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誉田哲也のジウサーガ/歌舞伎町シリーズの新刊、
『歌舞伎町ゲノム』
ゲノムって意は遺伝情報の総体であり、これがつまりは、
残念ながまたもや本作はお楽しみ御待ち兼ねの、
NWO/新世界秩序ミヤジ一派信者裏組織絡みの、
壮大なジウサーガの長編話じゃぁ無くって〜ぇ、
歌舞伎町セブンの面々が日常で巻き込まれる出来事、そしてそれが計らずともセブンの仕事となる事案を綴った、短編集に過ぎませんでしたとさぁ。
実はこの前に読んだ本が伊坂幸太郎作品だったので、伏線とか無駄に気にしちゃって無意味だったけどw、此奴はストレートに漠然一気読みもOKの御気楽娯楽の一冊かとw。
ただゲノムってその意図するところは、それぞれのセブンキャラクターに深く関わり、
その意味ではジウサーガのとっても奥深い重要な一冊となっています。
ただ誉田氏はこの歌舞伎町シリーズは、もろに必殺仕事人のイメージでw、
昔の時代劇から、それをモチーフとした西部劇に、マカロニウエスタンなんかまでオマージュしてかなり自由に遊んでいらっしゃってw、
また池波正太郎の、鬼平犯科帳・剣客商売・仕掛人藤枝梅安(陣内の得物はまさにw)へのリスペクトな作風でもあり、
エポで陣内の出す酒や肴の、本作では酒器も江戸切子とかなんて情報までも織り込んで、此れらもまたまた興味深く面白い♪。江戸切子のグラスなんてオイラも御祝儀御返しの高価な貰い物が有るが使えてなく今も食器棚の飾りに成り下がっているが、薩摩切子も好いよなぁ骨董クラスが一杯欲しいw、
エポの常連客ってか飯喰いにだけ出勤前に立寄る元気で明るいソープ嬢アッコも健在w、脳天気で可愛いこの彼女が出て来るだけで、毎度にグロなシーンもありの歌舞伎町シリーズは一転救われるよねぇ。
ジンさんの新メニュー三種チーズのひと口グラタンは食べたいよなぁw、アッコ持込みのコンビニ白飯でこれをドリアに作り直しアレンジしてあげる陣内のBARのマスタースキルにも感服ぅ!嗚呼食べたいぃ〜〜〜w。
ってか歌舞伎町シリーズって、まぁもう食欲酒欲に刺さることォw、
あと、ステーンって。シンちゃん行きつけの料理出すタイミングが微妙な中華料理屋で、この夏最初の冷やし中華も滅茶食べたくなりましたぁw。
さて、ここからは、
※ネタバレ注意!!未読の方は絶対に御遠慮下さいませ<(_ _)>!
セブンの欠員、7人目にはオイラが危惧していた土屋昭子じゃぁなく、
なんとイレーザー/掃除屋のシンちゃんが大抜擢っ!
このシンちゃんがまた好い、歌舞伎町シリーズ自体が人情噺なのだが、
ジウ以来の伊東美咲/ミサキの荒ぶらさや、無口で不器用な津原英太/ジロウ、関根組組長市川、警官の小川、それらを包み込む若き元締め斉藤杏奈と陣さん親子と共に、このシンちゃんはもうただただ好い!
そして本作「歌舞伎町ゲノム」は御法度ワードの5エピソードで語られます。
「兼任御法度」はジロウの章。
「凱旋御法度」は市村の章。
市村が可愛がる古参ホストのテルマの運転手エジプト人アイマンが、地下プロレス擬きの外道の遊びに巻き込まれた嬲り殺しの敵討ち。
「売逃御法度」は杏奈の章。
実は元キャバ嬢を担いでの、自分を殺して欲しい依頼者のセブンへの依頼で結果殺しは無し。ただこの精神的に病んだ男が語った台詞の「フルオリジナルのヴィンテージってのは、いわば病弱な美人だ。むやみに体にメスを入れたりしちゃいけないんだ。反対に、コンディションを保つためにパーツ交換をしたギター(これは骨董の何にでも変換可)なんてのは、健康だけが取り柄のブスだ。~中略~ お前だったら、どっちを選ぶ」ってのには、話にシュチュエーションは別だがオイラ共感も無くなかったなw。この野郎みたいにオイラは女を遊び道具にゃぁしないが、オイラも此奴同様ジンさんに殺して貰った方がいい外道かw。結局殺し/自死幇助は断わられてるけどw。
「改竄御法度」は新メンバーのシンちゃんの章。
民自党衆議院議員“飯崎輝”のJC買春記録のICレコーダー絡み。市川も大活躍の章でもある。これを裏で操ったか承諾の民自党“西野右輔”総理もこれからNOWに一枚絡んでくるのだろうか?、シンちゃんが偶然出会ってしまった陽奈を売ったコウキも屑だが、市村の落とし前の着け方も粋なストーリーだった。
「恩赦御法度」は陣内と土屋昭子の章。
何気にこれがNWO絡みのエピソード!ただ驚いた事にノワールでも少し触れられたこのNOWメンバーの、昭子の戸籍上夫でもあった“花城數馬”が、こんな茨城の警察拘置病院脱走事件から結局ここであっさりセブンに始末されてしまう。〜なんてNOWに使え怯える程度の下働きの小物だったってことにビックリ。ってか誉田氏のNWO話構想から突然梯子外された感じの呆気無さで、設定上で何か不具合でも生じたか?辻褄合わせられず邪魔にでもなったか?。
ただ本章は土屋昭子の生い立ち語りの興味深い章でもあり、昭子にただ憧れる谷本芳香には酷い災難であったが、やっぱりいつかこの土屋昭子はセブンのメンバーになるかもとの疑念は拭えない、
どうにもこの毒婦なのだが陣内に心を許す女は、彼の生き死ににさえ深く関わってきそうである。で、本作でセックスのわらしべ長者とまで自身を卑下する彼女が、何だかちょっぴり可哀そうで憎めなくなってきたオイラ、結局色仕掛けに堕ちるみたいでてんで駄目じゃん俺っw。
さて今回、掃除屋シンちゃんが杏奈ゴリ押しでw、メンバー入りさせられちゃった訳なのだが〜、
すると愛されキャラってか、御間抜けじゃぁないが心優しきキャラ、
それも“目”の者が小川とシンちゃんの二人と。ガッツリとカブってしまい、
これだとどっちかが近々死んでしまうなんてこたぁ、誉田氏はよもや考えてやしまいかとオイラはとっても心配だぁ!扱いからして小川くん危ない?脱退ならばまだいいのだが、
これがオイラの単なる危惧で済めば良いけれど・・・、で、土屋の加入?
個人的感想では第四話の改竄御法度は新メンバーのシンちゃん話なのだが、これが本作のメインな一話なのかと。
ハンニバルな食人ジョークにはオイラもまぁしてやられたがw、
それにこの章でミサキもジロウも整形してるって事実も明かされたし。
それでミサキと東のエポでの階段擦れ違いの言い訳も出来たかってかのは無理があろうw、東はそんな馬鹿じゃぁない。
何より今作はオイラ大好きな、近頃スルーってか出番が少なかった関根組組長市川の大活躍がとっても嬉しかったデス!、市川組長は誉田氏がどう考えているのか、オイラの脳内転換ではそれこそビジュアルは市村正親でしてw、
ここんとこ出番少なかったから本作でのこの2章の大露出は嬉しかったぁ♪
けどジウサーガったらの、伊崎基子/ミサキちゃんファンには少々物足りなかったかもだよね、決してケツにマイクは突っ込まれたくはないだろうけどさぁw。
さてさて次作こそNOWの大風呂敷拡げた長編と期待するが、
“左翼の親玉”“最後のフィクサー”ヤブキコノエなんて名前も本作で土屋昭子の口から出て来てるし、
死んじゃった花城數馬の沖縄基地の不動産売買なんてのも、
土屋昭子/蘭道昭子の養父の、帰化ロシア人蘭道千芸こと、故セルゲイ・ヴラドレーノヴィチ・ラドゥルフなんてのも、
次作に深く関わりそうだ!♪
一方、東警部補は赤坂署に栄転だそう。今回ジロウとの接近もあったし、
更にガンテツも姫川シリーズを飛び出して、
対NWO戦線にセブン側に加勢の参戦しそうな気配が満々となってきて〜。
こりゃオイラ嬉し涙ウルウルっ(爆)!。
さてぇ、今回誉田氏が挿み突っ込む小ネタ、
LARKの箱デザインが縦文字になったなんてそういやもう何時だったかw?オイラは健さんやジェームズ・コバーン、007もムーアにブロスナンもって憧れて、一時期ラークの白箱紫煙蒸かしてたっけかぁw。
〜なんて、それよりオイラはCC/カナディアンクラブのシェリー樽ボトルがもう大好物大好きでっ、
マッカランにファインオークの12年は聞き知っていたけれど、シェリーオークの18年なんてぇのが在ったなんて悔しくも今まで知らなかった、
もうもう、めっちゃこれが今呑みたいよ〜〜〜!
ヤマヤにあるかな?買いに行かなくっちゃ!!って、
嗚呼、なんと御値段は弐萬七千円+税で市場価格相場は参萬超えってかぁ、
高えええええええっ!
程度良いビンテージアンティークの時計が買えちゃうよ、
誉田さん、この蠱惑的な情報は罪だってばぁ〜w。
もう否定なんてしません。もう大酒呑みアル中の、似非読書家の、似非誉田ファンの、ジウサーガラバーな、
令和TVドラマ版「ストロベリーナイトサーガ」を憂う、
昭和アナログな弩変態中年アメカジ漢♂OOGIEデスw♪
デス系でヨーロッパで人気でメンバー皆が日本人のバンド“sigh”って、
バンドマンあがりの誉田氏の最近のお気に入り音楽はこんなのなのね(爆)、
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読書/※ネタバレ注意!!
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Lee101ネタはまだまだ続きますがw、オイラ大好きCOWBOY時代へと入る前に、
平成の内に語っておきたい暫しのブレイクタイムぅw。
さて、一体伊坂幸太郎氏の頭の中はどんなになっているのかw?
毎度毎度何ともすげえストーリーと仕掛けをよくぞ思いつくものだ!
『フーガはユーガ』
オイラ、遅ればせながらも既に読了、とっくに読み終えて居りましたぁ。
そして本作でもまたコテンパンにやられちゃいましたぁ〜(爆)♪。
ただ伊坂作品の真骨頂ではあるものの最高峰とまでは言えず、
本屋大賞ノミネートも結果10位は納得せざるを得ないかもだけれど、
断言して感動の佳作で間違いありません!
※早速ここから完全ネタバレ注意!!未読の方は絶対に御遠慮下さいませ。
ひとつでも貴方貴女が気付かれなかったネタや伏線を示せたら幸いデス。
オイラ読み進めていくに、今回こそはやられまいとw、頭の隅では先を読みつつ、伊坂氏の仕組んだオチを予測しながら、さながら推理小説の犯人探しに挑むみたいに邪心に塗れ読み進めちゃいましたがぁ〜、そして、
風我くんが恐らく死んではいないのであろう事と、誕生日の日付けは嘘で、二人がその日の入れ替わりを使って高杉に罠を仕掛けてとっちめようとしているのだろう、〜とまでは先読めましたが、
なんと!なんとそうきましたかぁぁぁぁぁぁ!!
結局はラストで、歳の所為か涙腺も緩んだオイラは完敗っ、
もう、うるうるうる・・・
ティッシュの束の御世話にぃ。
序盤のP44で、
後先を考えない現在進行形で生きている風我、
“風我が先に死んだら「あとは優我、せいぜい楽しく生きるんだぞ」とさっさと消えるのではないか。
一方、過去と未来のことばかり気にしている優我、
“たぶん、僕が風我よりも先に死んでも、風我やその先のことが心配で、どこからか眺めていないと気が済まないだろう。”
これが棘のように引っ掛かっていて、気にはなっていたのだが、
とっても切ないけれど、
死後の優我がずっと(若しくは誕生日に?)草葉の陰から風雅を見守り寄り添って、今も二人で一つの人生を送り続けているなんてことまでには考えが及びませんでした!
流石っ!見事なオチ、泣けるラストでしたぁ♪
しかし、伏線とその回収風呂敷畳み方はやはりこの人の物凄い才能だよなぁ、
感服することしきり。
フーガはユーガ 風我は優我 つまりそれは〜、
Whoが =(は) Youが 〜の入れ替わり、イコールであって、
1人+1人=2人であり1人でもある。一足の靴、コインの裏表、天使と悪魔、・・・
風我と優我の常盤/トキワ姓は“時は”って、
この時あの時の時間空間を意味して付けられたのだろうか?
伊坂氏の名前遊びはいつものことだしw。
“僕の弟は、僕よりも結構、元気です。”ってな御決まりとなった紹介文。これはワタボコリのそれは思い込みだよって分析にも一理あるしそっちが正解な気もするが、得意分野の割り振りとして兄弟の間では定番なのであろう。けど優我だってなかなか動けるぜ!この台詞も最後に・・・
帯のキャッチコピーの、
“僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。”
〜なんてのもまぁ言い得てて妙だっ!
釘の刺さった赤いシロクマのぬいぐるみ、此奴が根っこ。嗚呼・・・
このヌイグルミの大きさの表現はバスケットボール大であって、ボウリング球大ではないってのもちょっと面白い。
東北新幹線が関東の大雨による土砂崩れで停電停止は、高杉は乗車便に余裕取ってラッキーも、風我は巻き込まれアンラッキーな想定外の(外のw)アクシデント!、ボウリングボール。
特定周波数でコップが割れるとかに興味のあった、本当は賢いのにいじめられっ子だった中学生ワタボコリことワタヤホコル(誇?)のガラス窓の割り方、クラッカー、タクシー運転手に話し掛けられたらw、
小玉がSMショーをやらされていた叔父の家が高杉の隠れ家って、こりゃぁ連中は一蓮托生の一括りの一味のようなものなのだよねぇ。
優我と風我のハルタを喜ばすための変身ショー計画の内緒話に、同席した小玉ちゃんはアルコールに弱いのか?わざとお酒呑んで寝落ちなんて普通の女性なら狸寝入りの聞き耳だろってw、なんとも酷い目に遭った境遇ながらもう素直で可愛らしくて意地らしくも健気で、本作の救いの一つとなっている。
画竜点睛 閑話休題 などなどの言葉遊び、
あと他作品とのリンクも、
「優我って伊藤さんが言ってた案山子の名前に似てるね」って『オーデュボンの祈り』の優午のことじゃん。
優我の独りボーリングの隣りのレーンになったカップル、片腕の片端(決して差別用語で言ってませんがもし御気を悪くされた方が居られましたら御免なさい!)/隻腕なのにストライク連発の男って『砂漠』の鳥井で、なら連れは南だろうとか、
ただ唯一難癖付けさせて頂けるならばストーリー運び的に、高杉との待合せのファミレスへの道中で、ワタボコリの経営するシューマッハじゃないけどそう読めちゃいそうな店名の(一体なんだったのだろう?)、セキュリティーショップの前を優我が偶然通りかかるなんて、あまりにも都合の良過ぎる必然の設定は如何なものかと?
もう少し前から少し絡ませておくだとか、もっと自然で巧い構成も色々と可能だったと思うのだがこれだけはどうにも腑に落ちないw。
ところで本作は、基本的に優我が高杉に回想を語る形式で書かれていて、二人の誕生日の某日16時回の入れ替わり終了後から始まって、二時間後の18時回に二人は再度入替り逆転劇で高杉を撃退!(ただこの入替り丁度のジャストタイミングで優我が息絶えるって!?ってなツッコミは流石に野暮か、だいいちそこでもうオイラオイオイと泣かされちゃってるんだしさぁw)。
あとはエピローグであり、
大体僅か二時間プラス程度の三時間足らずの出来事なのである。
そしてこの小説自体が二〜三時間も在れば一気読み出来ちゃうってな、ひょっとして読了サイズまで計算されていたりもするのだろうか?だって何とでももっと話を膨らませて中編じゃなく長編小説にだって出来たろうに。嗚呼、伊坂幸太郎恐るべし・・・
また、今回の節の頭には、殺し屋シリーズの判子よろしく、
常盤兄弟エピソードにはあの血塗れシロクマのぬいぐるみの陰、
ワタボコリのエピソードには、いじめっ子広尾を驚かせやり込めたクラッカーの影絵が用いられていますw。
今回はそのポーズや細部が違うなどの凝った細工までは無いようですが?オイラ気付かなかったけど何か隠されてるの?、
しかしまぁ何とも見事な御涙頂戴な人情噺。
そして勧善懲悪!の、
悪役もなんとも糞・・・
二人の父親の下衆野郎っぷりもまぁ非道いものだし(母親も守ってもくれなきゃ他に男作って失踪なんてさ・・・)、それでハルコ・ハルタ母子にまで手を出すなんて、ハルタを誘拐して脅しハルコをレ●プなんてのは読んでいて胸が締め付けられて苦しい、
小玉の叔父の悪行悪癖、小玉ちゃんの扱いにも反吐が出るし。
雑魚悪人は卑しいし、
高杉に至っては。『マリアビートル』の王子のように人間性の欠片もひとつも無い、恐らく生れ乍らの腐れ外道だし。それも王子ほどの悪い意味での知恵や格ってもんすら持ち合わせちゃぁいなそうだし、甚だ苛立たしいだけの泥泥な鬼畜。
果たして常盤兄弟も自ら語っているように、弱者を憐れむ訳じゃなく俺たちの気が晴れりゃ良いってだとか、決して真っ直ぐ爽やかな若者ではないが、岩窟おばさんの影響も受けたか、
こんな状況下でもただただ屈強で真っ当な、多分ってか善人である。
挽回!これも本作のテーマの一つでしょう、
惜しくも命を落としてしまった優我も、ワタボコリも、優我の死を乗り越えて既に前を向いているように思える風我も、
白クマのぬいぐるみを渡した女の子の敵討ちは果たせて、これで過去の呪縛から解き放たれただろうか。
さて、猟銃で撃たれ負傷したワタボコリ/ワタヤホコルもきっと無事回復して、ワタヤ夫妻にも無事子供が生まれている事であろう。
そして、風雅と小玉の間に生まれた双子の娘達が、あの能力を受け継いだのか?それともあれは風雅の軽口の冗談だったのか?
〜は読者任せとなって居り、
定番なやり口だが嫌味なく、小気味良い〆だと拍手したい♪
“ワタボコリ、いいか、跳んでくるぞ”
そう言って、親指を立てて息を引き取った優我が、
オイラはもう愛おしくて堪らない、
作中触れられてはいないけれど、まさか彼がチェリーボーイでこの世を去ったとは思いたくはないが、いや中二病的に天使のような純真無垢と理解してそれで納得した方が潔く良いのだろうか?
作者/伊坂氏の、意図/本心/見解/正解がとっても知りたい、
似非伊坂ファンの似非読書家で、
古典とか純文学を恥ずかしながら全く読んできていないから、
文盲、不勉強を今更後悔しても始まらない、
とっても、駄目駄目お馬鹿な、馬革鹿革レザーものが大好きな、変態中年アメカジ漢♂OOGIEデスw♪
♪
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結局、読了致しましたぁ。
ボーダレス/誉田哲也
オイラは誉田作品の武士道シリーズやらの青春物は全く読んでいないのですが(一応、映画『武士道シックスティーン』は観ていますがw)、
それらと猟奇的なサスペンス・ミステリーシリーズとの中間域に在るのかな?
実は酒も入ったままに深夜一気読みしたもので、伏線とその回収の見落としもあるかも知れませんが、
ライトノベルっぽいのかなぁ?軽〜く読み切っちゃって。
全く誉田氏らしくないってのが読み終えてまずの感想デス。
※ここからはネタバレ注意デス!未読の方は御遠慮下さい!!
ストーリーは4つのエピソードが其々進み、
序盤に作家志望の女子高生/片山希莉の書き掛けの小説の内容から、これはひょっとしてSF的要素も含む時空間話なのかと、伏線を探し深読みする癖が有る読者だとミスリードされちゃいますが〜w、
最後はしっかり全てが現実の同時進行で一つにまとまるってぇな仕掛けです!
こうした構成は、まるで伊坂幸太郎みたいな作風なのだがw、残念其れには及ばないと言おうか偶然なんて都合のよい言い訳の物書きのトリック止まりであって、時系列を自由に操る伊坂氏の魔法の域じゃぁないんだよね〜。
伊坂氏もホワイトラビットでは作家目線の解説文言を作中で語っちゃったりしてさぁ、そりゃ流石に反則だろうってオイラはブログネタに書く気が起きなかったんだけどw、ストーリーは良く錬られてただけになぁ、
「ボーダレス」本作は、
なんか軽いんですよ。まぁコッチが好きな人、こっちで充分な人も特に若いコなら大勢いるのだろうけれど、ジウサーガ、姫川シリーズのファンには物足りないかも。
3つの平凡な日常を壊す、もう一つの歪んだエピソードの、
この“事件”を起こしちゃう女間諜の篠塚麻耶は、
悲しいかな、結樹は事件当時には遠くカナダで、恐らく父の命の軟禁状況下であり、
麻耶は性転換も虚しく妄想に囚われ、そんな勘違いから全く関係ない他人を巻き込む凶行へと走ってしまい・・・、
でも、
気付けば市原琴音も八辻孝蔵も一命を取り留めたし、本作では誰も死んじゃァいない♪
なるほど、タイトルのボーダレスってのは、小説空想の世界と現実世界と、視覚と盲目の世界、それぞれ4つの日常の、境が無くなる、
また♀💛♀ジェンダーレスの恋ってこともかぁっ!
さて、
本作にはストロベリーナイトの話も市原家の会話の中に少し出て来るし、
エピローグもまた興味深く、
片山希莉の親友の女子高生の森奈緒は、交通課勤務だが刑事志望の警察官となっていて!彼女はこれから姫川シリーズにでも登場しそうな予感がするw。
また柔術家の娘の二人姉妹、盲目の妹の圭(圭/ケイと結樹/ユウキって中性的な名前/男女どっちにもとれるってのもミスリードの誘い!)は、父と一緒に柔道インストラクターになっているのでともかく、
姉の八辻芭留は海洋関係の仕事に就いていて、
これがネッスイコウショウ(捜査一課を捜査一家って勘違いする憎めない或る意味主人公で語り部の奈緒には解らなかったようである)/熱水鉱床なんて、ジウサーガ/歌舞伎町シリーズの沖縄海底資源の話にでも、芭留はまた絡んで来そうだぁ!
楽しみゝゝ♪
あと麻耶の色仕掛けも通じず正道を諭すなんて、真っ当っぽい政治家で、希莉の親戚筋っていう“金島慶徳”の名前が出て来たのは意味が無い訳もなく、次どっかに出て来そうだからチェックしとこう(民自党の鴨志田勝の宿敵とかの正しき人物/政治家だったら好いなぁ、心強い!)。つまり奈緒の再登場の可能性の期待もますます高まる♪
話は逸れるが、喫茶“ドミナン”市原静男&緑梨の娘、琴音の妹の叶音のリスペクトするギタリストの名前が、
ラリー・カールトン(オイラはフランク・ギャンバレ派だが)とか、
スティービー・レイ・ボーンはオイラのブログでも何度か紹介しているほど大好きだし、
って誉田氏は作家デビュー前はバンド活動していて、音楽の好みは似ているのかも〜♪
奈緒と希莉のクラスメイトの陽気なぶっ飛びキャラ足立紗子の年の離れた彼氏、アメ車乗りでビリー・ホリディとサッチモ好きジャズ好き、だけどいかにも〇雄っぽいってオジさんのアンディが、
麻耶にスタンガンであっさりとやられてしまったことだけが、御同輩と親しみ持っただけに嗚呼何とも口惜しいw、
そんなアメカジ好き、ジャズ好きなヲッサン、ミステリー小説も好きな、
昭和の中年アメカジ漢♂OOGIEデスw♪
子犬のワルツ 麻耶と結樹の逢瀬💛にってw
Larry Carlton - Room 335
Stevie Ray Vaughan - mary had a little lamb
おまけ
Frank Gambale-Spike's Song
もう一発!Frank Gambale - Passage
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さてな〜んだ?
誉田哲也のジウサーガ、
歌舞伎町シリーズの新刊
『歌舞伎町ゲノム』が発売されましたね♪
1月21日の発売予定でしたが既に店頭に並んでいるところもあるようデス!
こちらは入荷はしているようですがまだ棚には出していないそうで〜w、
さて、どうしよう。
店内MAPの■マーク付近ったって表示されないし〜〜〜、
端末の前で頭傾げていたらば、
まだ出してないだけ、ちょっと待ってて下さいって頼みもしないのに店員が持って来たんだけど、
どうしようかな?
購入して読み終えたら早々に売っちまうか?それとも図書館に入るのを待つか?いっそ訂正加筆もあるかもの完成形の文庫化まで待つか?
単行本は嵩張るし、娯楽小説なんて置いといても大概は邪魔っけだしなぁ、シリーズ物はそういやあの時のって調べ読み返すこともあるかもだけどそん時はそん時で何とかなるもんだしやっぱ邪魔・・・
どうしようか只今お悩み中の似非読書家/似非誉田哲也ファンのアメカジ漢♂OOGIEデスw♪
ネット上にあるこのイメージイラストは誰が描いたものなのか?ジウサーガ読み込んでいなさそうだなぁ、誰一人として全くイメージに共感持てないw。
上岡は死んじゃったんだよな〜、
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先週発売の誉田哲也氏の新作は書下ろしの『ボーダレス』!
題名からしてジウサーガか姫川シリーズの新作かと思いきや、
どうやら主人公の女子高生目線で語られる、彼女を含め4つの日常/エピソードが“ボーダレス”にクロスオーバーして展開するサスペンス劇で、独立独歩した作品のようだ。
〜なので急ぎ読むかどうかはオイラは未定w。
ところでちょっぴり失敗しちゃったかなぁ?
いやいや残念ガッカリだったってのが〜、
宝石ザミステリー Blue 2016/12/15発売に掲載の、
『それが嫌なら無人島』を、
ついついオイラ読んじゃったんですよォ。
だって、こちらこそ題名からして多少おふざけ入った独立短編かと思ったらばぁ〜、
なんとこれが『ノーマンズランド』の後日談ってか、
ノーマンズランドで本来は姫川班が担当していた筈のあの、
“青戸三丁目マンション内女性殺人事件”が解決に至るまでの御話しでしてぇ〜!!
つまり、これ、『それが嫌なら無人島』は、
姫川シリーズの次作単行本化時に収録されるかもと思われるので、
流石に内容はまだ触れないでおきますが〜、
万が一の未掲載スル―な場合は補完の必需ストーリーなので、ノーマンズランド読了者様は、先手を打ってキープ/購入されておいても、後の祭りの後悔よりは無難なのかも。
ただ良く出来たストーリーとは思うものの、ノーマンズランドの世界観からしたら随分とまぁこぢんまりとした背景だったもんで拍子抜け。〜の短編。
但し、今後の展開的には振り込め詐欺グループ仕切るコガリュウヘイはこの事件繋がりで追われることであろうし、
北朝鮮の工作員絡みのノーマンズランドの本筋のストーリー次作には期待っ♪
とにかくもう取っ散らかったままで未回収のエピソードや登場人物が放置ってなノーマンズランドですからw、
オイラ、もうこの話の続きが気になって気になって仕方が無いっ!
ボーダレスなんて書いてんじゃねえよっ!そんな暇があるならさぁ、とっととやることやれよっw、続きを書けよ!
でなきゃ、大風呂敷拡げるジウの新作を早よ書けよっ。
って、勝手な欲求で我儘なエゴ読者の、恐らくは誉田哲也ファンの、
「なんにもない。まさにド田舎だ。」雑木と海以外、なんにもありゃしない。勝俣だったら半日で精神に異常を来しそうだ。
〜だそうな、柏崎市が住まいの、
俄か読書好きな中年アメカジ漢♂OOGIEデスw♪
※結局『ボーダレス』読んじゃいました〜ぁw、
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