それぞれの「一握の砂」

自分自身の「一握の砂」(551首)の歌をつくってみませんか。

一握の砂〜551首

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啄木の「一握の砂」の歌を一首ずつ取り上げていきます。
全部で551首あります。
その歌をもとにご自分の歌をつくってください。

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「1.東海の・・・」の歌は、110ページには表示されていません。
こちらからどうぞ →「1.東海の・・・」


かなしくも
夜(よ)明(あ)くるまでは残りゐぬ
息(いき)きれし児の肌(はだ)のぬくもり
 夜明けまで息絶えし児を抱きたる親の悲しみさこそありなめ
 [ goto_roppei ] 2008/3/3

 我が老いのゆくて思えばさまざまの悲惨の末路ただに浮かべり
 [ goto_roppei ] 2008/3/3

 かなしくも
 変わりはてたる妻なれど
 肌のぬくもり昔と変わらず
 [ 未定 ] 2006/12/1

 夜明けまで 娘を待つ日 いつまでか 母の心 休むことなし
 [ ほのか ] 2006/11/28

 別れ道 二つの心 揺れ動き 道の導は 何処へ向かふ
 [ さやか ] 2006/11/25

 あかつきに後姿を見送りて
    この身に残るぬくもりを抱く
 [ 七彩乃風 ] 2006/11/9

 風吹けば 風に委ねる 危うきこころ 萩咲く夜に 哀し紅ひく
 (滝)'06.10.4

 旅たちの 父の素顔が 忘られず されど悲しみ 今だないまま
 (mi6044ko)'06.9.16

 かなしむな
 衰え呆けて老いたとて
 赤子帰りじゃ赤子で死のう
 [ 一郎 ] 2008/2/29

 叫び声
 夜が明くるまで絶え間なし
 どこが悪いかどんな患者か
 [ 一郎 ] 2005/7/6

 かなしさを
 受けとめ癒す
 友は夜
 無情や有情
 新生の朝
 [ 一郎 ] 2010.3.19


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底本:「日本文学全集12 国木田独歩 石川啄木集」集英社
   1967(昭和42)年9月12日初版発行
   1972(昭和47)年9月10日9版発行
※冒頭の献辞と自序は、「啄木全集 第一巻」筑摩書房、1970(昭和45)年5月20日初版第4刷発行から、補いました。
入力:j.utiyama
校正:浜野智
1998年8月11日公開
2004年5月19日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/ で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
かなしみのつよくいたらぬ
さびしさよ
わが児のからだ冷(ひ)えてゆけども
 厳しかる冬も間なしにさりゆかむ指温む季間近ならめや
 [ goto_roppei ]2008/3/3
 
 父と子の絆未だの躯抱き呆然たりし姿偲ばゆ
 [ goto_roppei ]2008/3/3

 かなしみの 世を儚んで 生きるより 明るい明日 希望描いて
 [ さやか ] 2006/12/10

 かなしみの なかなか癒えぬ 侘びしさよ 思い出すのは 彼の人のこと
 [ ほのか ] 2006/12/10

 北山の 滝又の滝 溢る音 哀しみの森 一道をいく
 (滝)'06.10.4

 この冬は指先の冷え堪らずに
 カイロを使う
 カイロ様様
 [ 一郎 ] 2008/2/28

 時という
 悲しみ癒やす良薬は
 じっくり効いてなつかしさへと
 [ 一郎 ] 2006/12/10

 わが父の死を聞きながら
 平穏な心で居れた
 死を悲しまず
 [ 一郎 ] 2005/7/6

 かなしみに
 耐えられぬほど
 意気地なし
 だから逃げます
 かなしみの元
 [ 一郎 ] 2010.3.18


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底本:「日本文学全集12 国木田独歩 石川啄木集」集英社
   1967(昭和42)年9月12日初版発行
   1972(昭和47)年9月10日9版発行
※冒頭の献辞と自序は、「啄木全集 第一巻」筑摩書房、1970(昭和45)年5月20日初版第4刷発行から、補いました。
入力:j.utiyama
校正:浜野智
1998年8月11日公開
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底知れぬ謎(なぞ)に対(むか)ひてあるごとし
死児(しじ)のひたひに
またも手をやる
 懐炉の歌生身の生を鮮やけく伝へ来たりて心揺すりぬ
 [ goto_roppei ] 2008/3/3

 底知れぬ 闇にひかりし 白き石 わが夫の声 なにか密めく
 (滝)'06.10.4

 カイロ入れほんのり温い手袋を
 両頬に当て
 つかの間の暖
 [ 一郎 ] 2008/2/27

 もし運が悪かったなら
 この命亡くなっていた
 生に感謝す
 [ 一郎 ] 2005/7/5

 底知れぬ
 深い悲しみ
 襲うから
 知らぬ振りした
 父の死に目を
 [ 一郎 ] 2010.3.17


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   1967(昭和42)年9月12日初版発行
   1972(昭和47)年9月10日9版発行
※冒頭の献辞と自序は、「啄木全集 第一巻」筑摩書房、1970(昭和45)年5月20日初版第4刷発行から、補いました。
入力:j.utiyama
校正:浜野智
1998年8月11日公開
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死にし児の
胸に注射の針を刺す
医者の手もとにあつまる心
 注射針の光れる歌は胸を打ち想いを語る言葉あらざり
 [ goto_roppei ] 2008/2/26

 逝きし子の 白き骨の粉 海はらに 父のもとへと わが手でまきぬ
(滝)'06.10.10

 朝と晩
 腹部に注射インシュリン
 検査値だけは見事に異常   
 [ 一郎 ] 2008/2/26

 死にし児の
 悲しみ癒やす
 新しき命授かれ祈るしかなし
 [ 一郎 ] 2005/7/4

 道端に
 黒い塊
 顔そらし
 見ぬ振りをした
 後ろめたさよ
 [ 一郎 ] 2010.3.16


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   1967(昭和42)年9月12日初版発行
   1972(昭和47)年9月10日9版発行
※冒頭の献辞と自序は、「啄木全集 第一巻」筑摩書房、1970(昭和45)年5月20日初版第4刷発行から、補いました。
入力:j.utiyama
校正:浜野智
1998年8月11日公開
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おそ秋の空気を
三尺四方(さんじやくしはう)ばかり
吸ひてわが児の死にゆきしかな
 みどりごの儚き命を哀しめる晩秋の風は冷えて身に吹く。
 [ goto_roppei ] 2008/2/25

 拾い猫慣れ棲みおれば愛しかり汝と我とは生を共にす。
 [ goto_roppei ] 2008/2/25

 夕くれて 熟し柿落つ 音のして 虫の声はたと 鳴きやみぬ畑
 (滝)'06.10.10

 かたわらのネコのイビキを聞きながら
 出合った縁を
 思い出してた  
 [ 一郎 ] 2008/2/24

 近き地に
 居ながら行き来ない姪の
 児の不幸にも力になれず  
 [ 一郎 ] 2005/7/3

 この冬に
 姿を消した
 オス猫は
 きっと生きてる
 死んではいない
 [ 一郎 ] 2010.3.15


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   1967(昭和42)年9月12日初版発行
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