。。
きっとベルリンのみなさんも驚かれたに違いありません。。


写真クレジット:(C)Kazuko Wakayama

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