タイゾーのシンガポール読書日記

日本を離れて久しいですが、面白い本があればすぐに買って紹介します。

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思考の整理学

すっかり時間が空いてしまいました。
その間、タイの空港封鎖やインドのテロなどいろいろとありましたが
やはり景気はいまいちです。めげずに頑張りたいと思います。



思考の整理学
外山 滋比古
ちくま文庫 520円+税

今、書店でもベストセラーになっている本ですね。もっともこの本が上梓されたのが1986年、今から20年くらい前だということを考えると、人間の思考や整理についてはこの20年ではほとんど進歩していないことがわかります。
内容はすごく(恐ろしいぐらい)シンプルですがわかりやすいです。
「人間には、グライダー能力と飛行機能力とがある。受動的知識を得るのが前者、自分でものごとを発明、発見するのが後者である。」(P13)
「“時の試練”とは、時間のもつ風化作用をくぐってくるということである。風化作用は言いかえると、忘却にほかならない。古典は読者の忘却の層をくぐり抜けたときに生れる。作者自らが古典を作り出すことはできない。」(P125)
この本では、先人たちの知恵を元にどの様に思考を整理するかを上記のように端的に述べているのが特徴です。
後半では、少々難解な内容も出てきますが、比較的この手の書物としては読みやすい部類に入るのではないでしょうか。20年の歳月を経て、ベストセラーになるのですからこれも古典のうちかもしれませんね。


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