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一ノ瀬文香いちのせあやかOfficial Blog

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先日、杉森茜と区役所に婚姻届を提出しに行ってきましたので、それに関連したご報告をします。


そもそも私たちは今年の2月頃、
任意後見契約書とパートナー契約書の2つの文面を行政書士に相談して作成してもらい、それを行政書士と公証役場に行って公正証書にする準備を進めていました。

しかし、文面ができあがり、公証役場に行く日取りを決めるときになって、茜がその公正証書の作成を「やめたい」と言い出しました。

茜から言い出される前から、私のほうでも思うところがありました。

2人で話しあって、行政書士の方には多少お礼をさせてもらった上で、作成を辞めました。

辞めた理由は、
「(行政書士にもお願いしているからというのもあるが)10万円もの費用をはらって、1つ1つ手間ひまかけて文面を作成し、公正証書にしても、結局は婚姻届に比べたら保障される割合がかなり低い。
そもそも私たちが婚姻できないのがおかしい。憲法だって同性婚を禁じていないのに、このように時間もお金もかけて行き届かない書類を作成するのは、おかしいのでは?」と、準備を進めるうちに思ったからです。

そんなわけで公正証書の作成を辞めることにしました。


そして、作成を辞めることにした少し前に、茜が「婚姻届を出しに行きたいな」と言っていたのを思い出して、
私のほうから「公正証書の作成を辞めて、結婚式の直前にでも婚姻届を出しに行こうか?」と、誘いました。

すると茜はとても喜んでくれて、オッケーしてくれました。


婚姻届を役所に提出するには、婚姻届の用紙とそれぞれの戸籍謄本が必要です。

戸籍謄本は、それぞれ事前に本籍地がある役所から取り寄せておきます。

取り寄せるための用紙は、役所のHPからプリントアウトすることもできるそうですが、私は近くの区役所に行ってもらってきました。

その取り寄せるための用紙を記入して、切手や返信用封筒なども一緒に入れて本籍地の役所に送れば、その役所から戸籍謄本が送られてきます。

戸籍謄本が揃い、婚姻届の用紙を記入したら、印鑑と(なるべく顔写真入りの)身分証明書も忘れずに持って、いざ届け出る役所に行きましょう。


実は私たち、元々は結婚式の直前に婚姻届を出しに行く予定でしたが、、、茜の諸事情により、結婚式後に出しに行くことに。

結婚式から数日後、いざ区役所へ。

専用窓口で、「婚姻届を出しにきました。」と要件を伝え、書類を提出。

担当者が書類の内容を一通り確認した上で、「女性同士なので不受理になりますが、どうしますか?」と、言った。

ここで「不受理」について窓口の一職員と議論しても意味をなさないであろうため、
「不受理になるのでしたら、不受理の理由を書いた不受理証明をください。」と、伝えた。


↓不受理証明について
http://shinsei.e-gov.go.jp/search/servlet/Procedure?CLASSNAME=GTAEGOVMSTDETAIL&menSeqNo=0000006415&id=300mint030000


すると担当者は了承した上で、書類の不備があった部分に追加や訂正をするように促してくれた。

そして、
「不受理証明の準備が整ったら電話でご連絡しますので、日中に連絡がつき易いお2人の連絡先を教えてください。」
「連絡後、婚姻届に使用の印鑑と身分証明書を持って、窓口にお越しください。いらっしゃるのは、どちらか片方だけでも大丈夫です。」
と、言われた。

丁寧でとてもスムーズな対応だった。

私たちが窓口に行ったとき、他に窓口を訪れている人がいなかったこともあり、区役所に滞在した時間は、20分弱だった。

茜は本名でメディアに出ているし、諸々のことから、先日結婚式した杉森茜&一ノ瀬文香とバレていたのだろうと推測している。


さて、それからちょうど1週間後、担当者から電話をもらった。

再度、婚姻届に使用の印鑑と身分証明書を持ってくるように伝えられた後、
来る日時を聞かれた。

「多分、明日の午後です」
と答えたが、正確な時間まで教えて欲しいとのことだった。

理由を尋ねると、「準備があるので」とのことだった。

「明日、仕事の合間に伺いますので、時間が分かりましたら連絡します。」と、伝えた。


そして次の日、
ひと仕事終えた後に、時間を電話してから区役所に向かった。
(茜は仕事だったため、来られなかった。)

窓口にいた方に、名前と要件を簡単に伝えたところ、
すぐに状況を理解し、担当者を呼んできてくれた。

前回対応してくれた担当者より上の役職であろう方が対応してくれて、前回対応の担当者は隣で話を聞いていた。


不受理証明と提出してあった婚姻届と戸籍謄本を受け取るため、身分証明書を提示し、印鑑を押した。


↓不受理証明。掲載のためにカットしたが、区長の名前と印鑑もある。

イメージ 1




不受理の理由は添付の通り、
「女性同士を当事者とする本件婚姻届は、不適法であるから、受理することはできない。」


以前、青森で女性同士が婚姻届を提出した際の不受理証明には、憲法24条が理由として書かれていた。

しかし、憲法24条は同性婚を禁じてはいないという専門家の意見があることから理由としておかしいのではと、ネット上でも話題になった。

そういうことから、どの法から不適法とするのか明確に提示はしなそうだと思っていたが、やはり思った通りにぼやかした回答となっていた。


窓口の担当者はご丁寧に、
「各都道府県県庁所在地などに家庭裁判所がありまして、もし、不受理の結果に不服の場合は、この家裁で不服申立をすることもできます。」
と、教えてくれた。

そして、すぐさま「そのようなご予定はありますか?」と、聞かれた。

私は、「結果を、特に理由を見てからでないと今後のことを考えられないと思っていましたので、これから様々なことを検討したいと思っています。」
と、答えた。


検討結果ですが、
ひとまず、結婚式の少し前(婚姻届を出すことに決めた後)から誘われていた、『同性婚に関する人権救済申立の申立人』になることにしました。

↓人権救済申立について(参考URL2つ)
http://d.hatena.ne.jp/keywordtouch/%BF%CD%B8%A2%B5%DF%BA%D1%BF%BD%CE%A9

http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/human_rights/moushitate.html


↓同性婚に関する人権救済申立人について
http://lgbt.sakura.ne.jp/lgbt/

↑のLGBT支援法律家ネットワークの弁護士から、申立人のお誘いを頂きました。


以上、婚姻届に関連して諸々のご報告でした。

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