『はんなり ぴあの』板橋区のピアノ教室、おまきぴあの教室のブログ

ようこそお越しくださいました。 ピアノの練習やピアノ教育についての記事、また、演奏活動や日々のレッスン等々を綴りました。

♪「注意する」ということ

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上記タイトルの雑誌を、以前購入いたしました。
PHPのびのび子育てシリーズの、とある一冊です。

当時、どう手解きしたらよいか・・・四苦八苦していましたところ、
とあるスーパーマーケットにて、こちらの本と出会いました。

教室開校時から、心に決めていたことがあります。
‘傷つけるような物言いは絶対にしない’
‘感情的に叱りつけない’

とある子ども相手に指導をしている知り合いが、
‘子どもを叱るときは、自分や相手を怪我させるときのみ’と仰っていまして、
一時はそれを目標にしておりましたが、
‘技術を伝える’ということは。
時として、厳しいことを伝えなければならないことに気が付き。
そして、私の場合は上記二つを心に決めよう・・・となった次第です。

さて、今日部屋を掃除しておりましたら、
しばらくその存在を忘れていた、この雑誌を見つけました。

思わず、掃除の手を止め、しばし読む・・・。
いろいろと、考えるきっかけとなりました。
一度、読んでいる本(何度も読み返した)なのに、少し不思議・・・。

一つ。
また新たに心に留めておくことができました。

‘もし、自分のような先生が、私自身の先生だったら、どう感じるか’

当たり前のことですが。
当たり前のことが、やっぱり大切。
そんな風に思います。

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注意するといううこと

私は、頭ごなしに「叱る」ことはしないように心がけております。
「叱る」「怒る」ではなく、「その行為がどういうことか」を伝える。
そのように、心がけております。

人として、やらなければならないこと
人として、やってはいけないこと

ピアニストとして、やらなければならないこと
ピアニストとして、やってはいけないこと

それらに反することがあれば、見過ごすのではなく、その時一番近くにいた指導者と
して、「その行為がどういうことか」を伝えなければいけない。

どういうことがいけなかったのか。
どうするべきだったのか。
その子の行為によって、周りの人間がどういう気持ちになるのか。

丁寧に、伝えたいと思う。

注意を受けたその子は。
パニックになっているかもしれない。
悔しさで目に涙を浮かべるかもしれない。

こどもだからと甘やかすのではなく、
一人一人としっかり向き合って。
お互いの気持ちをきちんと伝えること。
大人の意見ばかりを押しつけるのでなく。

このことが、よりよいレッスン環境に繋がっていくと考えております。

“甘やかし”と“褒める、自信をつけさせる”とは全く違います。
生徒さんの性格にもよるとは思いますが、
緊張の原因は“自信のなさ”“必要以上のプレッシャー”だと思います。

私もそうでしたが、幼少(幼稚園から小学校低学年位)の頃は緊張しなかったのに、
ある日、突然緊張するようになった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

年齢が上がるにつれて、自分の置かれている状況が分かるようになり、
また、人前で失敗する事の恐怖などが実感してしまうことによって起こると思います。

そして、これは私だから思うことかもしれませんが、
数年でもピアノから離れると、想像がつかないくらいの緊張感を味わいます。
私は6歳から14歳まで、16歳から18歳まで、そして、大人になってからと習いました。
16歳からは、副科として習いました。

まず、緊張の怖さを初めて目の当たりにしたのは11歳の時です。
16歳からは副科だったため、気楽にうけていたのでさほど緊張はしなかったです。
しかし、大人になってから再び勉強した時…。
ものすごい緊張感に襲われました。

社会人になって、もう一度音大に行きたくて入学したのですが、
正直、入試のときはその状況を把握できなくて気楽に受けてしまったかもしれません…。
私は他にも大学出ているし、この学校に入れなくても学歴に傷が残る事はなかったからです。
もちろん、入学したいと心から思いましたし、仮に落ちていたらショックは大きかったと思います。

しかし、入学してしまうと前期後期の試験等ではそんな悠長な事を言っていられませんでした。
ものすごく緊張に襲われ、初めての前期試験で、まず、スケールが弾けなくなりました。

師事していた先生からは“極度の緊張症”とレッテルを貼られるくらい、
そこからの試験はボロボロでした。

私が師事した先生は、ものすごくハッキリ物事をおっしゃいます。
それが、余計プレッシャーに、トラウマになったのだと思います。

生徒は予想以上の緊張と自信のなさとの恐怖を持ち合わせています。
“アナタは緊張に弱い”
“止まったら許さない”
“どうせ、アナタの今の力じゃ弾きこなせない”
などなど…。自信を余計に失わせる言葉は生徒を潰すだけだと思います。
勿論、技術的なアドバイスは必要です。
そのような指導的言葉と、上記のような感情的言葉は全く別物です。
必要なのは“技術向上に対するアドバイス”であり、“感情的な言葉”は全く必要ないということです。

本番前のどんな言葉よりも、失敗をした時のフォローのほうが重要ではなかろうか…と思います。
どんなに悲劇的な演奏でも、一点だけでも褒めてあげる…。
それが次に向かう自信に繋がると思います。

例えば、止まっちゃってめちゃくちゃになっても…。
とりあえずステージ上で泣かなかったらそれだけでも褒める。

甘いかもしれませんが、生徒は先生が思っている以上、自分の欠点を分かっています。
それを終わってから、改めて他人が言う必要はないのではないと私は考えています。
そして、生徒は案外自分の利点に気がつきません。
だから褒めてあげる必要があると思うのです。

余談ですが、“芸術家の鬱の発症率が高い”とはよく聞く言葉です。
これはまさに、“自分の欠点は自分も良く分かっている。なのに他人からも言われる”
それなのに、“自分の良い点は分からない。気がつかない。誰も言ってくれない。”
だから、余計自信をなくし、“自分はダメなんだ”と思い込んでしまうのではないでしょうか…。。

“褒めるレッスン”“自信をつけさせるレッスン”
甘やかすとは話が全く違うお話です。
これらは、子供だけでなく、大人にも絶対に必要だと思います。

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