|
日産のGTRですけど。
今のように1千数百万で販売されるようになってからはどうか知りませんけど、2008年に最低価格800万で売りに出されたときは、作れば作るほど赤字、売れば売るほど赤字、という評判がたった。私も、少なくとも、800万の販売価格では採算があわない、というのは本当だと思います。
制作者側は2000万ほどを要求し、「それでも売れるから」と言ったのを、カルロス・ゴーンの鶴の一声で800万になった、という伝説もあります。
それでも発表しなければいけないフラッグシップ、というのが存在する。
作れば作るほど赤字、という点ではカワサキのバイク、H2Rも同じだ。Rがついて500万、Rがなくて280万、どっちでも間違いなく赤字だ、という話です。
それなら、乗る方には応分の覚悟が必要だ。
話は変わってフェラーリ。
有名な話がある。ある会社員が必死で一億円を貯めた。フェラーリの代理店を訪問した。新車を注文しようとしたのだが、彼が「がんばって一億円貯めた」といった瞬間、販売員は「あなたには売れない」と言い出した。
驚いて理由を聞く会社員に販売員は説明する。
がんばって、お金を貯めるような人に、フェラーリに乗る資格はないのだ。一億なんかすぐそこにある、すぐに出せる、という人にしか、オーナーになる資格はない。
とても分かりやすい話だ。そう説得された会社員がどうしたか、私は知らない。
販売員が教えていることは、たいそうシンプルだ。
フェラーリには、それが要求する「人生」が存在する。
金じゃないのだ。(まぁもちろん、金とは無関係じゃないが)
日産のGTRに話を戻す。
GTRにもGTRが要求する「人生」が存在すると、私は思っている。
その人生を手に入れた人がどんな顔をしているか知らない。しかし確実なことは、その人生を保有している人は、駐車ぐらいきちんとする。フィットネスジムの駐車場に車を駐めるのはいいとして、区画を示す白線を「またいで」つまり2台分を占有したりしない。
何を考えているのだろうか。
線上に車を駐めると、自動的に隣の車とは間隔があく。「近くに寄せるな、お前がドアを開けたときに傷が付くかもしれないだろ」。
なんて貧乏な!
そんなことを気に病むなら、はじめからGTRなんかに乗るな。お前には軽自動車がふさわしいよ。(軽自動車オーナーの皆さんごめんなさい)
日産のディーラーも、客の顔を見て車を売ったほうがいい。
私?
安心してください。私は買いに行きません。私はクラッチのついた乗り物にしか興味ありません。
|
全体表示
[ リスト ]



