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アメリカの大統領選挙、すばらしかったですね。
予想通り、オバマ氏の圧勝でした。
残念ながらスピーチは聞けませんでしたが
新聞を読む限り、何かが変わる気がしますね。
ガラスのうさぎ
高木 敏子
フォア文庫 540円+税
娘が「読め読め」というので読みました。世に言う「名作」というものを僕はあまり読まなかったので、こういう名作(つまり子供が学校で習うような教材)は、できるだけ目を通しておいた方がよいと改めて思いました。
戦争モノというのは、なかなか読むのがつらいですね。もともと悲劇を前提に書いているので、どの部分をとっても涙が止まりません。野坂昭如の「火垂るの墓」なんかもそのひとつですね、あれは映画でしか観てませんが思い出すだけでジーンとしてしまいます…
「改札口の方から駅員さんが戸板に人をのせ。上からむしろをかぶせて運んでくるのが見えた。わたしは、この人も死んだのかしらと思いながら、むしろからぶらさがっている足を見た。あっ、その靴、と思うと、もう夢中でむしろをめくった。『お父さん、お父さん、どうしたの。』と、父の肩をゆすった。でも父の大きな体は、びくっとも動かない。右のこめかみの所から、血がどくどく流れている。青黒い顔をして、めはあいたまま返事をしない。父は死んじゃったのかしら、そんなはずはない。わたし一人のこして死ぬわけがない。」(P62~63)
戦争は悲惨だとは言いますが、とにかく肉親を失うことほどつらいことはありませんね。あらためて子を持つ父親として痛切に感じざるを得ません。
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