『はんなり ぴあの』板橋区のピアノ教室、おまきぴあの教室のブログ

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試験や音大受験について

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試験の選曲について。

試験やコンクールなどの選曲は、発表会の選曲とは大きく異なります。
発表会は“好きな曲”を弾く事が許されると思いますが、
試験などはスコアが発生します。
“点の入りやすい曲”“自分の利点を生かせる選曲”をしなければなりません。

その為には、何が得意なのか自分を知ることが一番大事かと思います。
そして、師事している先生にも聞く必要があると思います。
自分が得意と思っていることが、実は裏に欠点があって、その欠点が先生にとって“致命傷”だと思われていることもあるからです。

私は手が大きく、指が長いです。
そして、細い…。まさしく“白魚のような”です。
でも、手が大きいことを武器だと思っていました。
10度などは楽に弾けます。
なので、ブラームスとかシューマンとかが得意なのかと思っていました。

しかし、先生はそうは思っていませんでした。
確かに手は大きいけれど、ブラームスの重厚さを表現できるほどの体力、パワーがないと思っていたようです。
それに私が気がついたのは、試験間近になってからのことですが。。
当然、間に合わないのでそのままブラームスをやりました。

芸術を扱う以上、好みがありますし、やはり、好きなものをやりたいです。
でも、スコアを狙うというのはそれだけではいけません。
先生についてでも書きましたが、先生とのコミュニケーションで、どれだけお互いの事を分かり合って選曲にあたることが必要不可欠だと思います。
生徒だけの好みで選曲すれば、当然好きなものに偏りますし、
教師側は反対意見しか言わなかったら、生徒は反発しかしないどころか、先生に対して不信感を抱くこともあります。
童話の“北風と太陽”のようですが、“ダメ、ダメ”と否定ばかりでは生徒は納得できませんし、焦りが募って冷静に判断できなくなります。意固地に“やりたい曲”にしがみついてしまいます。
《なんで、この曲はその生徒に合わないのか》《こっちの曲のほうがこういう利点が生かせる》などと教師側も説明が必要なのでは…と思います。
勿論、そういう話ができるように生徒側がもっていく必要がありますが。

それができなかったことが、私の在学中の一番の後悔です。

試験の時の服装。
音大に入学するまで全く意識していませんでした。
演奏にばかり気をとられて。

一年の副科声楽試験の時、声楽の先生から試験の時の服装をすごく言われました。
・パンツ、TシャツなどカジュアルはNG
・靴はヒールのあるパンプス以外厳禁(勿論、サンダルやブーツも×)
私の先生は言わなかったけれども、他の先生は“前髪は上げて”とおっしゃる先生もいらっしゃいました。

なんでこんなに厳しいのかな〜??と疑問に思っていました。
主科ピアノですら、言われなかったから…。

ある時、先生に聞いてみました。
すると、“将来舞台に立つ人間として、今から慣らしているのよ”とおっしゃいました。

すごく納得。。
よく、“音大卒業したらプロだと思え”といわれていましたが、そういうことも全て納得できました。
と同時に、自分は音大に入学したんだということを、改めて実感しました。

音楽系部活と音大受験

私はピアノ科出身ですが、吹奏楽の名門校の出身でもあります。
私の出身校では、毎年、何人もの部員が、音大に進学しています。

ここでは、音楽系部活動と音大受験について私の考えをお話したいと思います。

全国大会に行くような名門校の部活動に所属すれば、音大受験に有利などという考えをよく聞きますが(実は私もそうでした)、それは誤解だと私は思います。

部活動と音大受験の共通点としては、楽器の向上や演奏上の音楽知識の取得など利点もありますが、合奏とソロでは求められるものが違いすぎるからです。

まず、合奏では“みんなでそろえる”事が第一条件になります。
音色、アーテュキレーションなどなど…。
例えば、私の高校では基礎練習はパートごとに合同でした。
これは、音色をそろえるには必要不可欠ですが、ソロとなると自分がどんな音色で奏でているのか、自分の音をよく聴く必要があります。
それには周りの音が邪魔になるのです。

また、個人練習の方法も違ってきます。
合奏だと、指揮者がいないとメトロノームであわせていました。
みんなで一斉に(といっても分奏ですが)メトロノームでテンポ上げということもありました。
従って、個人練習もメトロノームなしでは練習するなというくらいメトロノームは必需品でした。
それほどまでテンポ(あわせること)に対してシビアでした。

しかし、ソロならそのような練習方法は取りません。
もちろん、クラシックはまずはinテンポで演奏することが第一条件なので、ある程度まではメトロノームは使いますが、その後はテンポを揺らしたりしてメトロノームかけながら演奏することは少なくなります。
音色や音楽なども個人の表現になってきます。
全て、自分で理解して、自分で作り上げていかなければならないのです。
奏者=指揮者になるのです。

また、本番の緊張の度合いも全く違います。
吹奏楽コンクールなら50人でステージにあがりますが、ソロなら一人です。管や弦、歌などは伴奏者がいますが、ピアノは完全にひとりです。
ちなみに、私は吹奏楽では一度も緊張できませんでした。
周囲には“緊張している”と言っていましたが…。
勝手に“自分は本番に強い”などと勘違いしていました。
しかし、ピアノ試験で一人に舞台に立った時。
いままで経験したことがないくらいの緊張に襲われました。

一見、部活動で音大受験の勉強ができると思われがちですが、受験と部活動は全く異なるものだと思います。

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